12月24日

ご覧あれ!!
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f:id:kyokoippoppo:20211218121206j:plain:w300:leftかわいいツリーでしょう!!
これ!
なんと!!

義母の作品です。
上から2段目の飾りが取れてしまっておりますが・・。


見事なものでしょう!!

以前、町の木彫サークルに入っていた頃に様々な作品を彫り上げたお義母さんです。
オリジナルのものもたくさん作り、こちらはその一つ。
それをプレゼントしてくれたのです。

 今日はイブですね。
娘と孫は住宅で友達と共にケーキを食べることになっており、じいさんばあさんの出番はありません。
年寄り二人でしたら、もうイブのムードなど欠片もなく、さあて何を食べようか??
いつもの通り夫は漬物と乾物かじってビールを飲むことでしょう。
私はあり合わせでさっさと済ませ、食卓を離れることでしょう。


そんな私ですので、イブだからってその類の記事を書く予定などありませんでした。
しかし昨晩娘がスマホで撮ったという雪の結晶をお見せしたくて、24日の早朝投稿を試みることにいたします。
雪の結晶と検索して画像を探ればいくらでも美しい結晶の写真を鑑賞できることは知っています。

でも、私は娘が凍てつく車の窓ガラスに見つけたこの形を残したいと思いました。f:id:kyokoippoppo:20211223192112j:plainf:id:kyokoippoppo:20211223192139j:plain

私が幼い頃・・母に尋ねたものです。
「雪の結晶ってどうやったら見えるの??」
と・・。
図鑑に載っているような見事な結晶を見てみたかったのです。
母はガラスに貼り付いている霜の模様を指して
「これが結晶だ!!」

と言うのです。こんな鳥の羽のようじゃない六角形の結晶が見たいのに。

・・・・・

私は横浜で育ちました。昔の木造家屋ですから相応に寒く、窓ガラスには霜の模様が付きました。
それはそれで面白く、美しくも見える造形物ですが、これが雪の結晶だ!!
と言い切る母の言葉には首をひねるしかなかったのです。

雪だってたまに降りました。
しかしそれは湿気ったボタ雪で、大きな埃のように舞い降りてきて、すぐに溶け出してしまうそんな代物。

泥と一体化したそれと、「雪の結晶」が結びつくことはありませんでした。
結晶が雪の一粒の姿であるとは思いもしませんでした。

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 結婚してここに嫁いできて、氷点下の寒さの中で降る雪を見たときには驚きました。
それらは結晶の形で静かに舞い降り、降り積もってもなおその形のままふんわり重なってゆくのです。
吹けば飛ぶように軽く、町の灯りがその繊細な形を映し出し、キラキラと輝くのです。

本州で狂喜乱舞して手の平に受けた水っぽい雪とは別物。
コートの上に手袋の上に形のまま落ちてきて姿をとどめる雪の姿を、私は今や存分に見ることができるのです。

一方娘は道産子!!
彼女にとっては珍しくもないであろう雪の結晶を、それでも美しいと思って、かわいらしいと思ってカメラを向けたその行動が私には微笑ましく感じたのでした。


さて・・せっかくですからクリスマスに因んだ動画を貼りましょう。
『ポーラ・エクスプレス』です。
オールズバーグの作品『急行北極号』を元に作られたもの。




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 7時を過ぎました。
夫の朝食卵焼きを作って、ざっくり化粧をして出かける支度をいたしましょう。
今年最後の出勤日です!!!!

一年をふりかえる

 今年の冬至は本日22日だそうです。


 前日21日の放課後、教室のカーテンを開けたところ、沈みゆく日が、白樺の影を雪の上に伸びやかに投げかけておりました。
その見事な風景に子どもたちがタブレットを向け、写真を撮っておりました。
私も・・・スマホでパチリ!!
沈みゆく夕日・・その場所は西ではなく南の空といっても良いほど。
寒さも悪天候もこれからが本番ですが、お日様の軌道はこれより折り返し!となります。
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冬至という区切りの本日、この一年を、ざっくりと振り返ってみることにいたしましょう。
コロナ、オリンピック、選挙、給付金・・・・世間での出来事には触れず「わたし」のことばかり。

