クッキー作り

 クッキー作り

 本日知事選挙の日。
日が差したかと思えば、急に暗くなりあられが降ってきたりして、不安定な天気でした。

午後は娘の家で、孫も一緒にクッキー作りをしてきました。
(武骨なやつは孫によるもの)

「こんなに、ばあさんに出動してもらうつもりはなかったんだけど。」
娘は済まなそうにそう言いました。
「仕方ないさ。こんなことできるのも、今日までだ。」
と私。
私の仕事が始まって、孫の保育所が始まって、慣らし保育も終了し、娘も働き出す。
そうなったら、少しずつサイクルが整う・・・で・・・しょう。
・・・ん?その頃には連休がやってくるのか?
まあ、いいよ。
やりたいことたくさんあるけど、後回しだよ。
ブログにかまけてなければ、もう少し家のことてきるんだけどね。

クッキー焼けた

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娘によれば、クオリティーは低いし、焦げちゃったしというのですが。味は上々、
こちそうさま。
ああ、雪が止んで日が差した。
いい眺めだなあ。
私は日の差す暖かい床にゴロン。
あたたかいないあ。気持ちいいなあ。
このまま眠りたいなー。
クッキー食べてお昼寝モードの孫と共に身体が緩み、眠気が差しました。

ウトウト、ほー。



でも、ほどなく
「えいや!!」
と起きました。

 住宅まわりにワラジ虫退治の薬を撒いてやり、我が家にもどって来ました。
私はワラジなんぞ、怖くもなんともないのだけれど、娘は怖いと言う。
しかも、この住宅、いつも間にかワラジやら、クモやらてんとう虫やらが侵入するので辛いと言う。
だからばあはが、薬を撒いてやったのです。
「ワラジのどこが怖いの?」と言う私はおおぶりの蛾がダメ。
コンビニのガラスに貼り付いていたりしたらもう、入れない。だからね、相手が苦手だという気持ちは理解してやらんとね。


 家にもどってしばらくしたら
ああ、もう夕方だ。
でも、今日もブログ投稿できました。

汚い!!そして恥ずかしい・・・

知らなかったとはいえ・・・

 娘の家に新しいトースターが届きました。
その荷をほどきながら言うことには、
「ほとんどのトースターのここが、引っ張り出せるんだよ」。
・・・大抵のトースターの底は引き出せるようになっているというのです。

「え?そうなの。」
で、本日、手を差し入れそっと引っ張ってみました。
f:id:kyokoippoppo:20190406192720j:plain:w330:leftあっけないほどの手軽さで、底面が引き出されてきました。
!!!
何だ、知っていたなら、
こんなに簡単なら、
・・・・・・・・・・・・こんなになるまでに汚さなかったのに。

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お恥ずかしい限りの汚れようです。
私は、これの掃除のために床に新聞敷いて、トースターを逆さにして、パンパン叩かなければならないと思いこんでいたのです。
それにしてもこれを、この汚れようの正当な理由にすることはでかさませんね。
分かっています。
この汚れの原因は、どうあれ私の不精です。
でも、ふふふ・・・。
今日はピカピカにしちゃうもんね。

ふたをバンバン‼️

 荒くゴミを取り除き、洗剤を吹き付けて汚れを浮かしておく間に、本体のパンかすや焦げも綺麗にしようと思いました。(まっ、とーぜんですわ!)
特に、明け閉めする扉の継ぎ目が汚れていました。
歯ブラシで、こそげてはパンパンとふたを開閉して、落ちてくる焦げやら、パンかすやらを確認して小さな快感にひたっておりました。
ところが、その作業が悪かったのでしょうか?

