ティールへ向けてのぶらぶら旅 ⑤

秋ですのでね!! 

 f:id:kyokoippoppo:20210926180000j:plain:w400:left
 暖色系の布を縫い合わせはじめています。
秋ですのでね!!
遅々として進みません。
いつまとまった広さの布となり、何かに利用される日が来るのやら?
「秋ですのでね!!」
と書いたものの冬を越え、春を越え、夏を越え数年越しの作業になること間違い無しです!!
このような端切れを処分してしまえば、私の部屋はいくらかスッキリするのですが、
おほほ…捨てられません。
 

戦いの経営

 さて・・・ティール時代を探る旅ですが、
休むことなく続けています。

とにかく自分の興味の向くままに書き進めております。
わがままな旅です。そう、お断りしておきましょう。
ご了承のうえ、道連れになって下さいませ。

 前回の記事末尾部分を書き直しました。
文章のちょいとした手直しでしたが、今記事への橋渡しも兼ねまして下記に貼り付けましょう。

企業組織に訪れている変容が、教育界にもいずれ波紋を及ぼすであろうことは納得できます。
しかし、その波紋が、長きに渡り教育と一体化し、教育界に浸透したテーラーシステムの影響を覆すほどの力をただちに持つか??
と問えばこれはやはり考えにくいですね。

学校教育あり方が、ティールに向かうのはそうそう容易くはないでしょう。

ならばまずは、家庭教育において、まずは親子の関係において・・・「ティール」に向けての教育を意識しよう!!
天外氏の発信はそこに向けられたのではないでしょうか??
そのための指南書として世に出したものが、『ティール時代の子育ての秘密』なのだろうと思うのです。

 天外氏は、『ティール時代の子育ての秘密』第1章で、ある社会的な成功者の葛藤について書いておられます。
大きな事務所を経営する所長さんなのですが、親子関係に問題を抱えていたのです。
その方の育ちの中で起きた出来事がトラウマになっていて「情動の蓋」が閉まった状態になっていたのでした。


社会的な成功者と呼ばれる人に、このようなタイプの人が少なからずおられるようです。
自分の葛藤(トラウマや劣等感や不全感)を戦うエネルギーに変えて、社会的な地位を掴みにゆくのです。

このような人がトップに立つと、組織運営をどうしても他者に委ねることができずワンマンになりがちです。
全てを自分が見通し、管理していないと落ち着きません。
強いリーダーとして自分を誇示したいがために、鎧を着たような状態が続きます。
そんな上司の下で働く者たちも鎧を着込まなければならなくなります。
息苦しく、緊張した空間ができあがり、その圧力に耐えられなくなった人はやがて病むことになりましょう。

また、例にあげた所長さんのように、社会的な成功の影で家庭や家族が犠牲になっていることも多いと天外氏は指摘します。

これほど典型的では無いにしろ、職場が働き辛いという話はよく聞きますし、仕事とストレスは切っても切れない関係であるという想像は容易くできることでしょう。
多忙な仕事や、そこでの人間関係が元で鬱病などを発症する方も多いのです。

経営者が鎧を着込み武装し、部下を管理する経営方法を天外氏は「戦いの経営」と呼びます。
戦いの経営」は、通常の管理型なら上手くいくことが多く、今ももちろん健在!!有効!!だと思われております。

しかしこのような経営方法は、先にあげたような負の要素も生み出します。

天外氏は、天外塾という経営者向けのセミナーを長きに渡って続けておられます。
そこで、
「戦いの経営」とは正反対の「フロー経営」を伝えてきたのです。
フロー経営とは・・・

具体的には、指示・命令をなくし、すべてを現場の判断に委ねることで職場が見違えるほど活性化するという経営です。
これは、創業期のソニーがモデルであり、チクセントミハイという心理学者が提唱する「フロー理論」に裏付けされています。

ティール時代の子育ての秘密』より

!!!「フロー経営」と「ティール組織」似てますね。
いや、同じなのか?
同じと言いきれないにしても同類!!
おなじ方向性を持つものとみてよいでしょう。

フローとは???

Flowのそもそもの意味は、

(絶え間なく)流れる、流れ出る、わき出る、流れるように動く、流れるように通る、すらすらと流れ出る、流れるように垂れる、風になびく、巡る、通う
などです。

そしてフロー状態というのは、ある活動に完全に没頭し集中できる心理的状態を指します。
それによって、作業自体から充実感や満足感が得られるようになるのです。
 
フロー経営は、フロー状態に入るための最適な環境を意図的に作り出そうとする働き方ということ。

さっそく、フロー理論を提唱したチクセントミハイを検索してみました。

ミハイ氏の講演が動画になって公開されていました。(いつの講演でしょうか??TED2004の表示が見えますが・・。)
これがなかなか面白かった。
(字幕動画とともに講演記録も書き出されております。)
今回の旅は、こちらの講演会にでかけたということにいたしましょう。


www.ted.com

私はスイスのスキーリゾートに居ましたが 遊ぶお金はありませんでした。
雪も融けてしまったのに 映画を見に行くお金も持っていなかったのですが -- チューリッヒの街中で 講演会をするという新聞記事を見ました。 空飛ぶ円盤について話すということでした 私は まぁ映画にも行けないのだから 無料なら空飛ぶ円盤の話を聞いてみようかと考えました。
その晩講演した男はとても興味深い人でした。 小さな緑の宇宙人の話の代わりに 彼は ヨーロッパ人の精神がいかに 戦争で傷ついたかを述べました。
空飛ぶ円盤を空に見出すことで 古代ヒンズー教曼荼羅にあたるものを 空に映し出すことで それは戦争後の混乱の中から 何かの秩序を取り戻そうという試みだと 語りました。
私はこれをとても面白いと思いました。 この講演を聞いてから 彼の本を読み始めました。
カールユングがその人でしたが それまでは名前も成果も知らなかったのでした。