目をつぶる

 まずは・・・瞑想
kyokoippoppo.hatenablog.com


これはもう瞑想と名づけてはいけない。
ただ目をつぶって手を止める10分間です。
頭の中には色々な思いが忙しく立ち現れます。
もうこの流儀で良しとします。
そして、”絶対毎日”ではなく、気分に応じて行うことにしています。
色々試した末に、お供の曲はこちらに定着しましたよ。

『鏡の中の鏡』・アルヴォ・ペルト

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ミョウバン結晶

 完全なとんがりはできていませんでしたが、形の良いものを職場に持っていき理科専科の先生に差し上げました。
ちょうど5年生が『ものの溶け方』の単元に入る頃。学習に役立てて欲しかったのです。

塩の結晶も添えてね・・。

私の手元にももちろん残しております。

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塩の結晶はもう少し育ててからお見せすることにします。

お片づけポイント

●どんな小さなささいなものでも捨てたら1ポイント
●メルカリ出品も1ポイント
●不用布をウエスに刻むのも1ポイント

●繕いものをしたら2ポイント
●メルカリが売れても2ポイント

●布のリメイクや片付けで空きスペースができたら5ポイント

●大きな収納棚や容器ごと処分し、部屋の景観が変わったら10ポイント

そして必ず最低でも毎日1ポイントを目指す!
という目標・・・これも停滞気味です。

現在のポイントは462ポイントです。
ゆる~く続けてゆきましょう。

ティール時代

 こちらも立ち消えになったかのようなテーマですが、私の心にしっかり刻まれた言葉です。
急いで分かろうとせず、アンテナだけは立てておきますよ。



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 冬至の本日
予報通り午後から悪天候となりました。
児童たちは5時間目まで学んで一斉下校となりました。
我が家の除雪は夫が済ませておいてくれましたので、私は実家に・・。



湿気って重たい雪・・・ご近所さんの手助けもあり助かりました。
お義母さんがかぼちゃ団子と小豆を分けてくれました。
風邪気味だという娘を尋ねて、冬至のお汁粉を小皿に分けて食べました。
私の勤務は24日まで。
その後は長い冬休みが始まります。

***きらきら***

来るべきものがやってきた

 金曜日・・・積雪ゼロの道を歩いて出勤!!
帰り道は予報通りの雪景色!!
とうとう来るべきものがやってきました。
「雪降らないねえ。」
が挨拶代わりになっていた日々でしたが、とうとう雪が落ちてきました。
日本列島の日本海側は、各地で雪模様になったようですね。

 翌土曜日
除雪スタートの休日となりました。

一時は視界不良となる荒れ模様。
雪は小止みになったり、薄日が差したり・・かと思えばまた降りこめたりと忙しい。
それでも昼頃には収まりました。

除雪を進めながらも、退屈している孫ちゃんとかまくら作り。
体調がいまいちだったママに代ってばあさんが奮闘しましたよ。
いきなり酷使した腕や背中や腰。
翌日の筋肉痛が心配されます。

まだ途中ですが、ママにお披露目しました。
まだまだ窮屈なのですが、ママは身を屈めて「お邪魔しまあす!!」と入ってくれました。



ビーズで作ったキラキラ



Hが姪の誕生日祝いにビーズセットをプレゼントしてくれたのですが、これを機にちょいとサンキャッチャー作りを楽しんだ娘です。
出来上がったものは、窓辺に吊るされています。
雪が止み、日が差して小さな光が部屋や壁に舞いました。


本格的に作るなら、下の写真のような、大きめのクリスタルガラスを買い足せば豪華で見栄えも良いものが出来上がるのでしょうがね。
今はちょっと我慢です。

夜のキラキラ☆☆☆



 夜は夫が飾った電飾が光ります。
昨年は大きなガラスの浮き玉に巻きつけましたが、今季は庭用の支柱を星型に組んで飾りを付けました。
雪景色に映える灯りをパチリ。

その後家に戻ろうとした時に、はずみでシャッターを押してしまいました。

そしたら・・・あらら
こんなに綺麗な写真になっていましたよ。
こちらもどうぞ!!!