折れたガラス管とモチベーション

 ふと向けた視線の先に、電熱線を囲むガラス管の割れが見つかったのです。
こ、壊れたのか?
早速検索してみました。
このような、トラブルは少なくないようで、数件の質問と回答がすぐに目に留まりました。
修理できないことはないようですが、おおかたは、「トースターは比較的安価なので買い換えてた方が良いでしょう」という回答でした。

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 電熱線がショートさえしなければ、使用に差し支えはないようですが、このトースターをお掃除したばかりに寿命を縮めてしまったことは確かです。
・・・となると、底面をピカピカにしようという気持ちも急速にトーンダウン。
もう、いいや。

夫の製作物

ショボいブログになりました。
サムネイル画像がこれではあんまりなので、夫の製作物を紹介し、こちらを画像にしました。
前日作った1作目の作品に対して、娘があんまりに感心し喜んだものですから、すぐに2作目を完成させたのです。
1作目はこちら。上の部分は流木です。

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2作目がこれ。上の部分は””木の化石”のようなものなのだとか?
ネット画像に出ている「木の化石」画像とは似ていないのですが、そのようなものらしい。

3に関わる話

 年に3回

 小学校の支援員として働いている私は、年に3回雇用が切れます。
(夏休み期間、冬休み期間、春休み期間)

 春休み・・・先生方にとっては大変忙しい日々となるのですが、雇用切れで出勤から解放される私は例年のんびりと過ごします。
しかし、今年に限っては故郷に戻って来た娘の引っ越しに加え、長男の帰省もありで、大変慌ただしく過ごしました。
入居先の掃除に始まり、引っ越し、片付け。
引越し後も役場での手続き、車の保険の手続きと用事が続きました。
仕事を決めるための面接(アバウトながら)が昨日済み、仕事が決まったことで、保育所入所の手続きをようやく本日行いました。
娘の用事ながら、孫の相手のために私は度々出動しました。
その甲斐あってか、私の春休みの期間に、ほぼ全ての心配ごとを片付けることができました。
私は本を読む暇もありませんでしたが、それでもブログだけはせっせと書き上げました。
ブログを書くことは、私の生活のルーティンになりつつあります。
今回は春休み最後の一日について綴ります。

空に3本

 孫が私に会いたがっているという連絡を受け、いそいそと出かけようとしたのは、午前10時過ぎ。
ふと空を見上げ、私は声を挙げました。
東の果てから、

f:id:kyokoippoppo:20190404203522j:plain:w330:left西の・・・・・



果てまで、鮮明な飛行機雲が描かれていたのです。
こんな時間にこの航路で飛ぶ飛行機があったかしら?
それにしても見事だこと。

blue-sky-bl.blue

3つの素材

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f:id:kyokoippoppo:20190404202248j:plain:w250:left 今日はいくらか温かく、孫はお砂場セットを持って「今度はばあばの家で遊ぶ」とついてきました。
路肩の雪はどんどん解けて水となり、溜まっては流れてゆきます。
雪も水もようやく顔を出した土も最高の遊びの素材です。


チョコレートのアイスクリームができあがりました。

三歳児

娘に頼まれていた製作物を夫がこさえました。
メルカリに出品されていたものを参考にして作った物です。

f:id:kyokoippoppo:20190404200909j:plain:w330:left流木や板は以前浜に行った際に拾ってあったものです。
なかなか良いではないですか!!
娘は喜んでさっそく壁に飾りました。
孫は、「お人形を飾りたい」と、言い張り、果敢にも脚立に乗って3体も飾りました。
(このような人形が100均で売っているのですよ。びっくりです。)
「ええーー?これ飾るの?」
と娘。
分かりますよ。その気持ちは。
でも、孫にしてみれば、可愛い人形をブランコに乗せてやりたいのです。
「そうだよね。3歳児が、このテイストを理解したら、かえって怖いよな。」
・・・娘は孫の希望を叶えてやりました。
その後送られてきた画像です。

孫も一時願いが叶えばもう、気が済んだのでしょう。
お人形は降ろして、いつものように遊ぶことにしたのてしょう。

娘たちの家は、生活必需のための整理を終え、生活の彩りのための工夫の段階に入っております。
自宅を整え、気持ち良くすることは、心の健康のために大切なのだと娘は言うのです。

「なるほどな。我が家もそうありたいな。」と思いつつ、何だかもう、そのための気力体力残っておらず、ばあばの家は雑然状態です。
明日から少しずつ片付けよう。
仕事は始まるけれど、今までより、生活のサイクルは整うような気がしますから・・
とはいえすぐ土日。
  *  *  *
「夫の製作物」というカテゴリを設けました。
新作作りの励みにしてもらいたくって!!