ミハイ氏講演の一部です。
懐の寂しかったミハイ氏が、無料であることを理由に「空飛ぶ円盤」の話でも聴こうか??
と軽い気分で講演会場に足を運んだことが伺えます。
カール・ユングの名前すら知らなかった彼のその行動が、後々の「フロー理論」につながってゆくのですから・・・面白い!!
これといった意志も持たず、偶然に身を任せたような行動・・・こういうところに実は大きな運命の采配があるのかもしれませんね!!

これは ソニー創始者である井深 大の味わい深い一言です。
彼はそのときソニーを始めたばかりでお金もなく 製品もなく --製品がなかったのです。
何もない状態でしたが アイデアがありました。 彼のアイデアというのは エンジニアが技術革新の喜びを感じられて 社会に対する使命を意識して心ゆくまで仕事に打ち込める 仕事場を作り上げるというものでした。
「フロー」が職場でどう実現されるのか これ以上よい例を思いつきません

ソニーの井深氏について語られた箇所もありました。
ミハイ氏が語ったのは、創業期のソニーのあり方です。

 その後ソニーは業績を落とし、株の暴落を経験します。
その原因について天外氏は次のように指摘しています。

日本に合理主義がもたらされ、ソニーも徐々に合理主義に傾倒していくことになる。
天外氏によれば「ソニーはおかしくなり」、社員の士気は下がって業績も降下。
2003年には「ソニーショック」と呼ばれる株の暴落を経験することになった。
この時、天外氏はなぜソニーの凋落したのかわからなかったというが、調べを進めていくうちに、合理主義のマイナス面に理解が深まり、それと同時に心理学者のチクセントミハイが提唱する「フロー理論」に行きついた。
フロー経営は知れば知るほど創業期のソニーを彷彿させ、実際、チクセントミハイはフロー経営の成功例として創業期のソニーを紹介したという。天外氏は「フローとは夢中になって物事に取り組む状態のことで、フロー状態になるには自由と自主性が重んじられる『安心安全の場』が欠かせない」と解説した。

(HR総研のウェブページより)改行・大文字はkyokoによる


フロー状態になるには自由と自主性が重んじられる『安心安全の場』が欠かせない
この言葉が決め手になりますね。

「戦う経営」からフロー状態は生まれない。
「戦う経営」と決別しなければならない。

天外氏はこのような確信に至ったのです。
 
 *  *  *

魔法のマントラ

 さて、初めに紹介した家族との問題を抱えていた所長さん!
この方の情動の蓋を開けるお手伝いをした天外氏の導きで、所長さんはご家族(お嬢さん)との関係を修復したそうです。

ティール時代の子育ての秘密』第1章ではこのエピソードが紹介され、本書はいよいよ子育てに関する話題に入ってゆきます。
この章で、のっけからの結論と称して紹介されるのが、


親子の問題を解決するためのマントラです。
「○○ちゃんが生きていてくれるだけで、私はとても幸せです。」
この言葉を何回も何回も唱えれば良いのだ天外氏は述べています。


何回もって?
もう180回は唱えなさいと。

その唱え言葉が、自分の深層に届くまで唱えるということですね。



簡単なことのようで、なかなか行えません。

私やってませんもの。
せいぜい私の瞑想タイムに数回止まり。
まだまだですわ!

この行為が何故子育ての問題解決に役立つのか?
は次章以降で語られています。
私の記事も今日はここまで!

ティールに向けてのぶらぶら旅 ④

f:id:kyokoippoppo:20210923182047j:plain:w500:left
 桜の葉が散ること散ること・・・集めても集めても落ちてきます。
木が裸ん坊になるまで休むことなく落ちて、歩道に散らばる葉っぱたちです。






疑問は置いといて・・・

 さて、旅の続き。
今日の私は少々気忙しい。
疑問を携えて切り株に腰を下ろしておりましたが、「やっ!!」と立ち上がりましたよ。

まずは復習です。

 ティール組織という概念は、2014年にフレデリック・ラルーの著書「Reinventing Organizations」で紹介されました。
旧来型組織とは一線を画する組織のあり方として提示されたもので、それにより組織や人材に革新的変化を起こすことが期待されています。
組織内の階層的な上下関係やルール、定期的なミーティング、売上目標や予算などといった、当たり前のように行われている組織構造や慣例を撤廃し、意思決定に関する権限や責任を管理職から個々の従業員に譲渡するなどのあり方です。