年の瀬が近づきます。
年賀状も書き終わっていない私です。

7とか15とか28とか・・・・28の巻

数学大明神 

 やっかいな記事を書こうとしているなあ・・と躊躇しつつも書き始め、ひと記事でまとめるつもりが、まとまるなんてものにはならず、散らかったようになり・・結局、取りかかってしまったが故の3連チャンの記事となりました。
今回は、このミニシリーズの最後28について書きます。
個人的には大変おもしろく、意味のある作業となりましたが、読む方にとってはいささか苦痛を伴うものになっているのかもしれません。
この数字シリーズは、占星術における数字の意味についての記事でありまして、全てを網羅するなら、1~30までそれぞれを書かなければなりません。


しかしながらその中で、7と15と28をチョイスしたのは、今年37歳となった長男のホロスコープをながめていて関係のありそうな数字がそれらであったという理由です。

プロの占星術師が同じホロスコープをみたときに、この要素に目を向けるのかどうか?は分かりません。
所詮初心者レベルの私の興味が、これらの数字に向かったということです。

先ほど書いたように、私自身は十分に楽しむことができました。
普段改めて調べることのない「数字」を検索にかけたその結果、その情報量の多さに出くわしたこと・・これは新しい発見と驚きでした。
新発見とはいいながら、あら!!
これは若い頃手に入れて面白く読んだ、森毅安野光雅共著による『数学大明神』と相通ずる世界だと気づきました。

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本棚から久々に引っ張り出しました。
目次の一部です。

おもしろそうでしょう!!
いつか改めて記事にすることがあるかもしれません。

28度

 さて28について探っていきましょう。
牡牛座28度は、Hの月交点ドラゴンヘッド)が位置する場所です。
37歳になった息子には、2度目の月交点回帰がやってきます。
kyokoippoppo.hatenablog.com

参考にする本はいつものこちら!

位を無視して数字を足せば・・2+8=10→1+0=1・・・ここから導き出される数はとなります。
ものごとのスタートを表す1
松村氏は、28度「過去を踏み台にして突破する」と表現しております。

30度(サインは30度で区切られている)の中には1に関係するものは1・10・19・28の3つがあり、28は最後の4番目となります。
ですから、ここでのスタートは、過去を踏み台にして進むということになるのでしょう。

いい響きではありませんか??

突破する・・何かしら突破すれば、Hは新しい景色に出会えそうではありませんか??


28を4と7の積としてみる視点からも書かれていますよ。
4×7=28

はHの太陽の度数ですのでね、関係性も強く働くような気がしないでもない。

kyokoippoppo.hatenablog.com


7の4倍の数は、7が願望実現する力を表すといった場合、4は苦労するという意味もあり、苦労の末に達成するという組み合わせでしょう。

松村氏はこう書いていますよ!!
ますますいい感じではありませんか??

しかし、4は苦労するという意味があると、さらりと書かれておりますがその根拠が気になります。

占星術の本ではその根拠が見出せませんでした。
しいていえば四苦八苦の四からの連想くらいしか思い浮かびませんね。


さらに・・・28から13という数も導き出されています。

ホロスコープ360度を28で割ると12・86
一年365日を28で割ると13・03(太陰暦の数え方ですね)

28と13は裏腹な関係であると・・・・。

12サインは三角形と四角形で空間的図形的に配置することができます。12進法は、意識の流れがそのまま空間の中に定着します。目に見える生活の中で意識(時間意識)の作用がスムーズに定着する性質です。
 逆にいうとモノに縛られるという意味にもなるでしょう。どんな意識的なモノも、かたちの中に落とし込まれ、空間的なものや視覚的な作用に支配されるからです。それを嫌う人、物質に支配されない意識の独立性を求める人は、13の数字を求めることになります。

このあたりの記述は、私には理解が難しくなります。
円を12に分割する図形はこの世の目に見えるもの全て表すことができるマンダラということなのでしょうか???
Hの月交点の回帰は来年2月頃。
なにがあるやらないのやら・・。
何も無くても、私の占星術に対する興味は失せることはありませんよ。

アウトプットの効用

 自分の興味を追った一連の記事でした。
チョイスした数は、我が子の誕生日ホロスコープの中の気になる数字。
他者と共有できる要素は極めて少なく、このような記事を残すことに始めは躊躇いもありました。
しかし、書いて良かったと思って思っています。

本の字面だけを追って知ろうとしても、知識は自分の芯にまでは届きにくいものです。
ところが、引用にたよることの多いこのような記事であっても自分が受け取り、改めてそれを発信することで、知識がしっかり自分の中にとどまったり残されたと感じます。
分からない部分が何か?どこか?と線引きをすることも有用だと分かりました。
分からないことは未知なる領域であり、そこにはワクワクするものが潜んでいるのですから・・。



