雨水
本日2月19日は二十四節気の「雨水」の始まりだそうです。
雨水から次の啓蟄までの期間をさらに三分割する七十二候では
「つちのしょううるおいおきる」土脉潤起
となり、土が湿り気を帯びてくることをあらわすとのこと。
小さくか細い芽
そんな本日はいくらか寒気が緩みました。
真冬日脱出していたのかは定かではありませんが、スキー場で感じた風は、刺すよう冷たさではなく少々柔らかいものでした。
職場である小学校の教室には、夏から放置されている土入りの水槽があります。
昨年の夏、子供のたちが「幼虫見つけた」と大騒ぎして、水槽に土ごと入れて持ち込んだものです。
始めのうちは霧吹きで水をかけたりしていましたが、今はだれも関心を寄せず放置状態です。
自然から切り離され、管理もされていない土の中で幼虫はもう干からびてしまったのではないでしょうか?
それでも、この土の中からか細い雑草が芽吹き始めています。
水槽の壁面には水蒸気が結露してうっすらと貼り付いています。
小さな雑草の種は教室の中にあっても何かしらの季節の変化をキャッチして芽吹いたのでょうか?
バレンタインデイも終わり、普段出入りするコンビになどではひな祭りの装飾がなされ、桜餅も目につく所に置かれ、桃色の印象が濃くなります。
ここ北の土地でも”春の歩み”を感じ始める頃なのです。
水の精・ウンディーネ
雨水にちなみ、「『天使たち妖精たち』より「ウンディーネ」について一部をご紹介しましょう。
記述はまだまだたくさんありますが、わかりやすく‘’今日の日‘’に因む箇所を抜き書きします。
天使たち妖精たち―精神世界の霊的存在 (Steiner Books)
- 作者: ルドルフシュタイナー,Rudolf Steiner,西川隆範
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刻々と変化する天候の日、雲が出て雨が降ったり、霧が発生する日に、先に述べたのと同じ方法で、それらの現象に私たちは没頭します。物質的な印象の代わりに、内的な印象が現れるようにします。そうすると、ある体験をするようになります。
滝の中で飛び散り、跳ねる水などが特に適しています。立ち込める霧、散乱する水、煙のように上昇する水蒸気、あるいは霧雨、 驟雨が降るのを見るとします。これを内的に感じると、第二種族の妖精(精霊)たちが現れてきます。第二種族の妖精たちは、変容・変化を特徴とします。
本来、稲妻を描くことができないように、この第二種の妖精たちをスケッチすることはできません。
一定の形姿は一瞬しか存在せず、次の瞬間には、すでにすべてが変化しています。
ウンディーネは植物の芽生えにも関わります。
「地上で植物が芽吹くのを見ると、変容する妖精たちがまわりにいる」と、言うことができるのです。「植物の芽の上を、肉眼には見えずに躍動している妖精が、大地から植物を芽生えさせる力と関係している」と、霊的なまなざしは感じます。
私は霊的なまなざしは持ち合わせてはおりませんが、
教室にある小さな水槽の土の中でグノームが働き、わすかな水分の中にウンディーネがいて発芽を助けているのかな?と想像したりするのです。
また本日はスーパームーンが見られる日でもあったようです。薄い雲のベール越しの月も美しかったです。
最後にサチコさんのブログもご紹介。
funcyqutton.hatenablog.com