昨日もよき一日でした。

記事にしたいことが割り込んでくる

 実は、これとは別に書きたいことがあるのです。
良し!今日は!という気持ちでいるのです。
ところが、朝からピンポーン。
「はあい。」
と玄関に出てみると、漁師のNさんが、マスをぶら下げて立っている。
「はい!これ。」
と、捕れたてのマスをぬっと突き出してくるわけです。


ピンポン省いて、定休日休みの娘がシフォンケーキ焼きに来るのです。
なんでも自宅のオーブンレンジが小さく(高さがなく)、ようやくふくらみかけたケーキが天井につかえこげてしまったり、ふくらみみれずふくよかな出来上がりにならないのだそうです。

そんなこんなで、「これも記事に・・」と、このようにパソコンに向かっている次第。

書く予定のものは有先順位で負けていくのです。
まあ、負ける理由もあるのですがね。
それは次の記事できっと・・・。
ですので、本日の記事は”よき一日”であった昨日(8月7日)のことを、さくっと書きます。

  マスの漁をする漁師さんんは、お盆前のこの時期、お世話になったところへマスを届けるのが習わしのようです。

とある一日「助っ人バイト」で手を貸した私のところにも、律儀に届けて下さいました。
kyokoippoppo.hatenablog.com

小ぶりのものでしたが、私にとっては好都合。
魚を捌くのが得意ではないからです。
獲れたてピカピカのマスです。ありがたや・・・。
オスでしたので、魚卵は無し。

ジャジャ麺

 前述のとおり、娘がオーブンを借りるためにやってきました。
孫は保育所へ。
孫無し、娘と二人の時間はやはり落ち着きます。
私は、次なる孫の服の製作に取りかかっておりましたので、その手を休めず、思い思いの時を過ごしました。
お昼はジャジャ麺。
かなり暑さも落ち着きましたが、昼食にはやはり冷たい麺が食べたい気分。
とはいえ、連日続いたざるそばも、そろそろ飽きました。
ということで、ジャジャ麺にしました。
挽き肉を炒め、市販の素で味付け。
トッピングはキュウリ、ネギ、ミョウガ、搾菜。
義母にも届けてやりました。

シフォンケーキ理想形

f:id:kyokoippoppo:20190808095917j:plain:w330:left「うれしい!!やっと理想の形に焼けた。」
と娘。
良かった良かった。
写真は型から出したばかりのところ。
底の凹みがないことを確認した喜びで、逆さまのまま写真を撮った娘でした。
(娘からラインが・・・。いならぶ立派なケーキたちのスクリーンショットを添えて・・・。「ばあさんシフォンケーキは逆さが普通の状態なのだよ。」と・・・。なんと知らんかったわ。へえそうなのか??でも何でイギリスパンのように膨らんだ天井をアピールしないのかね?)

 f:id:kyokoippoppo:20190808100246j:plain:w200

私たちは、余った種をステンレスカップに入れて焼き上げたものを試食しました。
「ばあさん!!!ハーブハーブ」
「おお!!そうだね!!。」
撮影用にミントを添えようというのです。
私は庭へ飛び出します。

ジャムは前日煮たカレンツジャムです。
はい!!パチリ
そしてモグモグ美味しいよ。
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孫のキュロットも出来上がり。
これは、以前義母が私のために縫ってくれたキュロットをほどいてリメイクしました。
私はもちろん、もう娘も、膝頭が出る服は着ないのです。
 

もらい物のマス&もらい物のゴーヤ 畑のシソ

 そうこうするうちに、夕ご飯の支度にかかれなければなりません。
私は夕方出かける予定があったのです。
先日おじゃましたカフェへ再び。
何も知らずに訪れたカフェの店主さんが知り合いだったのです。
改めて訪れて、つもる話をしたいと思い、この日お店が落ち着くだろう夕方に再訪することにしたのです。
娘も孫も置いて、夫に夜のつまみを用意して、一人で出かけるなんて、超ささやかなれど、私にとっては超貴重な行動なのです。


 いただきものの立派なゴーヤは娘がささっと和え物にしてくれました。
私ゴーヤは苦手です。でもこれならいけるかな??
f:id:kyokoippoppo:20190808103611j:plain:w250:left
ゴーヤを細切りにし、塩と砂糖でよくもみます。
砂糖を使うというのが肝心なようですよ、
それにツナ、しそ、ミョウガ、白ごまを入れ、ごま油で和える。