 この変容は、企業組織のみに留まらず、教育のあり方も変化を遂げてゆくという考えのもと、天外伺朗氏が著した本が『ティール時代の子育ての秘密』です。
この本の前書き部分で氏は、

その変化は今までの常識を覆すものであり、180度方向性が変わる・・と述べています。

何故いきなり180度も変わってしまうのか??
真反対の路線に進むとはどういうことか??
疑問を持ち、足を留めたのでした。
それが前回までの記事。

その疑問を抱えたままに、立ち上がった私・・。
そして見やった先は自身の過去ブログでした。

そもそも、何故天外氏がティール組織と教育をつなげて捉えたのか??
をしっかりとつかんでおきたいと思ったのです。

 私がこのブログを立ち上げたばかりの頃・・・ブログというものには何か意味のあるものを書かなければならないという思いが強くありまして・・・・・
『子どもやがて悲しき50年』という太郎次郎社から出ている写真集を手引き書にして日本の教育史についてポチラポチラと綴っていたのです。

テーラーシステム

 そこで知ったのが「テーラーシステム」という言葉です。

kyokoippoppo.hatenablog.com

これは「労働管理」のあり方に名付けられた名称です。

テーラー・システムは日本語では、「科学的管理法」と呼ばれます。
アメリカ人技師フレデリックテーラーが20世紀初頭に提唱し、その後発展してきた労働管理の方法です。

管理についての客観的な基準を設けることによって労使間の不信を取り除き、協調体制を構築し、相互の共存共栄を目指すことができると考えれたのです。
大まかなあり方としては、確かな計算によるノルマを設定し、成功に対して報酬を与え、不成功に対しては減収で応じるというものです。
これは産業の近代化の基礎となりました。

 
 Wikipediaより。極々要点のみ。
組織の色でいえば実力主義オレンジかしら??
    *   *   *   *   *
 

 1911年に提唱された労働管理としてのテーラー・システムが、その後教育界に大きく影響することとなります。

スティーブ・ジョブズに引き抜かれ、アップルの教育部門の初代バイス・プレジデントを務めるジョン・カウチ氏の提言より、テイラー・システムについて言及されている部分をコピー貼り付けいたしました。
ティー」という言葉こそ出てきませんが、この中にこの旅に関わる大きなヒントが含まれていましたよ!
1919年5月のものです。

toyokeizai.net

衝撃なのが、テイラーの著作が出版されたわずか1年後の1912年に登場した論文だ。これが教育のパラダイム転換を起こすことになる。
それは学校を主体とする教育の目的を見直すもので、これからは子どもたちに将来に向けた準備をさせるのではなく、当時必要とされていた類いの労働力となるための準備を目的とすべきだとはっきりと説いているのだ。

「われわれは、スキルの低い労働者やその子どもたちを、哲学者や研究者、科学者にしようとしてはならない。彼らのなかから、作家、演説家、詩人、文筆家を排出してはならない。偉大な芸術家、画家、音楽家、法律家、医師、牧師、政治家、指導者の卵を見いだすこともしてはならない。
われわれがわれわれ自身に課す職務は、非常に単純かつすばらしいものである。子どもたちの小さなコミュニティーを組織して、子どもたちの父親や母親が不完全にしかできていないことを完璧に行うことを教えるのだ」

この論文を発行したのは、GEB(一般教育委員会)を自称する団体。この団体を創設し資金を援助したのは、ほかでもないロックフェラー自身だ。
このようなテイラーの考えに賛同する人々は「テイラリスト」と呼ばれ、彼らは熱心に、正規の学校教育の目的は「平均的な生徒を標準とする教育の提供」であるべきだと主張した。
こうした流れの中で、産業革命の後期に入ったアメリカで学校教育の目的が見直されることとなり、いまなお続く教育システム全体の標準化に焦点が集まるようになったのだ。
今やアメリカだけでなく、日本でもまさに同じ問題を抱えていることは言うまでもないだろう

学校と工場

f:id:kyokoippoppo:20210923191736j:plain:w100:left 次の貼り付け記事は、3年前『企業教育・学校教育』の記事を書いた際に見つけたものです。
佐藤学氏の名前にもビビッと惹かれて目をとめました。
テーラーシステムと教育との強いつながりについて知ることができました。
(画像は佐藤氏。彼の公式ホームページより)

佐藤学氏の本『教育の方法』を読んだ方の感想より、佐藤氏の記述引用部分のみをコピーしました。
https://makoto.ti-da.net/e2904654.html

近代的な労働管理の方法である「テーラー・システム」は直接的に学校の経営と授業展開に影響を及ぼしています。シカゴ大学でカリキュラム研究の科学化を推進したボビットは、テーラーの『科学的経営の原理』(1911年)をそっくり援用して、カリキュラムと授業と学びの過程を科学的に統制する方法を提唱しています。
ボビットはテーラの「生産目標」を「教育目標」に置き換え、アセンプリ・ラインの最後の「品質管理」の「テスト」を教育過程最後の「テスト」に置き換えています。
実際ボビットは学校は「工場」であり、校長は「工場長」であり、教師は「作業員」であり、子どもは「原料」であり、卒業生は「製品」であると言っています。学校を「大工場」と重ねる私たちのイメージは歴史的に根拠のあるものなのです。