妖精たち

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 今まで気の向いたタイミングで「妖精」について書いてきました。
グノームウンディーネシルフについてです。この度はサラマンダーも加えた上で、植物との関連についてまとめてみようかと思います。
参考にするものは、ルドルフ・シュタイナー著『天使たち妖精たち』です。

天使たち妖精たち―精神世界の霊的存在 (Steiner Books)

天使たち妖精たち―精神世界の霊的存在 (Steiner Books)

引用部分を明確に分けてはおりません。
kyokoが多少要約しましたが、ほぼ本書の引用で成り立っています。
人智学について少しずつでも、断片的にでも理解を進めたく、そのために書く記事です。
私が自分のために書き残す内容です。
あらかじめお断りしておきましょう。

グノーム

 根の精霊と呼ばれます。多少なりとも透明な岩石や、金属に貫かれた鉱石の中にいることを好みます。
彼らは全く感覚から成り立っています。その感覚によって見たり聞いたりするわけですが、そこに留まらず、見たもの聞いたものを理解します。
彼らは、単に印象を受け取るのではなく、理念をも受け取るのです。
非常に知的な存在なのです。
グノームたちは地中に棲みますが、大地に縛られることをきらっています。
土に対する彼らの反感の力によって、植物は土から引き離され芽生えるのです。

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ウンディーネ

 f:id:kyokoippoppo:20190227192547j:plain:w200:rightウンディーネはグノームのような霊的な感覚器官を持ちません。彼らにできるのは空気・湿気元素のなかなかに現れる宇宙の活動に没頭するだけです。グノームたちのように目覚めた存在ではないのです。たえず夢を見ています。
彼らはグノームによって上に押し上げられた植物に、葉から始まる姿形を与えます。その結合や分離を夢見ます。
その夢に包まれて植物は生きるのです。
ウンディーネ」は宇宙の化学者といえましょう。
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シルフ

 シルフは鳥の形を愉悦しています。しかしシルフは宇宙の秩序によって、鳥になることを押しとどめられています。
f:id:kyokoippoppo:20190402083737j:plain:w200:rightシルフは愛の中で、植物に光をもたらすという課題を持っているからです。植物内のシルフの力は、ウンディーネが植物の中にいれた科学的な力に、作用を及ぼすのです。
シルフは光とウンディーネの化学的な労働から、植物の中に「現植物」を作ります。
そして秋、植物が枯れ、物質素材がすべて散り散りになるとき、この植物の形態が下方に滴ります。
それをグノームが引き取るのです。
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サラマンダー

f:id:kyokoippoppo:20190402084123j:plain:w200:right
植物は、シルフの領域を通過したあと、上方のサラマンダー(火の元素霊)たちの領域へと到ります。
サラマンダーたちは、熱、光の住民です。大地の熱が上がったり、あるいは適度になると、彼らは熱を集めます。
そしてその熱を花の中にもたらします。
花粉はサラマンダーたちにとって、熱を種子の中に運び込むための、いわば小さな飛行機です。
熱はいたるところで、花糸の助けによって集められ、花糸から子房のなかの種子に移っていきます。
サラマンダーは蝶々をはじめとする昆虫全体に対して自己を感じます。
サラマンダーは、花から花へ飛び回る昆虫のあとを、いたるところで追っていくのです。

