娘の引っ越し③・・・潜んでいたラスボス

最後に不快な写真あります。・・・一応お断り。

人のありがたみここでも

 奮闘の甲斐あって、娘と孫の暮らす住宅は日々整ってきました。
価格の面で心配だったストーブについては、実家の裏で小さな個人事業をやっているSさんの家に出向き、相談に乗ってもらいました。
色々便宜を図って下さり、ありがたやーと胸をなでおろしたところに、
思いがけない一言が。
「絨毯いらんかい?」
「えっ?」
顔を見合わす私と娘。

ほぼ新品の絨毯が余っており、「場所ふさぎだからもらってよ」というのです。

 しっかりした起毛の厚みのあるロールカーペットで、色はピンク
子ども部屋にびったりのものでした。
これを下さるというのです。
ええ!いいのですか!
「いいの、いいの、後から運んでやるわ。」
・・・・ありがたさ10倍です。

 夕方、Sさんは軽トラにカーペット積んで、奥さままで動員して運んで来てくれました。
そして一緒に広げる作業までしてくれて、「いいじゃない!」
と確認して帰ってゆきました。

 Sさんにはガスコンロも格安で譲っていただいております。
たくさんの人情にふれた滝川を去り、故郷に戻って来てさっそくに、ここでも人のあたたかさを感じることとなりました。
そんなこんなで、娘の新生活は少しずつ整ってきました。
翌28日
 娘は、残っている小物や衣類の整理などを行っており、作業は終盤戦のたたずまいでした。

本日も、水っぽい雪が降ったり、日が差したりと変わりやすい天気でした。

ヘアケア

私は疲れを感じ、ピンクの絨毯の上でゴロリンチョ。
娘は、孫を呼んでスライムを貼り付けてしまったリカちゃん人形のお洋服洗おう!と誘いました。
お酢で取れるのですって。
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床にレジャーシートを敷いて、洗面器にお酢を薄めたお湯を張りジャブジャブ。
子どもってこんなことが好きですよね。
それを見ていた私は、ふと思い付いて、櫛も通らないほどこんがらかったリカちゃん人形の髪がどうにかならないか調べてみました。
するとこちらは、洗濯用の柔軟剤で良くなるようてす。
(使用前使用後分かりますか?)

まあ、こんなことを始めるほどの余裕が出てきたのです。
私は今日は早く自宅へ帰ろうと考えていました。

ラスボス現わる

ところが、
お風呂場がカビ臭くて、入っていると気分が悪くなる、それに排水口が見つからないという娘の声に
「どれ」
と腰を上げました。

ユニットバスの体裁はしておりますが、浴槽は単体で、排水口のついたユニットルームに置いてあるだけの作りだったのです。
床の一部が、外れるようになっていてこれを外すと排水口がありました。
そして、この浴槽の周りがかなりよごれていることが判明しました。
手で浴槽の下をさわるとヌルリ。
真っ黒いヌルヌルが貼り付いています。
爪でこそげてシャワーを流すと、黒いカビのかけらがじゃらじゃらと出てきました。
ぎょえ~~~。
このような汚れが許せない娘は、絶句。
やややや
これは・・・・。
浴槽の裏に手を差し入れヌルヌルを探知してはこそげ落としてとしていきました。
「ばあさん。ゴム手使うかい?」
「いや、いらんわ。」
ごしごし、ジャアジャア。
f:id:kyokoippoppo:20190328223634j:plain:w320:rightしかし、手の届く範囲は限られます。
この浴槽が動くことが分かったので、娘の手を借り浴槽を横倒しにしてみました。
私はこの真っ黒は浴槽外側の塗料かと思いましたよ。
しかし、それはすべてカ・ビ!
浴槽の周りは真っ黒のカビで覆われていたのです。底の部分はいくらかきれいにした状態でこれです。
なるほど!これでは、お風呂が温まり、湯気がたちこめると同時に臭いわ!!!
びしょびしょになりながら、爪とたわしでこすりこすり・・・カビを退治すること二時間。

 何とかきれいにしました。(とはいえ、反対側にはまだ付いているぞ。きっと。)
排水口をホイルで塞ぎ、お湯をためカビ取りをまきました。
娘が町役場に出向き、写真を見せて事情を伝えたところ、浴槽を取り替えてもらえる可能性が出てきました。
娘のラッキー続くかな?