それに午前中に届いたマス

あとイカの刺身、夫にはとんかつ数切れ。

よし!!おでかけ

 だいぶ日の入りが早くなりました。
曇り空だったのでなおさらです。
気温20度
「暑いね。」
とあいさつする日はもう、来ないような気さえします。

 お客さんのいない店内で、楽しくおしゃべりした帰り道。
夜のドライブは久しぶりでした。
雨に濡れた道路は光り、気温は19度。

七夕の夜は涼しく、星は何も見えませんでした。


追記・・これを書き上げ公開し、さてお昼・・・。
今日は、ジャジャ麺の残りの麺があるので、ラーメンにします。
熱いものがすすりたいような気温になってしまいましたから。
買い物に行くために玄関を開けたら、一台の黒い車が・・・
新たなマスが泳いで来たのです。
わお!!
私何も貢献していないのに。
いただいて良いのですか??
ありがとう友よ!!
氷入りの袋の中から覗くマスの顔

 カレンツ グスベリ 石森延男

『グスベリ』


(手持ちのものを写真に撮りました。)

 石森延男によって書かれたこの本が好きでした。
(昭和52年発行・1977年・と書いて気づく・・私19才の年ではないか?と・・でも私は高校時代にこの作品を読み、読書感想文まで書いています。
おそらく当時読んでいたのは1970年に角川書店から出版された文庫本だったのでしょう。
装丁に見覚えもありますし・・・)

 この作品を、高校生の頃に繰り返し読みました。
教員として勤めたわずかの期間にも、この本は常にそばにあり、折々に子どもたちに読んでやったものです。
石森氏の幼少期の体験が綴られており、当時神奈川で暮らしていた私は遠い異国のような”北国”の暮らしに思いを馳せていたのです。
そんな私は、今やその「北国」に生活の拠点を持ち、根を張っております。


 まずは、この本の表題になっている『グスベリ』の章から抜き出した次の文をお読み下さい。

(グスベリは)グースベリー(gooseberry)といわれていたのが、なまってグスベリとなったものでしょう。
 また、このグスベリと同じような植物で、カーレンツ(currant)というものもありました。これはとげなどなくて、実はこれも小さな、小さなブドウのように房になり、枝にむらがって、ぶらさがります。はじめは、緑色になっていますが、だんだんうれるとまっ赤になって、つやつや光り、きれいなので枝ごと折ってかざったりしました。食べてみるとさほどすっぱくはなく、といってあまいほどではありませんが、ぷーんとしゃれたにおいがして、いかにも外国からきたものという気がします。あまり小さな実なので、手のひらに、たくさんもいでおいて、それを、いっぺんに口の中にほうりこんで、たべたものです。

(  )はkyokoによる

お話は、ここからまだ熟さぬグスベリを、子どもたちがいかに工夫して食べたかにうつってゆきます。

さて、我が庭に、植えたわけでもないのにいつの間にか芽吹き、育ったカレンツがあります。

実は酸っぱいと感じます。
甘いお菓子や、果物にふれる機会が少なかった石森少年たちはこれを、手のひらいっぱいにため込んで口に入れたということですが、私はそんなことはできません。

ハーブティー

で、唐突ですが今朝の話になります。
前日、娘にせきたてられるようにして作ったハーブティーでしたが、ポットに入れず残った葉が、無造作に台所の出窓においてありました。
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捨てることもなかろうと、それをポットに入れ、今沸かしあげ、麦茶のティーパックを放りこんだばかりのお湯を注ぎました。
私は、冷水用の麦茶もお湯を沸かして作ります。
今ならまだ、麦茶成分もそんなに溶け出していないだろうということで、”別のお湯を用意することを省くための不精な行為”としてそれを利用したのです。
美味しくいただけました。
葉の配分や量、葉の乾き具合が昨日と違うことに加え、ほんのり麦茶の香りが入ったからでしょうか?
昨日は「別にわざわざ飲まなくてもいいな。」
という感想だったものが、
「おお!美味しいかも!!」
に変わったのでした。