改行はkyokoによる。

911年・・・今から100年も前に提唱された「テーラシステム」

このシステムはもう自覚出来ないほどに、現在の教育の中に浸透し、いまだ効力を保っていると考えられます。

企業と教育・・・二つは切り離されることの無い密接な関係で結ばれているのですね。

そして今、教育に先んじて企業の中に変革が訪れているのなら、
教育がその影響を受けないということはありません。

 企業組織に訪れている変容が、教育界にもいずれ波紋を及ぼすであろうことは納得できます。

しかし、その波紋が、長きに渡り教育と一体化し、教育界に浸透したテーラーシステムの影響を覆すほどの力をただちに持つか??
と問えばこれはやはり考えにくいですね。

学校教育あり方が、ティールに向かうのはそうそう容易くはないでしょう。

ならばまずは、家庭教育において、まずは親子の関係において・・・「ティール」に向けての教育を意識しよう!!
天外氏の発信はそこに向けられたのではないでしょうか??
そのための指南書として世に出したものが、『ティール時代の子育ての秘密』なのだろうと思うのです。

今日の旅はここまで。




 

ティールにむけてのぶらぶら旅③

一歩ずつ・・・

 飛び飛び記事になるかも?
途中でやめるかも?
と、尻込み姿勢で始めたこのタイトル記事!
何とか歩を進められそうです。


日常も連れて歩く旅にします。
ということで、まずはティーならぬ昨晩のテーブル!
f:id:kyokoippoppo:20210922072123j:plain:w300:left
娘から届けられたおかず&kyoko作カボチャの煮付け!
かぼちゃは義母からいただいたものです。
娘のおかずは、牛スジ煮込みオカラ炒り卯の花の炒り煮)。
甘いおかずが寄り集まってしまったわね。
浅漬けは夫作!
漬物大好きな夫は、好みに合わせて自分で作るのです。

f:id:kyokoippoppo:20210922072114j:plain:w600
f:id:kyokoippoppo:20210922072105j:plain:w300:leftf:id:kyokoippoppo:20210922072056j:plain:w300:left前日は、ご近所さんから秋アジ(鮭)をいただきました。一晩塩して、昨晩カット!
当分魚には不自由しませんよ!

しょっぱいおかずも欲しいので、鮭のお頭焼いて身をほじり出していただきました。

スタート直後の立ち止まり

 さて、腹ごしらえをしたところで「ティールへ向かう旅」と参りましょう。

一回読んだ『ティール時代の子育ての秘密』を、再び読み直しております。


ティール時代の教育の秘密』の著者である天外伺朗氏は、人類の意識レベルの変容は経済界に留まることはなく、教育界にも当然訪れていると考えます。
考えるというより、氏の目には如実にそのように見える・・・受け取れるのです。

前回の記事でこのように書きました。
天外氏はさらに次のように述べます。

ティール時代」は、いままでの常識がほぼ180度ひっくり返ることが予想されています。「実存的変容」を遂げて、新しい常識を身につけた人たちと、それとは正反対の旧来の常識にしがみついている人たちとのギャップが、たとえようもなく大きく広がってしまうでしょう。

こう書かれているのは前書きの部分、本の8ページ目です。


早くもここで、私は足を止めました。

レッド・・・・・・力による支配
アンバー・・・軍隊的 上意下達
オレンジ・・・機械的 ヒエラルキーはありつつも実力主義
グリーン‥・家族的 ヒエラルキーは残っている 多様性の尊重

ざっくりとした表記ですが、組織はおおむねこのように変化してきました。
そして今グリーンからティーへと変貌を遂げてゆく過渡期のようです。


そして、次なる「ティール時代」は天外氏によれば、今までと180度変わると予想されているという。

ここです!!!
ここが分かりません。
変容というものを私は、不都合を削いで新しい風を入れる、というイメージで捉えております。
そのイメージでは、180度の方向転換というものがどうしても捉えづらい。
180度変わると言い切れる根拠が分からないのです。



何故180度なのか?
真反対の方向なのか?
何が変わるのか?

ヒエラルキーの影響が進化とともに薄まっていることは、変化の流れをみればうなずけます。
さらにこの流れが加速していくことによって、何かが変わっていくだろうことも想定できます。

しかし、180度変わるとは???
人生の価値が変わるのか??
幸福のとらえ方が変わるのか?
教育のあり方が変わるのか??

そのような変容がすでに始まっているらしいのですが、それはどのようなところにどのような姿で現れているのか?

