娘の引っ越し①

 3月25日・・・・夫と滝川へ。
 行きは二人で、帰りは四人ブラス荷物となるイベントです。
だんなさんの転勤のタイミングで、娘が別居生活に突入することとなりました。はい。
この度は引越しに関わるブログです。
余りに忙しく、合間に下書きしたものを公開しました。

春吹雪の高速道路

 窓の外では、ビュルビュルゴーゴーという風の音。
雪が目まぐるしく吹き付け、車体がぐらつく。
周りは白一色です。
・・・
そんな一時のあと、雲間から白っぽい太陽がのぞき
雪の勢いが弱まります。
さあっと日が差し濡れた道路が光ります。

たくさんのトンネルに入り、抜ける。
吹雪に入り、吹雪を抜ける。
不思議な天候でした。
滝川着。
娘の住宅で少々手助けし、翌日の本番に備えてホテルに入りました。

チェリー🍒入りのジンジャーエール

 いかにも老舗という風情のホテル、「スエヒロ」です。
シャンデリアで飾られた内装、
椅子がたくさんでゆったりと広いロビー。
なかなか良い感じです。

晩御飯時に頼んだジンジャーエールにはチェリーが入っていて、ここにも昭和を感じたな。
グラスの後ろに写りこんでいるのが孫です。
テーブルには抱いてきたお人形と、道端で拾ったという石。
孫は石が好きで、なんの変哲もない石を拾っては大事に取っておくのですって。
娘と孫は、ここでだんなさんを待って、この後家族水入らずの晩御飯を食べる予定になっており、ここではドリンクのみ。

迎えにきただんなさん。
涙浮かべていましたよ。

それぞれの場所での生活が、今後どのようなものになってゆくのか?
こうなったからには、変化を楽しまなきゃね。


写真は6階ホテルからの眺望です。

滝川のお月様

  早々と就寝後、ふっと目が覚めました。
いつも起きる5時が近いのかと思い、時間を確めためたらなんと!まだ2時でした。
窓からは、空のてっぺんにあるお月様が見えました。
そのあとはほとんど眠れませんでした。

朝、湿った雪が降っていました。

次の日は、積んで積んで積んで・・・走って、走って、走って・・・降ろして、降ろして、降ろして・・・。

引越しが立て込み、運送に苦労する時期ですが、娘が働いたラーメン屋さんの店長さんご夫婦が、積み込みも運送も積み下ろしも手伝ってくださいました。
(積み込み時には、若い息子さんまで、動員されて・・・・・。)
娘や孫を心から可愛がって下さったお二人には、いくら感謝してもしきれません。
積み降ろし後、店長さんご夫婦は娘と孫と遅い昼食を食べにゆきました。
ここにも、ある意味”水入らず”のムードがありました。
娘が滝川で築いた「人との関係」は彼女の財産だといえましょう。
私たち夫婦は、奥さまが作ってくれた朝食用のお弁当を部屋で広げました。
朝ごはんはホテルでいただいたからです。
五目ご飯入りのおいなりさんに、きれいな卵焼きとツナマヨ入りの竹輪。
このお弁当を、娘と私たち夫婦の分まで作ってくれたのです。
孫には、おもちゃやお菓子のプレゼントまでありました。
本当にありがとう。
 お二人は、再び3時間かけて滝川に戻ってゆきました。
元トラックの運転手だったという店長さんは
「片道3時間なんて、庭先走っているようなものだ!!」と言っておりましたがね。