 私たちは植物のしべを、「雄しべ」「雌しべと呼び、それぞれを男性原理、女性原理と結びつけがちですが、シュタイナーによるとこれはとんでもない間違いのようです。f:id:kyokoippoppo:20190403152654p:plain

 母的なものは、樹皮や樹木に向かって広がっている植物の形成組織から、理想的な形態として、植物のなかを滴り落ちます。そしてグノームの働きとサラマンダーの働きとの共同から生じるものが受精なのです。グノームは本来、植物の生殖にとって産婆の役を果たします。受精は冬に地下で行われます。冬、種子が地中に入ってきます。種子は、シルフとウンディーネの働きをとおしてグノームが受け取った、植物の姿形と出合います。この姿形が、受精のために種子と出合えるところへと、運ばれていきます。

・・・分かりそうで分からない文章ですなあ。

とにかく、この↓過去ブログの一件は、グノームに対しては善き働きかけとなり、「アパガンサス」は何とか妖精たちの力を借りて、命の循環を回復したのだなあ・・・そんなことを思う私です。
kyokoippoppo.hatenablog.com

娘の引越しによせて・・・振り出しにもどる

涙のお正月

  5年前・・・2014年のお正月、娘は身体を丸め涙を流しておりました。
恋人と別れたというのです。
その恋人の車で送ってもらい帰省したにも関わらず、もう二人の関係は終わっているというのです。
「どうしよう。」
どうしようって、同棲している相手に捨てられたのなら、もう帰る場所は無いでしょ。
ここ(故郷)で暮らすしかないよ。

「それだけは嫌だ。」
嫌だったって、家賃のいらないここ(我が家)で暮らし、いくらかでも蓄えてから出直したっていいじゃない。
「ここだけはイヤだ。」
だってあんた、どこで暮らすの?
「今すぐは、家 出されない。」
だってでも、いずれは・・・・。
何とも、不毛な会話。
困った娘だと思われることでしょう。
それに右往左往する頼りない親だと思われることでしよう。

でも、事実こんな会話だったと記憶しております。
この子仕事は?
と尋ねたいことでしょう。
彼女、職場はありました。
札幌駅ビル内のアパレルショップで働いておりました。

これまでも、職場を転々としてきましたが、アルバイトであったり、派遣業でありで、いつも生活はギリギリでした。
たどり着いたアパレルの仕事で、ようやく落ち着くかと思いきや、体調が不安定で思うように働けず、札幌での暮らしは、ギリギリの自転車操業すらおぼつかなくなっておりました。

 札幌での暮らしが成り立たないことを明かしたところ恋人は、同棲することを提案したそうです。
しかし、当初はそれに同意することに抵抗があったようで迷っていたところ、それならと、ある激安物件を紹介されたのでした。
この家賃(5000円!!)ならしのげるのではないか?という激安物件。
その方は不動産がらみの仕事もしており、手配してくれたのです。
ここで暮らせば札幌暮らしを捨てなくて済むと思った娘は、それに同意し、地下鉄駅前の気に入っていたアパートから、かの物件に移り住んだのでした。

廃墟

 2013年夏の盛りの頃の引っ越しでした。
それは、下は商業施設、上は住居だったと思われる場所で、下はシャッターが降りてとっくに空きスペースとなっておりました。
奥を覗けば、崩れかかったような廃墟に続いていました。
横の階段をあがったところに、ひと部屋がありました。
ドアの上には何故かステンドグラスがはめられ、中に入ると黒いpタイルのような床。
うーん、ここは元スナックだったんじゃない?と思われるような一部屋でした。
冬の寒さは大変なものだろうと思いました。
一応風呂は付いておりました。
・・・・が、この風呂・・・・床下は二階へ昇る階段であり、つまり空間に突き出た一角だったのです。
そのまま落下しそうな不安定を感じました。(貼った絵でイメージできますでしょうか?)