このクエスチョンを抱えて立ち止まってしまった私。
旅のしょっぱな、道の端の切り株に腰を降ろした私です。

ティールにむけてのぶらぶら旅 ②

日常とともに・・

 ティールに向けてのぶらぶら旅です。
旅というのは、日常をしばし離れ異質な時間豊かなひと時を味わうものだと思います。

が私のタイトルの旅は、日常と共にある旅といえましょう。
興味の対象を追いかけたり、考えたりしつつも、日常は常にその中で進行しているからです。

 3連休中日は、衣類の整理が進みました。
我が子が残した保育所時代のお絵描きなども、いくらか選別しました。


針を動かし、孫の服につけるための刺繍をやり終えました。
こちら既製品の服ですが、いくらも着ないうちに染みを付けてしまったのです。
リメイクできる??
と娘。
リメイクするよりは、染み隠しの作戦の方がお手軽だわ!!!
と私。
毎日少しずつ作業を進めるkyoko流の時を経て、昨日仕上げましたよ。

ティールは青緑色

 
 さて・・・ここからは「ティールに向けてのぶらぶら旅と」なります。
しかも本日の旅程はですねえ・・・。
まずは基礎知識を入れるべく、トラベル会社から取り寄せたパンフレットを開きふむふむ・・・する段階ですの!!
つまり貼り付けのみ・・。
それでも、旅人koykoにとって、これは大事な過程!!

個人的な旅に徹しようと思いますので、敬遠したい方は遠慮なく途中下車して下さいね!!!!


ameblo.jp

下記はWikipediaからコピーしたもの。

鴨の羽色(かものはいろ)は青緑色の一種。マガモの頭の羽の色からとられた名前である。英語にも鴨の色をもとにとった同様の色名があり、単に「teal」や「teal green(ティールグリーン)」などのように呼ばれる。

この夏より我がブログに出現している「ティー」というワード!!
実は色の種類を指しております。

ティールは日本語では「青緑色」に近いと思われます。

その色+組織
その色+時代
その色+教育

何故に色??
ということで、まずはティールの基本を押さえておきましょう。
人との関係性や、それに伴う社会の組織の有り様は時代とともに変化をしています。

人間がマンモスを追っていた時代。
一定の指示系統のもとピラミッドなどの建造物が建てられた頃。
便利快適を追い、産業革命がおこり機械化が進んだ頃・・

時代によって組織のあり方が違うということは納得できます。
それを色とメタファによって図式化したものが下記のものです。

画像はこちらからいただきました。

https://lipronext.com/blog/teal-journey-campus/lipronext.com

だれによって見出された??どのように見出された???

 これに関しては、こちらから一部抜粋いたします。
ティール組織に関心を寄るサイボウズ代表取締役社長・青野慶久氏の発信。

嘉村賢州氏を招いて社内勉強会をいた際の内容です。
cybozushiki.cybozu.co.jp

嘉村賢州(かむら・けんしゅう)1981年生まれ。兵庫県出身。京都大学農学部卒業。IT企業の営業経験後、 NPO法人 場とつながりラボhome's viを立ち上げる。人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。2015年に1年間、仕事を休み世界を旅する。その中で新しい組織論の概念「ティール組織」と出会い、日本で組織や社会の進化をテーマに実践型の学びのコミュニティ「オグラボ(ORG LAB)」を設立、現在に至る。

 *    *    *
以下嘉村氏の講演内容の一部です。

「どんなにすばらしいビジョンを持って経営していても、トップも従業員もまったく幸せに見えない。アンケートをとっても、はっきり数字に表れる」

著者である元マッキンゼーコンサルタントのラルーは、CEO向けエグゼクティブコーチングをする中で、こんな疑問を抱くようになります。

経済成長はできていても、誰も幸せじゃない経済社会に対する違和感。そこから彼の探究がスタートしました。


大学のアカデミックな研究やビジネス的リサーチでは、ビジネス雑誌などで“業績トップ100”に名を連ねる企業を研究し、新しい潮流を探り出す手法がスタンダードです。

ところが、ラルーは従来の手法を採用しませんでした。

企業の知名度にかかわらず、一人ひとりが輝いて働き、クライアントに圧倒的に支持される組織を情報収集し、各社の特徴を調べました。

そこで、まったく見たことがないような組織を発見しました。しかも1社ではなく複数です。

各社、組織規模も業種も違えば、お互いに情報交換をするわけでもない。そもそも存在さえ知らない。それなのに、組織運営が酷似している。その共通点をまとめたのものが、ティール組織です。

ティール組織とは何か。1つ目のポイントは時代によって変わってきた「組織」の歴史。2つ目は、ティール組織に共通する3つの特徴です。

((大文字はkyokoによる。)

・・・以下、レッドからティールに向かう歴史の説明が続きます。
興味のある方は、貼り付けページを開いてご覧下さいませ!!

次なるステージ

 F・ ラルーの主張は、人類の意識レべルが次のステージに達した結果、”ティール”と名づけた新しい組織が出現した!!
というもの。

 そして、『ティール時代の教育の秘密』の著者である天外伺朗氏は、このような人類の意識レベルの変容は経済界に留まることではなく、教育界にも当然訪れていると考えます。
考えるというより、氏の目には如実にそのように見える・・・受け取れるのです。

 しかし、私はそれをキャッチできておりません。
変容??????・・・・・・始まっているとは本当か??
果たしてどこに??
どのように???
という段階です。
だから、そうそこへ向けて旅してみようと思うわけ。
急がず、分からないことを分かったふりせず・・。
色々な人に会いながら・・。

 この連休にみた空をご覧いただきましょう。
雨あがりの夕方です。
私がスマホ片手に歩道を歩いていましたら、先日蜂退治でお世話になったYさんご夫婦も同じ空を眺めていらっしゃいました。
Y家の窓ごしに手を振り合いました。

ティールへ向けてのぶらぶら旅①

ティー時代の子育ての秘密』

ようやく手元に届き読みました。
う~~~・・・・・・・む
これは・・・・

なんだか、混沌とした空間に放り出されたような感じがします。
足場を定めにくく、視点をどこへ向けてよいのやら?