Wikipediaの下記のような記述にも目が止まり、興味が向くのは、この記事を発信したからに他なりません。

二十八宿(にじゅうはっしゅく)とは、天球を、28のエリア(星宿)に不均等分割したもの。二十八舎(にじゅうはっしゃ)ともいう。またその区分の基準となった天の赤道付近の28の星座(中国では星官・天官といった)のこと。中国の天文学占星術で用いられた。江戸時代には二十八宿を含む多くの出版物が出され、当時は天文、暦、風俗が一体になっていたことが、多くの古文書から読み取れる。28という数字は、月の任意の恒星に対する公転周期(恒星月)である27.32日に由来すると考えられ、1日の間に、月は1つのエリアを通過すると仮定している。


さあ!
年の瀬です。
今年アップできる記事の数も限られます。
そろそろ生活ブログに戻りましょう。

7とか15とか28とか…15の巻

 「15」

 「7」という数について、占星術の大家松村潔氏の著書
『ディグリー占星術』を参考に記事を書いた前回。

今回は「15」について書いてゆきます。
個人的な興味を追うものとなります。
読みづらい方は、ふっとばして下さいね。


今年37歳になった長男のホロスコープの解読に役立てるために、占星術における数の意味について書いていくものです。

前回の「7」は、Hが生まれた瞬間の太陽の位置(地球から見た黄道上の太陽の位置)に関する記事でした。(射手座7度)

この度の15は、
進行した太陽」の位置。山羊座15度についてです。
進行した太陽とはなあに?
と思われることでしょうが、詳しい説明は割愛いたします。

生まれた日から37日後の太陽や月の位置を、37年後のその人の一年間と対応させて読む方法があるのです。
プログレとも言います。


Hの進行した太陽は、山羊座14度に到達しました。
サビアン度数は、数え数字で読みますので山羊座15度となります。


15」を検索にかけWikipediaをのぞいてみました。

「7」では驚くほどの説明が表記されていて驚きましたが、

「15」だって負けてはいない!!

● 15 は合成数であり、正の約数は 1, 3, 5, 15 である。
● 5番目の三角数である。( 15 = 1 + 2 + 3 + 4 + 5)
● 3番目の素数番目の三角数である。
● 6番目の半素数である。
● 3番目の最初の連続素数の積を半分にした数である。
● 2つの連続する素数の積で表せる2番目の数である。
● 3連続の奇数の積で表せる最小の数である。
● 3番目の五胞体数である。1つ前は5、次は35。
● 逆数が循環小数になる数で循環節が1になる5番目の数である。
● 6番目のテトラナッチ数である。
● 4番目のベル数である。
● 3番目の完全トーシェント数である。
● 4番目のメルセンヌ数である。

・・・ええ!!???理解不能だわ!!
ああ・・まだありますよ!!もういいや!!
・・・・・・・・・・・・・
(中略!!ふっとばし!!)
ん???

● 6番目の幸運数である。1つ前は13、次は21。
幸運数とな??
幸運数とは何でしょう??
「幸運」の言葉に惹かれて調べてみましたが・・・これも降参!!!わかりませ~ん!!
なんだか・・途方もない量の説明になりそうで・・。

 先日、学級の本棚にあった三浦しをん氏の『舟を編む』を大変楽しく読み終えました。
国語辞典の編纂の現場には、想像を越える緻密な行程があることがわかり、感心したのですが、数字にも、これに匹敵するような緻密な解釈があり、多くの研究の成果が残されていることを知りました。

十の位と一の位を足しても良いのかね??

 はてさて・・
前置きだけで息切れしそうです。
私の記事は占星術における数字の意味を探るものです。
探るといっても私が探るわけではありません。
松村潔氏による
『ティグリー占星術』の記述を紹介しつつ語ってみる・・そんな内容です。

15の数字は1と5を足して6となります。

 15度のページの書き出しです。
え??こんな足し算有りですか??
と思いますよね。
小学生たちが足し算引き算を学ぶとき、とにかく「位をそろえる」ことを教えられます。
ですから15の数字から、「足して6となります」とは間違ってもならないのです。
それなのに・・、15に限らず、本書では、このような足し算が当たり前のようになされ、解説されています。

教育の場での計算ではご法度ですが、
このように、位の違う数字を足すやり方は「数秘術」などでは使われるようです。
数字根という言葉もあるのです!
例えば、65536 の数字根は 7 というように・・。(6 + 5 + 5 + 3 + 6 = 25 → 2 + 5 = 7)
私は初めてめて知りました。