庭に繁茂させては、刈り取るばかりだった我が家のハーブを、
気ままに摘んで、
気ままに放置(乾燥)し、
毎朝沸かすお湯を注ぎ、
作っておいて気ままに飲む。

これだ!!と思いました。
冷めた方が飲みやすいからです。
まさしく娘が昨日口にした
「作りおいて白湯がわりに飲む」流儀です。

うふふ・・・そう決めたら、なんだか気分が高揚してきて
その高揚感が、
「よし!!カレンツも!!」
の流れをうんだのです。
庭に出てハーブとカレンツを折ってきました。f:id:kyokoippoppo:20190806113405j:plain:w200:left
カレンツはほんのちょっぴり。
でもいいのです。
だって一粒一粒種を抜きたいのですもの。
大量にあったら大変だ。
f:id:kyokoippoppo:20190806150616j:plain:w200:left
小さい鍋の底にちょっぴりできあがったカレンツジャムです。
ヨーグルトに合いそうね。

七夕近し

 旧暦の時期に合わせたこの地域の七夕が近づいています。
台風の影響を受けてどうも雨になりそうです。

 昨年の今ごろ、同じ『グスベリ』の中から、「たなばたかざり」を題材に、記事を書いております。
貼付させて下さいね。
kyokoippoppo.hatenablog.com

 「ろうそく出せ」とねり歩く、北海道のたなばた祭りの様子が描かれています。
と共に、家庭にあってきょうだいが肌を寄せ合い、遊び、ケンカする・・・そんな温かい交流も描かれています。

しかし、そんな一家の蜜月は長くは続きませんでした。
姉妹編ともいえる、『桐の花』の「明笛」の章からの抜粋です。

一家のものがそろって、ひとつ歌曲に声をあわせて、思うぞんぶん歌ったという思い出は、あとにもさきにも、これしかない。
 というのは、それからまもなく、母が心臓をいためて入院し、翌年の正月にこの世を去った。同じ年に、上の姉が母のあとをおうようにしてなくなった。五年たって父が、また六年後には、二人の弟が、これもいいあわせたようにして昇天していったからである。
ひとりぼっちになったぼくは、半世紀もいきのびてきた。

母親父親を亡くした部分を読むと、涙がこぼれます。
当時は病によって、いとも簡単に人々が亡くなっていったのでしょうね。

引用した文の中に”上の姉”とありますが、では”下の姉”は?・・・それは『たなばたかざり』の章の最後で語られております。

 飾り終わった柳の木を豊平川に流しにいく場面が続くのですが、そこで延男君と弟は、しっかり流れるようにと、川の深みへと向かいます。
悪いことに、雨後の増水がそのタイミングで襲ってきたのです。
川水は延男のももにまで達し、幼い弟は胸まで水につかってしまいました。

私はおそろしさのために胸の奥が痛くなってきました。

かあちゃん。」
弟はこうさけんだかと思うと、大声でわあわあ泣き立てました。私は弟をぐっと抱きしめたはいいが、こっちもいっしょに泣きたいほどせつなくなりました。

川水の流れをみていると、目がまわり、くらくらしてきて、あたりがうす暗くなってきます。と思うと急に川のおとがしなくなり、みょうに静かになりました。

川岸で待っていたお姉ちゃんが,通りすがりの人に助けを求め、”とあみを持ったおじさん”が、果敢にも川に進み入り、意識を失いかけた二人を助けてくれたのでした。
そのおじさんですら足をとられそうなほどの増水だったのです。
そうやって二人は九死に一生を得たのでした。
母親に頼まれ、しぶしぶながら共をしてくれた下の姉ちゃんがいなければ幼い二人は川に飲み込まれていたことでしょう。

 姉は広島にすんでいましたが、原爆で病気になって亡くなり、弟は高等商船学校を卒業する年にこれも病死しました。「たなばたかざり」の思いで文を書いて、とあみのおじさんに、「ありがとう」がいいたいのです。


 そう・・・私はカレンツをかわきりにここに辿りつきたかったのです。
今日は原爆の日・・・74年前の今日、広島へ原爆が投下されました。
 
 幼い日の、家族きょうだいとの思い出、会話やふれあいが濃密に描かれた作品に触れ、すっかりその家族と馴染んだような気分になったものの、
その人たちが、幼い我が子残して亡くなることや、若くして亡くなることや、戦争の犠牲として亡くなることを読み、しみじみとした思いが湧くのです。
延男氏の胸中のさみしさを思うのです。

その石森氏もとっくに亡き人です。(1987年・没)

気持ちよい一日

北窓からの風

 8月4日、空気が変わりました。
朝、北窓から入る風が冷たく感じました。
パジャマのハーフパンツ姿のままでパソコン前に座りましたが、足がスウスウと寒く、すぐにズボンをはき替え、靴下をはきました。
せせらぎスクール」という川の学習のスタッフとして活動予定があった夫は、朝のうちに出掛け、お昼は戻らないと・・・。
うふふ・・自由な気分。
涼しい朝の時間に まずは庭へ。
草取りをし、種を結んだオダマキマロウをカットしました。
f:id:kyokoippoppo:20190718191020j:plain:w200:left