ティール』については、本書に先立ちネットで検索をかけては目を通していたので、内容は想定されたものでした。

 しかし、それを理解できたのか?
「分かる」のか?
となると別問題!

 これは簡単には理解できない代物ですぞ。
ジャッジフリーという言葉を、ひとまず歓迎した私でしたが、これって実は容易いことではない。

kyokoippoppo.hatenablog.com
自分の有り様がジャッジされないことは歓迎しつつも、
他者をジャッジせずにはおれない姑息な自分が確かにいて、
何故そうなのか?を知ることは、ネガティブな自分との対面になるかもしれないからです。

いえ、そもそも「何故そうなのかを知る」なんて次元には行き着かない可能性の方がよっぽど想像容易です。

本書を読み終えそのように思いました。
でも、だからこそ、そこに気持ちが向かいます。
理解に向けて漕ぎ出してゆこうという思いが湧きました。


と、いうやや長い前置きの次に
長男Hの新曲を貼り付けることにいたします。
www.youtube.com

今回もボカロ曲に取り組みました。

前回の作品『恋愛フィロソフィア』は、You Tubeでの再生はいまだ100をようやく越えた程度ですが、
ニコニコ動画の方では躍進し、1万回を越えて再生されました。

You Tubeとニコ動でカウントの仕組みが違うのかもしれませんが、仮にそうであったとしても、このボカロ編曲作品が、ニコ動視聴者により好まれたことは確実です。
Hにとっては、このような手応えはやはり嬉しいことで、続けてボカロ曲をアップしたのだと思います。

ここには、You Tubeを貼りますね。お聴きいただければ幸いです。
(こちらもまたまたニコ動で躍進!!すでに一万再生を越えました。)

私の歩みの中に

 さて、何故ティール」とHの編曲作品が一つの記事内で抱き合わせになったのか?
と思われますでしょ?

ティール時代の子育ての秘密』は、先程書いたように、簡単に理解できる代物ではありませんでした。
分からないながらも、理解に向けて漕ぎ出そうとも書きました。

が、実は、かなりの昔から、私はこのエリアの周辺をウロウロしていたような気もするのです。
その場所を俯瞰できませんでしたので、私は目の前の景色の前で、ただただ闇雲に右往左往していたわけですが、そんな見通しの悪い藪のそばには、『ティー』に続くかもしれない細い道が隠れていたように思うのです。



 今までの私の歩んだ道の中に、そんな私に育てられた子どもたちの歩みの中に・・・・・
たくさんの雑多な混じり物と共に、『ティール』の欠片のようなものがありそうで。
それを拾いつつ『ティール』とは何か?
を新たに探っていきたいな!
と思っているのです。

 かなり混乱すると思うし、未整理のままのものを投稿することもあるかと思いますが、ぼちぼち書いてゆきましょう。


また、番号はふってゆきますが、飛び飛びの気が向いたときの発信になると思いますよ。
たから「ぶらぶら旅」というタイトルにいたしました。
(もしかしたら、途中で手放してしまう可能性もございます。)←弱気な私がいる

ティール時代の子育ての秘密』の中には、
人の教育に必要なのは、意思のはっきりした子どもを育てることだ。
という記述があります。
それは、
人が生きる上での土台となるものであり、脳科学でいえば、爬虫類時代までに発達し、生命活動や情動、直感的などを司る「古い脳」の機能
なのだそうです。
一方
猿から進化したときに急激に発達したのが、「大脳新皮質」で、それは論理、言語、理性などを司ります。
これは土台の上に立つ建屋のようなもの。
土台がしっかり育っていないところに立派な建屋を建てても「まとも」に育たない

と、天外氏は述べています。

これは、脳科学などまだ出現していなかった、シュタイナーやモンテッソーリの時代に、彼らは直感的に把握しており、いまの言葉でいえば、「古い脳」がしっかりと発達するような教育学を提唱しました。

シュタイナーの教育は、これから展開してゆく『ティール時代』の教育のあり方に添うもののようです。



シュタイナー教育

 シュタイナー教育
これは私が一時期強く憬れたものであり、Hの人生にも大きく関わったものです。

過去記事で書いておりますので、ここで細かな経緯を書くことはひかえますね。
下記の記事・・・・自分にとっては辛い内容であり、改めて読み返しますと、ここでの決意が立ち消えになっていた現実にも直面します。
kyokoippoppo.hatenablog.com

雑多な混じり物の中にある欠片というのは、このようなものです。
欠片のまま置き去りにされているこのようなものたちです。
いくら拾い集めても形にならないかもしれませんがね。