数秘術15」で検索をかけ見つけた記述の一部です。

ncgovote.org

15番は、数秘術の1番と5番の積と見ることもできます。 同様に、核となる数秘術の数字、すなわち1+5=6に還元することもできます。

このようやり方で数の意味を探ることが、数秘術占星術では行われるのですね。


 さて、松村氏によると
という数は、「呼ぶものがあれば答えるものがある」という意味だそうです。
意識の三角形と環境の三角形が鏡像のように向き合っている形(六角形)だからです。

方や15は奇数であることから、外へ向かって発信するという性質があるらしい。

奇数の、収まりが悪いイメージからそんな解釈が生れるのかしら・・?

で、6を内包する15は、二つの解釈をあわせることにより、
「呼べば応えるはずだという確信のもと、自分を発信してゆく」という意味を持つのです。


Hのこれからの一年は、「呼べば応える手応え」を確信しながら、作品を発信し、進んでゆくことができるかもしれません。

30度の真ん中にある15度

 それぞれのサイン(~座とか~宮)の15を、松村氏は
「力のピークと押しつけ力」と解釈していています。


15は30度あるサインの真ん中です。
そのサインの性質がここで最も際立つといいます。
15までの間でサインの力の獲得に向かい、
15を境にそこから離れ、客観視する姿勢が生れるのだとか。

それは新月から満月へ
そこで折り返し満月から次の新月に向かう・・・・そんな流れのようだと述べられています。
そういえば・・

Wikipediaには、15について次のような記述もありました。

東洋思想では十五夜(満月)に当たる15という数字を「完全な物」として捉える思想がある。

東洋思想においても、
15はピークをあらわすのですね。


社会において自分が具体的に形にしたこと、現実に達成できたことによって、自分の存在理由を見出すサインである山羊座
そこの15度に、進行した太陽を据えたHの1年が始まっています。
どのようなものになるのでしょうか??

7とか15とか28とか・・・7の巻

占星術ネタです!! 

 占星術ネタです。
前記事の続編となります。
占星術における数字の意味について書いていきますが、自分の知識ではありません。
大家松村潔氏の著書『ディグリー占星術』の内容を披露しつつ書くことになります。
となると引用の多い、借り物の記事になりそうで、初めは躊躇したのです。
それでも、自分の興味を追ってみたい気持ちは消えずにありますので・・・
とにかく自分が楽しむことだ!
と気持ちを切り替え、書くことにしました。

下書きを終えた段階で、一つの記事に3つの数字を盛り込むことはできそうにないとわかり、ひと記事にひと数字ずつ書いていくことにしました。

 さて、始めましょう。
という数から皆さんは、何を連想しますか??
●七色の虹
●ラッキーセブン
●ドからシまでの音階
●7つの曜日
●7歳までは神のうち
七つの大罪
七福神

こんな本もありますよ。

和洋問わず特別な数のようですね。

宇宙法則は七つでできているというのは古典的な神学とか、また精神世界において常識のようなものです。

「7度」について解説するページは、このように始められています。
それは理念的に考えられたものではなく、自然に追い求めると、結果としてこの数字が現れるというのです。
このあたりは、別枠の知識や学びが必要ですね。

松村氏は12種類のサイン(~座と呼ばれるもの)における7度について、「落差による意欲」と解釈しています。

どういうことなのかな??

虹で例えますと、虹は天と地を結ぶ七色の橋であり、それはの間=落差のなかに存在しているととらえます。
地から天へ至るには7つの階層を越えてゆくことになるわけです。

地と天の落差は大きなものですが、どんな小さな差異にも落差は存在しており、その落差が7つの数字と結び付くと説きます。

意識というものは、「ここ」から別の地点へと思いを向けることであり、そこには「発信元」と「射出先」という二つの地点があります。ですからそこにだって落差が生じており、エネルギーが発生するというのです。

記事を書く私で説明すれば、
私は占星術と数字の関係に興味を持った。
今の地点「ここ」から、「理解の領域」へ橋をかけたいと思っています。
「ここ」に無いからこそ、私はそれを手に入れようとします。
そのエネルギーは、
「今は分からない」
「まだつかめない」
からこそ生まれます。