オダマキの種は熟しきり、頭が振られるたびに黒い種を散らします。
「ああ!!遅かった。来年もあちらこちら、オダマキが発芽するでしょう。

針仕事

 家に戻って、次は針仕事。
f:id:kyokoippoppo:20190804190729j:plain:w150:left孫のお洋服を作っているのです。得意の廃物利用です。
以前古着屋を営んでいた次男が店をたたんだ折に、残った品物を箱詰めして送ってよこしました。
娘がいくらかをもらい、私はいくらかをストックしました。
ストックした布たちを使っていかないと、我が家はいつまでも雑然状態です。

捨てるのが一番手っ取り早く、すっきりするとは思うのですが、それができない。

孫の服なら多くの布を必要とせず、身ごろを切り出せます。
まとまったお休みが手に入るや、作り出すわけです。
今日は何とか形にしたものの襟周りに、刺繍をほどこそうと決めておりました。

 作業途中で娘と孫がやってきました。
「早速着てみよう。」
とうれしいことを言ってくれたので、大急ぎで残りのお花を縫い上げました。
玉結びにチェーンステッチの超簡単刺繍です。

  *  *  *  *  *

ひだまりカフェ

「お昼はどうしようねえ。今日はお父は昼戻って来ないよ。」
という”女子”(厚かましくて失礼)の会話は、
「ねえ。遠軽にあるというカフェに行ってみない??」というステキな方向に流れていきました。

「100均行って、その後行ってみよう!!」
しゅっぱあつ!!

 そのカフェは、娘の知り合いの方が”最近よく尋ねる良いお店”として、教えてくれたのだとか。
今まで行ったことのない店で、情報としてキャッチもしていませんでした。

着きました。
 住居をカフェにした作りです。(後からの訂正・・休憩室が2階にあるものの住居ではないことのこと
難は駐車場への通路が細く狭いこと。
慎重に進入するも、そのまま頭をつっこんで止めてしまうと帰りが大変。
5~6回の切り返しの末にようやくおしりから駐車することができました。
これも後日訪ねた時に教えてもらいました。お向かいの空き地に止めても良いとのこと
自動ドアをあけ、店主が出迎えたとたん私は声をあげました。
「ええ~~!!」

「そういうことなの??」

「お久しぶりです。」

彼女は知っている人でした。
一時色々お世話になった人。長男もろともお世話になった人でした。
そういえば、実家の食堂を手伝っているというような話を聞いたかも。
それにしても今の今まで尋ねることもせず、そこに暮らしていることもすっかり忘れたような状態で何年も経っていたのでした。
かつての食堂をカフェに改装して営業を続けていたのです。

このお店『ひだまりカフェ』の情報をネット検索してみたところ、豆を卸している『はぜやコーヒー』店の日記を見つけました。
2016年冬のものですが貼っておきましょう。hazeya-coffee.com

その『はぜやコーヒー店』は、昨年の今頃尋ねております。
ほおら!!写真も残っていた。

昨年8月5日公開の記事です。
kyokoippoppo.hatenablog.com

f:id:kyokoippoppo:20190804194855j:plain:w200:left娘と孫は、ハンバーグミートソーススパゲティとチョコパフェを分け合って。
私は、ドリアとアイスコーヒーのセットで!!
とてもおいしかったです。店内も心地かった。
改めて尋ねようと思います。つもる話をしにゆきましょう。

お次は・・・・

  本日のイベント・・・まだまだ終わりません。
「ねえ!!うちの庭ってハーブがあるんだね。」
母のブログの良き読者である娘が、今更ながらに発した言葉です。
庭に興味は無い!!というだけあって、親の庭に植わっているものに、全く頓着がなかったのです。
私が「我が庭」と題して記事を書き、それを読んで初めて
「あらあ!!ハーブがあるんだ」
と知ったのでした。
「それなら何か活用しようよ。」
「私ハーブスパイス買って使っているよ。」
さっそくレシピを調べ、
「せめてお茶ぐらい試してみよう」
「ハーブを漬けたオイルは重宝しそうよ。」
といい、私のお尻をたたいたのです。

逆に私はさほど気乗りせず。
ハーブティーって以前飲んだことあるけど、あんまり美味くなかったんだよね。」
などと返答する始末。
でもね、娘という伴走者がいるならやってみて、新しい扉を開けて、そしてブログにしなくちゃね!!
と思い、カフェから戻ってから作ってみましたよ。
お茶は摘んでから一日ほど乾燥する必要があるとのことでしたが、レンジを使い即席ティーを作りました。
入れたハーブは色々ミックス。f:id:kyokoippoppo:20190804201323j:plain:w200:right
タイム
ラベンダー
オレガノ
ヒソップ
レモンバーム
ペパーミント(スペアミントか?)

