「鬱の診断を受けた。」と長男から連絡を受けたのは3年前の冬のこと。息子30歳。その時土星は蠍座27度あたりにあり、息子の土星を6度程過ぎたところにありました。
まだ土星回帰の影響が残っているのか?と思ったものです。
さらに言えば、息子の土星は第2室という場所に入っています。この部屋割りは産まれた場所や時間でなされます。2室は才能や財産など個人の持ち物に関係する場所です。
長男にとっては金銭を得ることに関しては困難、遅滞が予想されると読むことかできるのです。
なあるぼど!そういう訳ね。
現在、土星は長男の土星からは去っておりますので、回帰の影響はもうないはずです。
が、鬱からの回復はまだ望めません。
土星は「鬱と共に歩め」と教えて去ったのか?
(マジか?と思うけど)そうなのかもしれません。
土星はその後次男の土星へと接近し、2016年末に回帰しました。その次男というのは私が29歳の時に産んだ子です。
つまり次男と私は同じ場所に土星をもっているのです。そして、私の土星回帰の試練はこの次男によってもたらされました。
何とも上手くゆかぬ子育て。何故こんなに育てにくいのか?何が悪いのか?何故熱ばかり出すのか?
繰り返す喘息の発作。
自分の育て方を見つめることは
自分の育ちを考えることにつながりました。
親が子どもに行うコントロールについて学びました。それが「教育」とか「しつけ」の仮面をつけて施されることもあるということを知ったのは大きな実りでした。
時は経ちその息子が29歳となった頃、土星回帰の時期を迎えました。
私は58歳・・・・2度目の回帰を迎えました。
今まで、フットワーク軽く器用に物事をこなし、チャレンジャーであり、そこそこ格好がついていた息子でしたが、じわじわとその様子に変化が現れました。減速、停滞、苦悩、嫌気が漂い始め、苦しい状況は今も続いています。
しかもその場所は12室
12室に入った土星について占星術家の松村潔氏は次のように延べています。
もともと土星は10ハウス的な意味がありますから、それが12ハウスの中に入ってくることで、とりわけ心の中は暗くなっていく人が多いようです。しかしながら、一番重要な問題となるものを扱うことになりますから、それは、非常に大切なことであって、文字通り10ハウス的な価値観が12ハウスという無限空間の中に持ち込まれ蒸留されるのです。最後の一滴まで純度を高くしなければならず、中途半端な状態になると、それはあとになるほど大きな問題になるのでここで徹底しなければなりません。
そしてすべてが完了したときに、霧が晴れたように新しい1ハウスに突入するのです。
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その土星、先頃、次男の12室を抜け第1室に入っております。(本日3月8日現在土星は山羊座7度)
新しいスタートとなったのか?霧は晴れてゆくのか?
(そうなる気配は今のところナッシングですが。)
そして、土星は今度は長女の土星にも近づきつつあります。場所は8室。
結婚生活を示す場所でもあります。
(結婚してない人はどうなるんだ?と思われるかもしれませんね。その前の7室が対人関係のハウスでそれに連なる8室はそれによる拘束を表すとされています。他人の財産とも読めます。死の部屋とも呼ばれます。つまり関連する様々な解釈ができるのです。解釈次第なのです。ですから占星術を当たる当たらないだけて捉えるのは無意味だということなのですよ。)
娘の最近の様子を知るにつけ、土星が揺さぶりにきている気配濃厚です。
恐ろしや〰️💀
とはいえ、土星が差し出す課題としっかり向き合えば、土星はその人生の、足固めもしてくれるとのこと。
頑張れ我が子よ。そしてそれに添う私よ‼️