落差はそのように人を動かすのです。

人が人を理解しようとすること・・・これも一人一人の差異に生じている落差を縮めていこうとするエネルギーによってなされます。



落差というものがどのようなものなのか??
ということは分かりました。
ただ、それがどうして7という数字と結びつくのかが分かりません。

地と天の間にかかる虹が七色だから、というだけが理由ではないと思うのですよ。
この点は謎のまま。

Hの太陽

12星座それぞれの7度がある中で、Hの太陽は射手座の7度にあります。
サビアンシンボルは
「ドアをノックするキューピッド」

この言葉のイメージから、射手座7度を知ることは、やはり難しいですね。
言葉のイメージにとらわれることなく、数字から解読を進めた松村氏は、射手座の7度を
「正道と邪道の落差」
と見ています。

確かに、音楽の学校にも行かず中卒の学歴のまま作曲の勉強を続ける息子の有り様は「邪道」そのものです。

その環境の中で、常に新しい扉を見つけ、新しい学びに触れては歓喜の声をあげるHの姿勢は
次なる地点を目指すべく、落差の階段を昇ってゆくように見えるのです。


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 さらに、射手座のマークのこの形にも「目指していく」というようなイメージを感じます。

(マークの画像はこちらからお借りしましたhttp://www.horoscope-tarot.net/

松村氏による『土星』という著書をのぞきますと、

三つある火のサインの中の柔軟サインである射手座にはどんどんレベルを上げていくという特徴がある

とあります。

Hの姿に重なるよう感じます。

 

ただね、当たり前のことですが、Hと同じ誕生日の人・・・つまり射手座の7度に太陽を持つ人を集めたとき、その生き様が皆同様か??といえばそんなことはないわけです。

占星術を信じる立場でいえば、
そりゃそうだ!!
だって作用する他の天体の位置関係も違えば、ハウス(生れた場所と時間によって区切られる部屋割)も違うもの!!
となるでしょう。

占星術を信じない立場でいえば、
ほら見ろ!!
同じ日に生れた連中が皆同じってわけがないだろう!!
となることでしょう。

私はね!!
前者の立場を取るのです。
何故って??
その方が楽しいからです。
まだまだ分からない占星術の世界・・私のエネルギーは細々ながらも、その落差を埋めるべく働いているのです。

ただこの落差というもの。
常に埋められぬ落差は相応のストレスも生みだします。
それでいながら、落差は埋まってしまえば、差異は無くなりそのときエネルギーも失うのです。

「松村潔7を語る」で検索して見つた画像を貼らせて下さい。
こちらはタロットカードに関する氏の説明のようです。

『タロットリーディング:魂をもっと自由にする』の内容。

(リンクアドレスがうまく貼れませんでした。)

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字がぼやけて読みにくいですね。
ここでも松村氏は

7の数字は理想の具現化に向かって走る力です。

と述べています。続く説明の、

この願望が形になると、具体的な成果を目の前にするかわりに、心の中にそれまで持っていた欲望を失うからです。

という箇所は、上記の赤字と重なります。

 

改めて7について

 この記事を書くにあたり、「7」をネット検索してみました。
もう・・びっくり!!
Wikipediaには驚くほどの7にまつわる情報が出ておりました。

始めに挙げたような七にまつわる言葉もさることながら、
数学的な7に関する説明はもう山盛り!!

7 は4番目の素数である。1つ前は5、次は11。

これ以外はほとんど意味不明!!!でしたわ!!


まあ、隅から隅まで読んだわけではありませんが、
7と「落差」を結びつける記述も、7と「意欲」を結びつける記述も、そこにはありませんでした。
・・となるとこの解釈は松村氏の独特のものと考えられます。
松村氏が何で7をこのように捉えたのか??
これついては、今の私の知識では解明できません。




この大きな落差を前にしたまま私はこの記事をしめることにします。
次は15について書きますよ。

 

Ave Maria

週末の朝に・・・

 2021年も仕舞いとなりつつある今日この頃・・・。
朝まだ暗く、冷え冷えとした居間にのこのこ起き出すこの頃・・。
ですのに、北海道はオホーツク海沿岸の当地は、未だ積雪ゼロであります。

良いのです。
おおいに助かります。
雪の心配の無い朝は、その心配と労力を思う朝よりよほど楽ちんなのです。

そんなわけで、週末の朝となる昨日金曜日は、
kagenogoriさん提供の「winter songs2021]を聴きながら、トーストを口に運び、おコーヒ(インスタント)を味わう優雅なひとときだったのでした。
kagenogori.hatenablog.com