蒸らして・・・・

できあがり!!
f:id:kyokoippoppo:20190804201625j:plain:w200:right
娘は,美味しい!!と言って飲んでいましたが、
私は「うーむ」・・・好みのものとはいえませんでした。
レシピや作り方に、改良の余地を残しているのでしょうが、それにしても、ハーブティーをたしなむ味覚が、私は少々乏しいのかもしれません。

娘は、庭のハーブに買ったローリエと赤唐がらしを加え、オリーブオイルに浸してひと煮立ちさせ、料理用のオイルを作りました。
瓶は本日100均で購入したものです。

そのオイルを大事そうに持ち帰りました。
私はそれで作ったお料理をおすそ分けしてもらいましょう。
ああ!!今日は充実した良い一日だったな。

孫と一日

スライム

 8月3日は娘が出勤し、私は孫とお留守番の一日でした。(とはいえ5時間程度でしたが・・・。)

 平素 土曜日日曜日はお休みをもらっている娘ですが、先週は体調を崩し一週間以上働くことができませんでした。
その分をいくらかでも取り戻すべく、本日土曜日のお休みを返上して「お食事処」である職場へ向かったのです。

暑い日が続いているので、プールにでも連れて行ってやりたいところですが、孫もまだ咳が抜けず、おうちと近所で過ごすことになりました。
娘が、スライム作りでもしたら退屈しないのでは?と前日には必要なものを買い揃えておいてくれました。

娘が子供だった頃、我が家でも何度か作りました。
近所の子どもたちまでやってきて楽しみました。
そんな思い出があるからか、娘は我が子に「スライム作り」を楽しませてやろうと考えたのでしょう。
だいぶポピュラーになったスライム作りですが、作り方を含めた関連記事がありましたので興味のある方はどうぞ!!
okapon-info.com

 朝からたくさんの”おいなりさん”を作って夫の昼食用に置いておき、私は娘の住宅へ。
連日暑い日が続きますが、今朝は爽やかな風が吹いていました。

レースのカーテンがふくらみ、涼やかな風が入ってきます。
左にチロっと見える扇風機・・・幼児の指の巻き込みを防ぐためのネットを近所のホームセンターで買って付けてあります。レースのフリフリ付きで何とも昭和チックな趣きです。 

きれいだ

 スライムの色付けは、蛍光ペンやサインペンのインクを使うのが好みです。
透明感のあるものが出来るからです。



ビーズも入れて作ってみました。
出来上がると大人でも一心不乱に触ったり、伸ばしたり、丸めたりしてしまいます。
テーブルに置くとじんわりと広がってゆく・・・その様子をながめてしまいます。
それにしても、きれいだな。
その色に感じ入ってしまうのです。

f:id:kyokoippoppo:20190803201126j:plain:w200:leftf:id:kyokoippoppo:20190803201811j:plain:w200



さっそく ままごと遊びに興じる孫です。
なんでもかんでも混ぜてしまう。
このつぶつぶは、風船の中に入れて静電気によって周辺に貼り付かせることのできる、発泡スチロール製のものです。
これは、すごい!!過剰だ!!
ついつい孫の暴走を止めてたくなるのですが、好きなように遊ぶのが"遊び”だよな、と思いなるべく自由にさせました。


f:id:kyokoippoppo:20190803202530j:plain:w200:left

(ここから、編集の改行が作動しなくなりました。なぜ??読みにくいかもしれませんがご容赦を・・・)  教訓としては、ビーズを混ぜるはこの年齢の子どもと遊ぶときは避けた方が良いかも・・。 触るたびに自然に飛び出して、床がビーズだらけになりました。 孫は弾け飛ぶ様がおもしろく、しまいにグニグニさわり、バンバン叩き大興奮でした。

