夏休み

夏休みだあ!

お断りしておきますね。個人的なことのみのブログです。

 私にしては短いサイクルでブログを更新しております。それには訳がありまして、一連のブログ、「長浜氏の理念を手がかりに」を8月7日までに仕上げたいと思ったからです。
 8月7日は旧曆7月7日の時期に会わせたひと月遅れの北海道の七夕の日。(地域によっては日にちを合わせた7月7日に行うところも---)

 七夕ネタで一つブログを書こうと考えているため、矢継ぎ早に発信してゆきました。
夏休みに入ったこともあり、自由に使える時間も増えました。
貴重な夏休み・・・・友とのミニ旅行、草取り、孫のための浴衣を縫ったり、図書館古本市のお手い・・・・。普段と違う時間が流れます。

(網走のはぜやコーヒー店で)

潮風

 そして、先日はサロマ湖に繰り出してのお仕事。夏休み期間は学校での仕事は雇用が解かれるので、アルバイト可能なのです。

 ホタテの稚貝を選別しカゴにつめる仕事です。
朝3時過ぎに起きて港に向かい船の上で働くのです。
右腕には五十肩と思われる痛みがあるし、体力はないし、たいした使い物にならない私ですが、いくらかでも手が欲しいということで駆り出されたのです。
 仕事初日までは何とも気が重いものの、目覚ましの音で身体を起こせば、後は観念してやるべきことに身をまかせるしかありません。
仕事はきついのですが、ご褒美ともいえるひとときもあるのです。
 静かに昇る真っ赤な太陽を見ればその一時の美しさに目を奪われます、
ゴウゴウとうなりをあげて湖を走る船の上で潮風に吹かれると、何ともいえない良い気持ちになるものです。(サロマ湖汽水湖です。塩水なのです。)
一仕事のあとの朝ご飯は甲板の上でいただきます。午後まで仕事があるときはお昼もそこでいただきます。

いざ出港!


ゆっさゆっさと揺れ動く船での仕事・・・ 「のし」という太いロープにぶら下がった、「ちょうちん」と呼ばれる資材が上げられ、そこから小さい貝をふるい落とすのです。私たちは「ほろう」というのですけどね。全身塩水にまみれ、資材に付着したモチャモチャしたゴミや小さい生物が頭にも顔にも飛んできて張り付きます。ピリピリする顔。目の中にも塩水やらゴミが入り込みます。
それでも手を休めずほろい続けるのです。集めた貝はたらいで洗い、一定の穴のあいた網を通して選別してゆきます。
この様子も写真に撮りたいのですがそんな余裕は無し!
 選別で残った貝(赤ちゃんから子どもの爪のサイズくらい)を別の資材(網で囲まれた長いカゴ)に移しかえてゆくのです。力仕事をほとんど免除されての待遇ながら、2日も続けて行ったらもう私はヘロヘロです。
 でも、私は一年に一回この仕事をすることで、何というのでしょう。労働そのものに身を投じた安心感にひたれるのです。
こういう労働の世界があることを、私は身をもって知っていたいと思うのです。

屯田たなばた祭り
 今日はお休みもらいました。
町のお祭りに出店する読み聞かせサークルのバザーのお手伝いをしてきます。
売り上げで本を買い、小学校に本を寄贈するのです。
では行ってきます。
明日はまたサロマ湖・・次のブログ たなばたに間に合わないような気がします。