夫の「お昼は自前で何とかする」という、あいまいかつ消極的な意思表示に乗っかったのもその朝の幸いでしたね。

心はいつの間にかさまよい出して、おさない頃の記憶にある冬の景色などを思い浮かべたりいたしました。

それは、昭和時代の町の景色。
デパートに並んだ、お菓子入りのサンタの靴であり、
店先を明るく照らすケーキ屋さんの灯りであったり、
横浜駅のバス停で飽きずに眺めた「」のネオンの点滅だったり・・。

あの曲を・・

 私は流行りの曲も知らないし、そもそも多くの曲を知らないし、知っていてもタイトルが分からなかったり、歌手のお名前を知らなかったり・・・音楽に関する知識は少ないのです。

そんな私でも、それなりに好みの曲というものがあります。
kagenogoriさんが提供して下さった曲が、クリスマス・ソングに移っていったとき・・
「ああ、あの曲」
とふと思い出しました。

以前、あるCMで使われた曲。
聴いたとたんに魅せられて、テロップとして流された歌手名をメモし、CDを手に入れたのでした。

しばし聴いたあとCDラックにお蔵入りしているあの曲・。
久しぶりに引っ張りだし、我が至福タイムである昨晩・・週末の夜に聴きました。

Aaron NevilleAve Mariaです。

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ブログに残すべくYouTube検索をしたところ
Ave Mariaだけでいくつもヒット!!
どれにしようかな??

CD収録のものに近く、MVのイメージが、曲にフィットしたこちらをまずは・・。

www.youtube.com

Aaron Nevilleについては、こちらの方の記事が読みやすく、その魅力を端的に語っておられます。


blog.goo.ne.jp
一部抜粋しましょう。

とにかくその歌声! 甘く滑らかな地声と天空から降り注ぐようなファルセット。人はそれを“ゴールデン・ヴォイス”と讃えます。そしてその黄金の声を震わすように、そして信じられない高低差と振り幅で次々にコブシをまわす歌唱法は、まるで山々にこだまするヨーデルのようでもあり、それは“山彦唱法”とも“黒いヨーデル”とも評されます。
アーロンの歌唱法のルーツについては古いドゥー・ワップやカントリーのヨーデルなどがあるそうですが、それにしてもユニーク。こんな歌い方する人、他にいませんよね? アーロンの後にも先にもアーロン無し。まさにワン・アンド・オンリーなシンガーなのです。

ヨーデルについても調べてみました。
こちらはWikipediaからの抜粋です。

ヨーデルはヨーロッパのアルプス山麓の牧童が仲間と呼び交わすのに使用した、独特の裏声が元になっている。ファルセットと低音域の地声を交互に織り交ぜるようにして歌うのが特徴。
また、アルプス地方のヨーデルアメリカ合衆国に伝わり、カントリー・ミュージックと結びついてカントリー・ヨーデルウェスタン・ヨーデル)(英語ではyodelと綴る)というアルプスのヨーデルとは違った一つのジャンルを形成した。当然、旋律や歌詞の主題そして歌唱法など大きく異なる。

そうなのです。
ネヴィル氏の、雄牛のような身体から発せられる、温かく繊細な歌声・。
この声・・・この声が揺らぎ行き来する。

同じ曲ですが、こちらはライヴ映像です。
さらにスローに歌われています。
伴奏はシンゼサイザーでしょうか???
バレリーナさんの優雅な姿も見ることができますよ。


天にも昇る・・・・そんな心地です。
お聴き下さいませ。



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SLAVAのAve Maria

そして・・・
こちら。

Ave Maria
・ファルセット
とくればスラヴァです。

先に紹介したネヴィル氏のライヴ映像、そしてスラヴァのこの映像では、
繊細な発声の技によって声が生み出される、その様・・表情を見ることができるのが魅力です。

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f:id:kyokoippoppo:20211204075402j:plain:w200:leftスラヴァは「Ave Maria」の曲を集めたCDも出していますが、私はその中でもこのカッチーニのアベ・マリアが好きなのです。



 今回紹介したアーロン・ネヴィルが歌うアベ・マリアは
シューベルトのものです。
スラヴァについて興味を持たれた方は、こちらをどうぞ!!
手前味噌で恐縮ですが・・。
kyokoippoppo.hatenablog.jp