網戸は外れ、風にたなびいており、仕方なくガムテープで窓枠に張り付けました。
引っ越しを終え、地下鉄の改札で別れる際の、娘の心細い表情が心に刺さりました。
娘はそうまでして、故郷に帰ることを拒みました。

やはりそうなったか

 秋が来て冬が始まりました。
相変わらず婦人科系のトラブルが続き、その上、親知らずが痛み出し、とうとう抜歯することとなりました。
手術後、人相が変わるほど腫れ上がった顔。
物も食べられなくなり、娘はとうとう恋人の家に転がりこんだのでした。
娘の札幌での生活は撤退に継ぐ撤退という状況でした。
その頃は、個性的、魅力的な恋人の存在だけが彼女の彩りだったのではないでしょうか?
その恋人との別れがきたとなると、いったいどうなるのか?
「すぐに家を出される訳じゃない。」
・・・・娘はそう言い、実際帰省後再び札幌に戻る彼の車に乗って、娘は去っていったのでした。
その時も、私は
「ああ、この子どうなっていくんだ。」
という思いで、遠ざかる車に手を振ったのでした。

自活は無理!

 その後
「私婚活する。」
娘はそう宣言し、今の旦那さんと知り合いました。
「私わかったわ!!私に自活は難しいわ。」
娘は、その自覚と宣言によって、自分を建て直し、次なる道へと進んでゆく元気を得たようでした。
結婚を逃げ場所にしたということです。
kyokoippoppo.hatenablog.com

そもそもこの娘、高校時代は↑
「勝手に産んでおいて”努力”を強いるなんておかしくないか?」
と私に問いかけたこともあり、努力というものに対し、前向きな姿勢を取らない傾向がありました。
もちろん、投げやりのみで生活していたわけてはありません。
性根は明るく前向きな子なのです。
ただ、努力のワードを押し付けると、それを受け取りたくない姿勢が鮮明になる傾向がありました。
「自由ネコさん」のこの記事・・・そう!こんな感じなのです。
私の持ち合わせでは伝え切れないので、貼り付けて補ってもらうことにしました。
gattolibero.hatenablog.com

婚活の道は、すぐに開けました。
結婚前提であることを双方確認の上でお付き合いを始めました。

その人の転勤を機に、一緒にその土地に移り住むため、元恋人の家を出たのです。
この別れは、土壇場になって双方に相応の痛みを与えるものとなりましたが、娘は先を急ぎました。

 互いの親への挨拶をし、結婚を前提とした同棲であることを伝えた上で新しい生活が始まったのです。


その土地こそが滝川です。
婦人科系のトラブルが多く、妊娠のリスクは大きいと伝えられていましたが、すぐに妊娠しました。
「自分に子育てができるだろうか?」
その不安につきまとわれていた娘でしたが、出産後は「母親」そのものになりました。
ままならない子育てに向かいながら、今までの人生で一番努力している!!と自負するのでした。
そんなこんなの三年余・・・だんなさんは次の転勤のタイミングを迎えました。


 それを機に、娘はあれほど暮らすことを拒んだ故郷にもどってきたのでした。
二人は別れたわけではなく、旦那さんは単身赴任するのです。
だんなさんとの距離を確保した上で、娘は我が子と二人で暮らします。
経済的な協力体制については、夫婦できちんと話し合い決めたようです。
もちろん娘も働き、一定の収入を得なければ成り立ちません。
”ここだけは嫌”だった場所に越してきて、「がんばろう!」「がんばろう!」を連発し、自分に喝を入れる娘。
結局振り出しに戻ったようですが、この場所は5年前とは違う場所であり、そこに立つ娘も5年前の娘とは違うのです。

これを書きながら、「しょうもないなあ」と思うことしばしばでした。
これは娘のことばかりでなく、自分自身がね。
でもね、ここに書いたらもう、過去はのぞかないようにします。
次なる道、未知なる道を歩いていくのです。