今日も夕日が・・・

 娘の帰宅後はちょいと買い物をし、我が家に寄り、野菜いっぱい焼きそばと、塩ダレキャベツの夕ご飯を食べました。 車で送っていく途中バックミラーに真っ赤な夕日が・・・。 「うわあ!!」 と私。 と同時に車を路肩に・・・。 「え??何事??」 と娘。 「うわあ!!夕日があ!!写真撮って!!」 携帯を持っていなかった私はすかさず娘に頼みました。 「はいはい」 と車から降りてパチリとしてくれました。 ありがとね!! 真っ赤な日没の中の青信号のが映えますね。 これを含め本日の写真は、ほとんど娘が撮ってくれたものです。

いろ

 人の心に作用を及ぼす色・・。 ゲーテの色彩論についての解説されているYouTubeを後日見つけましたので、参考までに貼っておきましょう。 www.youtube.com

ちょいと舵をきりまして

寝床にある本

 夏休みも相変わらずバタバタして過ごしておりますが、それでも連続のお休みということで気持ちにゆとりがあります。
ですからこの機会に、読んだ本のことも書いてみようと思い、タイトルを決めました。

で、初っ端から『前世療法』です。
これは、図書館前に設置してある『ご自由にお持ち下さいコーナーに』あったものです。
文庫版の大きさである安心も手伝って、ヒョイと手に取り持ち帰りました。
1996年初版・・20年以上前の本です。

「スピリチュアル」という言葉が流行った頃・・・・・占星術の勉強やら、シュタイナー教育への憧れやら、そこからの流れで「人智学」への興味が湧いた時期と重なり、当時はスピリチュアル系の本や雑誌を読むことが多かったです。

しかし、休みなく続く家事をこなすことや、お金を得て生活の足しにすることの方に気持ちと身体が取られるうちに「スピリチュアル」的なことは、かなり遠景へと追いやられてしまいました。
でも、それは私にとって、もう無くなることはない景色であり、忘れることのない景色なのです。
この本を寝床に置いて、パラリパラリゆっくりと読み進んでゆきました。
 

前世療法

松本東洋氏によるこの本の解説の一部です。

本書は、アメリカと日本の精神世界に大きな刺激を与えた一冊です。(中略)
輪廻というテーマがオカルト的関心でなく、より一般的な関心事となりました。といって、著者ワイス博士が「人は輪廻転生している」と断言しているわけではありません。一人の患者と向かい合い、真剣なセラピーを繰り返した経過を報告しているだけです。そのプロセスを読み進むうちに、多くの読者は「自分の過去生は?」と思い始めてしまうのです。すぐれたドキュメント・レポートこそが持つちからです。

(傍点部分を太字にして抜書きました。)


そう、内容の大部分が、セラピーでのやりとり(録音されたものを転記したもの)や治療過程での所見でした。
読者に、輪廻転生を信じさせるために書かれたものではないのです。
だからこそ、事実を書いたということがひしひしと伝わるものでした。

 死後の世界、霊の世界、霊的なものや、霊障などを「あるわけがない。」と断言する人に時々会いますが、今生きている私たちにとって「死」は未知のものです。ですから「ある」とは言いきれないのと同じだけ、「無い」とも言いきれないのだと私は思います。
言いきれないながらも、私は「あるのだろう」と思っております。

冥土のお客

『九十歳何がめでたい』

など多数の著書をお持ちの佐藤愛子氏ですが、彼女の『冥土のお客』を読めば、「ああ、不思議なことがあるものだ。」
「霊が訴え仕掛けてくることはあるのだなあ」と、感じ入ることでしょう。
佐藤氏は嘘を書く人ではないと思えるからです。
他の著書を読めば、そのお人柄としてそのようにわかります。

照応する宇宙

 また、「シュタイナー教育」に興味を持ち、学ぶということは、大前提に

「人間は、肉体という身体の他に霊的な身体を持っている。」
「人間は、霊的な世界と無縁で生きているわけではない。」

を受け入れなければなりません。

kyokoippoppo.hatenablog.com

以下は『シュタイナーコレクション3』「照応する宇宙」の中で見つけた一文です。

魂のさまざまな体験を深化させることで、魂の営みについてひとつの全体感情をもつのです。全体感情とは、ほぼ次のような感情を言います。─
「私は多くの悩みや苦しみを持っている。けれどもその原因を作ったのは自分だ。私の行為の結果だ。しかし、この人生では思い当たることがないとしたら、今の私の悩み、苦しみが償おうとしているもとの行為は、以前の人生でやった行為に違いない。」

私はこれを読み、「ええー?!
と思いましたよ。
前世の記憶も持たされず、この世に送り込まれて「あなたの生まれる以前の行為云々と言われてもなあ!!」
と感じたのです。
でも、スピチチュアル的な考えによれば、私たちは”送りこまれたわけではなく、学ぶために自ら”やってくる”のだとか・・・。
このあたり、自覚しようがないだけに「そういわれてもな・・・」と思うところで留まってしまう私です。

ただただ、私はこのような世界を、自分の興味関心の向く範囲で楽しみたいと思っております。

生きることは大変だ!!