人が人としてまともに育つとはどういうことなのか?
を、ティールという視点を拠り所として改めて学んでみたいのです。
それは、つまり、私が人としてまともに生きるための役立ちになりそうだからです。

幼き日の思い出・・弟の受難

蜂退治

 先週、我が家のイボタノキに付いたスズメ蜂の巣の除去作業について、記事にしました。
kyokoippoppo.hatenablog.com

uwisizenさん人生百年 有為自然が、コメントを寄せて下さいまして、ご自分の幼い日にスズメ蜂の恐ろしさも知らず、噴射剤で狙い撃ちをしていたことを教えて下さいました。
それを読み、私も、過去の出来事を思い出しました。

 私が小学3年か4年生、弟が1年生か2年生という頃のことです。
記憶をたどる内容ですので細部はうやむやです。
挿絵はカレンダーの裏にラフに描いたものよ。


 自宅の軒先に蜂がブンブン飛び回っていました。
巣を見た記憶はないのですが、ひと所を離れず蜂が飛んていたことは確か!
巣があったのだと思います。
スズメ蜂ではなかったです。
それは確か!!
弟とね!
その蜂を退治しようということになったのです。

親はその時おそらく留守。
だから姉弟は、そんなことを思いついたのでしょうね。

 



 その頃ゴキブリをエサで誘い、強力な粘着剤で捕獲する『ゴキブリホイホイ』なる商品が出回っておりました。

そいつを真似る作戦です。



ぬれ縁の下には、竹の棒やら使っていない植木鉢などがありましたから、そこにあった手頃な棒に厚紙をくっつけて、さらにそこにセメダインだったか?ボンドだったか?を塗りたくり飛び回る蜂を貼り付けてしまうことにしたのです。

竹の棒にどのように厚紙を取り付けたものか?
きっとセロテープあたりを利用したのでしょうね。

接着剤にセメダインを利用したのか?ボンドだったのか?
の記憶は残っておりませんが、どのみち結果に変わりはないことは瞭然としておりますね。


 出来上がったその装置を弟が持ち、高々と軒先に掲げました。
ブンブン飛び回る蜂を、追うようにユラユラと揺らしました。
蜂はそう簡単には貼り付きません。
   




🐝  🐝  🐝
 
すると、一匹の蜂が弟の持つ棒に沿って滑るようにに急降下!
おでこに貼り付きました。


蜂の滑り降りてくる様子と、しがみつくように弟のおでこに貼り付いた瞬間の様子は、今だに私の脳裏に焼き付いています。


弟は棒を落とし、顔を覆いました。

過去にも・・・

 その後の記憶は、おでこにタオルを当てられて部屋に寝かされている弟の姿です。
その間の記憶はありません。
弟が泣いたものか?
騒いだものか?
母親はどのタイミングでことの次第を知ったものか?
私は何か言葉をかけてやったものか?

そのあたりの記憶が抜けています。
弟のおでこは異様に膨れ上がり、まぶたは目を塞ぐほどに腫れ上がってしまいました。


 実はこの弟、この出来事以前にも蜂に刺されております。
どこで、何して刺されたものやら。
顔中刺されて、その時は病院にかかったのではなかったか?

「刺したのがスズメ蜂だったら2度目は死ぬよ!」
だったか?
「刺したのがスズメ蜂なので2度目は死ぬよ!」
だったか?
とにかく「2度目は死ぬ」という
母の声を覚えております。

このときは、
おでこは腫れ上がり、耳は厚みを増し顔の真横に起き上がり、鼻もまん丸になって光り、唇は2倍の大きさになり鼻の穴を塞ぐがごとくに腫れ上がっていました。
哀れ弟よ!
幼き日の思い出でした。

私の場合

🐝  🐝  🐝
 私にも刺された体験があります。
大人になってから、こちらで暮らすようになってからの出来事です。

信用金庫の建物の中に蜂が侵入していたのです。
その頃はいちいち、出金入金の用件を用紙に書き入れ、窓口に持っていく作業が必要でした。
 夏のこと。
そんな用事を足すために信金を訪れたわたし。
ふくらはぎのあたりを何かが触れたのでスカートをパタパタとはたいたのです。
とたん強烈な痛みが走りました。
とても強い痛み、声をあげそうになる痛み。
歯をくいしばるほどの痛みでした。
信用金庫の職員に訴えても良かったのかもしれませんが、それも躊躇われ、急いでそこを出ると自転車こいで薬局まで走りました。
薬を買い、患部に塗り、さらに湿布で冷やしました。
湿布がずり落ちないようにネットで押さえました。

足は日に日に腫れ上がり、当時働いていたサケ・マス捕獲場のおじさんたちに
「まるでネットメロンみたいだ!」
と言われたほど!!
その腫れは少しずつ下の方に下っていき、かなりの時間を経てようやく治まったのでした。


 今回の話題は痛々しい話題でしたね!
蜂に刺されるのは2度とごめんです。

虫の新居

(投稿後、タイトルを変更いたしました。それに伴い記述も少々・・。)