春一番の花/渡る鳥とシルフ

雪降り止む

 春分の日あたりから、天候不順が続き、水気の多い雪が降ったり止んだり。
「2月の立春の頃の方が、よほど春の予感を感じたな。」

と、ぼやく始末でした。
風に飛ばされ、真横に流れてゆく雪にため息をつき、さすがに「もう、雪はいらんよー。」
と、ため息をついていたのでした。

 本日3月31日・・・・ようやく
薄日が差し、外の空気感が変わりました。
本日の最高気温はまだ零度・・・・寒いのですがね。
空気感がね、変わったのですよ。

小さな花

f:id:kyokoippoppo:20190331153311j:plain:w100:left 変わった証拠に見つけましたよ。
春一番の花・・・・福寿草
ご近所の庭のブロックの穴に咲いていた花。

キュウキユウと鳴き交わす声に空を見上げれば、白鳥が渡っていきます。
大きなV字を描き飛んでゆく鳥たちも・・・・。
彼らの移動が忙しくなりました。

シルフ

 久しぶりに、今日は妖精についての文章も添えましょう。
ここのところずっと、現実の‘’しなければならない‘’ことに身体を取られておりました。
娘の引っ越し後に、珍しいことに長男まで帰省してますます身辺慌ただしく過ごしておりました。
でも今日は、お天気のモードと共に気分も変えて、久々の妖精ネタです。
というのも、今回紹介する「シルフ」は、鳥との関わりが強い妖精だからです。
ルドルフ・シュタイナー著、西川隆範訳の『天使たち妖精たち』からの抜き書きです。

空気・熱元素のなかに生きる妖精たちを、古代の透視者たちは「シルフ」と呼んでいました。空気は光に浸透されているので、シルフたちは光へと突き進み、光と親和します。
彼らは大気圏のなかの、精妙な動きにも、大きな動きにも敏感です。
 春か秋にツバメの群れを見るとしましょう。ツバメは飛んでいくときに、空気を振動させ、空気の流動を呼び起こします。どの鳥も、空気の振動を引き起こします。この空気の振動をシルフは聞くことができます。そこから宇宙の音楽が、シルフに向かって響いてきます。
船に乗ってどこかに出かけるとしましょう。カモメか飛んでくると、カモメの飛行によって霊的な響き・霊的な音楽が引き起こされて、その音か船に付き添います。

シルフは、引き起こされた空気の流れのなかに自分の故郷を見いだすようです。
人間は、自身を「」と認識しますが、シルフは鳥を見、そこに自我を持つのだそうです。

 シルフは、自我を外部に燃え立たせることによって、宇宙的な愛を、空気空間を貫いて運ぶものになります。シルフは、自我を内部に有しているのではありません。シルフは自我を鳥の世界のなかに有し、あたかも人間の願望のごとく生きています。そのように生きることによって、シルフは宇宙を貫く愛の望みの担い手になります。


「キュウキュウ」
白鳥が翼を拡げ、低空を横切り
娘の住み始めた住宅横の畑に、舞い降ります。
長男は先程、この部屋を訪れ、
「いいなあ。」
「いいなあ。」
と、しきり。
そりゃあ、札幌の高層階から見る景色とは違うことでしょう。
この場所は、我が子たちが幼少期を過ごした場所のすぐそばです。
幼い頃過ごした場所、馴染みのある風景。
窓をあければ当たり前に地面があったことを思い出し、窓からの景色に見いっておりました。

娘の引っ越し③・・・潜んでいたラスボス

最後に不快な写真あります。・・・一応お断り。

人のありがたみここでも

 奮闘の甲斐あって、娘と孫の暮らす住宅は日々整ってきました。
価格の面で心配だったストーブについては、実家の裏で小さな個人事業をやっているSさんの家に出向き、相談に乗ってもらいました。
色々便宜を図って下さり、ありがたやーと胸をなでおろしたところに、
思いがけない一言が。
「絨毯いらんかい?」
「えっ?」
顔を見合わす私と娘。