 ふりだしに戻って『前世療法』の感想です。
セラピーで明かされたキャサリンの生と死の体験から感じたことは
死は安らぎと平和そのものだ。それに引きかえ”生きる”ことはなんと辛く厳しいことか?
それでも、キャサリンは何度でも生き、何度でも死に「ここ」に学びに来ていました。
私も死による安らぎを得た後に、また生まれなければならないのかなあ。
となれば、やはり今をどう生きるかは大事だなあ。

人はそれぞれ早さは違っていても、同じ場所に向かっているそうです。
その点において誰一人として、他の人より偉いということはないということ。人はみな平等なのです。

著者のワイス博士が夢の中で伝えられたというこのメッセージが心に残りました。




最後に本日の夕日を・・・。
娘の住宅のそばで撮りました。

夏の庭

やってきた夏

 この地にも夏がやってきました。
夏らしい夏を切望していたのに、もんわりじっとりの空気に辟易もしている私です。
本州の暑さに比べれば、20度台後半の暑さなど、暑いうちに入らないのかもしれませんね。
 エアコンを設置している家庭も少なく、それでやり過ごせているのがこちらの夏といえましょう。
今も扇風機のの風量でしのいでおります。

今回は「夏の庭」と題し、撮りためた写真をベタベタ貼ろうと思います。

フラックス・・・・片や種で片や芽

フラックス・・・亜麻の花・・ご存知でしょうか?
寒地を好み、適地は北海道のみということなので、多くの方は花をみる機会はないかと思います。
pucchi.net
北海道の歴史や産業と縁の深い植物のようです。

ふむふむなるほど、我が町にも「亜麻工場跡地」があり、以前は産業として亜麻の栽培をしていたことが伺えます。
札幌に「あさぶ」という地名がありますが、まさしく亜麻を栽培していた土地ということが地名の由来となっているのです。
「麻布」ではなく「麻生」です。

 はかなげできれいな花なので、以前植えておりましたがいつの間にか消滅してしまいました。
昨年改めて種を買い求め、
今年はそのこぼれ種でまた花が咲くだろうと思っておりました。
ところが、ご近所の畑では春先には束となって花となり、現在は茶色く丸い実となっているのに、我が庭のものは、ようやく小さい小さい芽がでたばかり。
これはいったいどうしたことか?
調べてみましたよ。
亜麻には多年草一年草のがあることがわかりました。

下記は『花と緑の図かん』Garden visionからの抜粋です。

 すらりと茎を伸ばして、小さなブルーや白の花をたくさん咲かせます。園芸では一年草のフラックスと多年草のペレニアルフラックスが主に育てられています。一年草のフラックスは別名のアマ(亜麻)の名のとおり、リネンやハーブとしても用いられます。花はひとつひとつは小さいですが、整った姿で花色も美しいです。花びらが散りやすく儚げな印象。葉は細長く、茎はまっすぐ上まで伸び頂部で房状に花を咲かせます。
ペレニアルフラックスは宿根アマとも呼ばれるように多年草で、花期は4~5月。花がやや大きめ(3~4cm)で、白花もあります。葉は細長く茎に密につき、株は基部から分枝します。どちらも頼りなげな姿ですが、荒地でも育ちとても丈夫です。フラックスは苗でほとんど出回らないのでタネから育てます。移植は好みません。ペレニアルフラックスも基本はタネから育てますが、苗でも出回ります。

(太字はkyokoによる)

f:id:kyokoippoppo:20190731201550j:plain:w200:leftご近所で見たものは宿根性のものだったのでしょう。
やっと咲いたフラックスを写真に収めましたが、風に揺れてピンボケばかり、仕方なく指に挟んで撮りました。
しかしフラックスの魅力はやはり立ち姿。


f:id:kyokoippoppo:20190731201842j:plain:w330:right




こちらは先ほど引用した『花と緑の図かん』から拝借しました。
『花の緑の図かん』Garden visionより

あとは写真ペタペタコーナーです。

エリカ

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オレガノ

f:id:kyokoippoppo:20190731203647j:plain:w400:right活用されることなく毎年繁茂するオレガノです。

コスモス&黄花コスモス


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名前知らずの花

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最後に地味ですが、この花を・・・。
花とはいえ成長すると大きな木になります。