虫の新居

 スズメ蜂が新しい棲家を作ったわけではないので、ご安心を!
割り込み記事です。
実は蜂のネタで続けて一つ書くつもりでした。
幼い頃の弟の受難を話題にしようと思っていたのです。

が、チョット割り込ませたいものがありまして、予定変更です。
親バカ・ばばバカモードの記事で恐縮ですが、お付き合い下さいませ。

娘のインスタグラムの内容が面白く「虫のネタ」2としてここで紹介する次第。
(とはいえ、今記事内容は「娘と孫とのひととき」です。)
 以前、精力的に発信していた育児日記を一旦中断した娘ですが、現在は描いた絵や、折々の記録としての記事を発信しております。
昨日9月10日に投稿したものがこちら・・。




孫にしてみれば、とびっきりの手作り新居を、虫たちは喜んでいる!!と思い込んでいるのね!!
さらに・・・虫たちは賢いから、そのおうちを気に入り、住みつづけている!!
心底そう思っているのです。


大人の、「いつまでもそんな所に居やしない」という知識など完全に却下されてしまいました。
おもしろい話題を提供してくれる娘と孫!!
ですが・・・・・・。

来るの早いよ!!!

 本日は5日間働いて、ようやくやってきた土曜日でした。
いつもより寝坊して、朝ご飯食べて、流しを片付けて、ミョウバンの溶液濾して、蒸しパンこさえて、洗濯干して、乱れている居間のテーブル片付けようか??いや・・パソコンの電源を入れてちょっと座ろうか???

などとワタワタしていたら・・・・やって来ました二人組。
え~~!!!
「ちょっと早くないかい・???」
と言いましたら、
「だって今日は、リラ街道のお散歩するって言っていたじゃない??!!!」
と娘。

そうでした。
最近乗れるようになった自転車で、リラ街道を走るから、ばあばも付き合ってね!!と頼まれておりました。
「はいはい!」と気安くお返事しておりました。
すっかり忘れていたよ!!

 国鉄時代に鉄路だったところが今はリラ街道という道になっているのです。
歩道が広いので自転車で走りやすい。
ランニングやウォーキングに利用する方も多い道です。

参りますか!!!



 歩道脇の花壇は希望者が花を植えて管理しています。
町からはいくらかの助成金が出されます。
手元に十分残る額がいただけますので、小中学校でもこの制度を利用し、教材の足しにしたり、部活動の活動費に回したりしているのですよ。

秋晴れで風は爽やか!!
いい運動です。



 雑木林の緑も気持ちよく!!
はるか昔からあるのだろうなあ・・・と思われるような太い木々も残っております。

やれなかったこととやれたこと

 お昼はうなぎの蒲焼(国産)のご馳走でした。
娘からの差し入れ!!!
もちろん娘のいただきもの。
いろいろものをいただく我が娘・・おこぼれがこちらにもやってくるのです。

晩ご飯は我が家でしゃぶしゃぶと決まっておりましたので、結局午後もずうううううううっと一緒!!

私の自由時間などありません。
あれも、これもできません。


が・・娘がいたからこそできたことがあります。

タッセル作りです。

何度かお願いされていたもののなかなか腰が上がらなかったのです。
雑誌だけは例の乱れた居間のテーブルに待機していましてね・・・それを見ていた娘が「やってみよう!!!!」とはっぱをかけました。

糸類は山ほどありますのでね。
雑誌を見ながらまずは基本形。
糸の種類によっては裾が広がりすぎてしまったり、配色に難有りだったりしましたが、何事もやってみなければわかりませんし、上達だっていたしません。
たかがタッセルとはいえ、きっちり糸を束ねたり、コードを中央から出すのも難しく・・。悪戦苦闘!!

一方孫は、こんな作業はできませんし、したくもありません。

孫の工作も同時進行となるのです。
孫はおうちを作ることに・・。



箱を組み立ててやったらベッドにしました。


白いものは発砲の緩衝材・・・こういうものも私はとっておきますからね!!

ちょうどいい大きさのお人形が無いという孫のために私が出してやり、娘が顔を描いてやりました。










 先週はこいつでおすし作ったのですよ!!
クオリティー今いちならぬ今さん!!
っていうところ。
トドックのカタログからネタになりそうなものを切り取って貼り付けたりして作ったのです。









 そんなこんなで
テーブルの上は箱やら糸やら、のりやらセロテープやら、ビーズやら、裁縫セットやら、折り紙から、包装紙やら、色鉛筆にカラーペン・・・・・・ととんでもない有様でした。
これも写真に撮っておけば良かった・・・!!

本日の試作品です。
紐に並べてタッセルガーランド出来上がり!!!!

(今改めて雑誌を見たら、行うべき工程をふっとばしていました。次回はそこを改善しさらに良いものを作れそうだわ!!
気持ちと時間が許せばネ!!!!)

さてさて本日土曜日!!大いに散らかったけれど、気分良し!!
楽しかったです。



この記事もアップしたら・・・
さあ!!
ふとんに行って本を開きましょう!!


[asin:B08BLRXT61:detail]
厚さ5センチほどの本。大作です。
そしておもしろいの!!
いつか記事にいたします。

次回は「弟の受難」で書くつもり・・。