ほぼ新品の絨毯が余っており、「場所ふさぎだからもらってよ」というのです。

 しっかりした起毛の厚みのあるロールカーペットで、色はピンク
子ども部屋にびったりのものでした。
これを下さるというのです。
ええ!いいのですか!
「いいの、いいの、後から運んでやるわ。」
・・・・ありがたさ10倍です。

 夕方、Sさんは軽トラにカーペット積んで、奥さままで動員して運んで来てくれました。
そして一緒に広げる作業までしてくれて、「いいじゃない!」
と確認して帰ってゆきました。

 Sさんにはガスコンロも格安で譲っていただいております。
たくさんの人情にふれた滝川を去り、故郷に戻って来てさっそくに、ここでも人のあたたかさを感じることとなりました。
そんなこんなで、娘の新生活は少しずつ整ってきました。
翌28日
 娘は、残っている小物や衣類の整理などを行っており、作業は終盤戦のたたずまいでした。

本日も、水っぽい雪が降ったり、日が差したりと変わりやすい天気でした。

ヘアケア

私は疲れを感じ、ピンクの絨毯の上でゴロリンチョ。
娘は、孫を呼んでスライムを貼り付けてしまったリカちゃん人形のお洋服洗おう!と誘いました。
お酢で取れるのですって。
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床にレジャーシートを敷いて、洗面器にお酢を薄めたお湯を張りジャブジャブ。
子どもってこんなことが好きですよね。
それを見ていた私は、ふと思い付いて、櫛も通らないほどこんがらかったリカちゃん人形の髪がどうにかならないか調べてみました。
するとこちらは、洗濯用の柔軟剤で良くなるようてす。
(使用前使用後分かりますか?)

まあ、こんなことを始めるほどの余裕が出てきたのです。
私は今日は早く自宅へ帰ろうと考えていました。

ラスボス現わる

ところが、
お風呂場がカビ臭くて、入っていると気分が悪くなる、それに排水口が見つからないという娘の声に
「どれ」
と腰を上げました。

ユニットバスの体裁はしておりますが、浴槽は単体で、排水口のついたユニットルームに置いてあるだけの作りだったのです。
床の一部が、外れるようになっていてこれを外すと排水口がありました。
そして、この浴槽の周りがかなりよごれていることが判明しました。
手で浴槽の下をさわるとヌルリ。
真っ黒いヌルヌルが貼り付いています。
爪でこそげてシャワーを流すと、黒いカビのかけらがじゃらじゃらと出てきました。
ぎょえ~~~。
このような汚れが許せない娘は、絶句。
やややや
これは・・・・。
浴槽の裏に手を差し入れヌルヌルを探知してはこそげ落としてとしていきました。
「ばあさん。ゴム手使うかい?」
「いや、いらんわ。」
ごしごし、ジャアジャア。
f:id:kyokoippoppo:20190328223634j:plain:w320:rightしかし、手の届く範囲は限られます。
この浴槽が動くことが分かったので、娘の手を借り浴槽を横倒しにしてみました。
私はこの真っ黒は浴槽外側の塗料かと思いましたよ。
しかし、それはすべてカ・ビ!
浴槽の周りは真っ黒のカビで覆われていたのです。底の部分はいくらかきれいにした状態でこれです。
なるほど!これでは、お風呂が温まり、湯気がたちこめると同時に臭いわ!!!
びしょびしょになりながら、爪とたわしでこすりこすり・・・カビを退治すること二時間。

 何とかきれいにしました。(とはいえ、反対側にはまだ付いているぞ。きっと。)
排水口をホイルで塞ぎ、お湯をためカビ取りをまきました。
娘が町役場に出向き、写真を見せて事情を伝えたところ、浴槽を取り替えてもらえる可能性が出てきました。
娘のラッキー続くかな?