ああ!!やっつけ仕事のような今日の記事でした。

庭・・エリア別

追いつかない

思いついたときに 庭の花をパチリパチリと撮り、ブログのためにストックしております。

その間花の名前調べで苦戦し、
娘と孫が体調を崩し、
夏休みとなり、ヒグマ情報が出る。
咲き終わった花は種を結び、
雑草が次々と芽を出し育つ。
家の中は雑然!!
おおお…いろいろなことが追いつきません。

さあ、まずはとりあえず”夏の庭”の記事を書きましょう。
どうまとまりを持たせるのか、どんな記事になるのか?
頭の中も整理整頓されていません。
とっっ散らかった記事になりそうです。
そしてこれを書き終えたら、私はきっとほっとするはずです。

夫のエリア

 定年退職した夫は、不定期の拾い仕事をしながら暮らす身となりました。
畑仕事は今や夫の担当・・・テリトリーになっております。
私より、ずっと丁寧に念を入れてやるものですから、年々良い畑になってきております。
収穫した菜っ葉で自分好みの漬物を漬けるのも夫の仕事となりました。

サトイモの葉に乗った水玉です。
本当にきれいで涼しげです。
それにしてもこの地域で、しかも普通の畑で、サトイモってできるのでしょうか?
沼地のようなところで収穫すると思うのですが・・・。
さておき、
この度は夫担当のエリアを紹介しましょう。

こちら丹精込めた畑です。
菜っ葉類、しそ、大根、例のサトイモ、トマト、タマネギ、きゅうり、とうきび
ブロッコリーとジャガイモは収穫を終えました。

こちらは玄関前。

朝顔は、昨年取った種をプランターに植えたものです。
白と藤色のしましまの花が涼しげで良いですねえ。
ほかにもさまざまな花が並んでいます。

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苗を買い、鉢を買い、土も買ってこしらえた空間です。

私のエリア

f:id:kyokoippoppo:20190730193251j:plain:w400:left夫とは性分が違うとしか言いようがありません。
こぼれ種ともらった苗、よそからやって来た種を受け入れて、ざっくばらんな私のエリア。
あっちからもこっとからもビオラが芽吹き、コスモスが芽吹きます。
歩く時は要注意!!
こぼれ種を見守るということは、土を豪快にひっくり返さないということですので雑草は同じ勢いもしくは、花をしのぐ勢いで増殖します。
ビオラと共に、アカザもあれば、大敵キュウリグザがあります。更なる大敵スギナも見えます。
黄花コスモスの葉も見えます。


夏休みは時間こそあれ、暑さと蚊の攻撃に耐えられず、早朝のみの草取り作業です。
例年、雑草とりに追われるうちに、秋が来て、冬がくるのです。


 そんな私が唯一春先に購入した種は、黄花コスモスリナリアヒメキンギョソウ)です。
黄花コスモスは本日一つ開花しておりました。

リナリアは当初全く発芽の気配を見せず、不発に終わったかに見えましたが、数週間前に芽を出し、花を咲かせました。
以前夫が、種を結ぶ前に根こそぎ抜いてしまった花がありまして、f:id:kyokoippoppo:20190612203232j:plain:w200:right
「きゃあ!!何してくれたの!!」
と憤慨したのですが、さっぱりと更地になったその空間にリナリアは芽吹き、花を咲かせたのでした。

夫が抜いてしまったのはこの花。
薄紫のはかない花火のような花です。
私はこんな花が好きなのです。
金魚草もヒメキンギョソウが好きなのです。

「花火の花」(名前がわからないので勝手に命名)ですが、こちらも結局後発のものが咲いてくれました。
綿毛のような種を残してくれることでしょう。ほっ。

f:id:kyokoippoppo:20190730192927j:plain:w400:rightうふふ・・・ここはブロックで囲った庭とは別の空間です。
来年はこぼれ種で咲く、リナリアと花火の花で
カラフル花壇になることでしょう。

夫とは、話し合ったわけではありませんが、自然と担当エリアが決まった感じでお互いの趣味を尊重しながら畑や庭仕事を楽しんでおります。
「花火の花」の一件はございましたが・・。

「夏の庭」と題して近日中にまた発信します。