2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

相変わらずホームレスです

「松井計」誕生 『ホームレス作家』 について書いてきました。 kyokoippoppo.hatenablog.com松井氏のホームレス体験は、幻冬舎より無事出版されました。松井氏は作家としての自分をとりもどしたのです。 本名による初めての出版となったことを思えば、 再生…

松井氏が出会った天使と◯◯◯

公衆電話からのワンコールで 『ホームレス作家』ホームレス作家 (幻冬舎アウトロー文庫)作者:松井 計幻冬舎Amazon 公団住宅を強制退去となり、路上生活を余儀なくされた松井計氏の体験か綴られています。 あてにしていた自著の刊行が見送りとなったことで、…

春休みの一日

雪解けの道を・・・走って温泉へ はい。昨日は日曜日でした。 でも私にとっては春休み初日。 私は近所の小学校で「支援員」として働いています。勤務は児童登校日に限られるため児童の春休みは私の春休み。 いいなあ!と思われるかも知れませんが、日給月給…

怖い怖い怖い‼️そして面白い!『ホームレス作家』

公団住宅強制退去 これまでに投稿したブログでは、苦痛をともなう体験や絶望的な出来事、「人生詰んだ。」と途方にくれるような局面が人生の転機に繋がった方たちを、その作品を通して紹介してきました。 今日はそんなシリーズのトリ的な意味合いもこめて松…

サターン・リターンかも?②

29歳頃の出来事 サターンリターン期の出来事か?と思ったことを貼り付けてあるだけの寄せ集めコーナー。 https://horoscopeheart.com/encyclopedia/74/前回の記事で、漫画家中川学氏について書きました。風俗店内でくも膜下出血て倒れてしまった学氏です。 k…

仕事が辛くて逃げだしたマナブさんのその後『探さないでください』

仕事から逃げたい 今回話題にするのは『探さないで下さい』です。 中川学氏が描いた漫画です。探さないでください作者:中川 学平凡社Amazon 前回取りあげた『しんさいニート』と共通点が、いくつかあります。⚫漫画の作品で世の中にデビューしている。 ⚫作品…

オモシクナイ自己満ブログですが・・・

オモシクナイブログ 『苦役列車』のあたりから、ずっと生きることに苦しんできた人の作品ばかり追いかけています。 そもそも、その手の本を見つけては読むのですから、ブログに吐き出すことも当然その色になるわけです。 アクセスの全く伸びないこのブログ。…

しんさいニート③ お金どーする?パチプロ志願?

「しんさいニート」・・・・幼少期、父親からから受けた強圧的なコントロールのため、大変な生きづらさに直面し、自己肯定感の低さに苦しんだカトーコーキ氏が、その体験を綴った漫画です。しんさいニート作者:カトーコーキ発売日: 2016/10/06メディア: Kindle版…

しんさいニート②思わず手が止まったページ

しんさいニート作者:カトーコーキイースト・プレスAmazon 読んでいてページをめくる手が止まりました。 分厚く内容豊富な本でしたのて、落ちついてゆっくり読んでいました。 コーキ氏が、日に日に追い詰められ、「死にたい」という衝動から逃れられなくなり…

しんさいニート①

何故生きづらいのか?何故幸福感が得られないのか?何故自尊感情がこんなに低いのか? 悶えるように苦しむカトーコーキ氏。 彼の病も鬱病でした。 生きていくためには動かなければならない。しかし身体が動かない。 生きていくためにはお金が必要。だかそれ…

3月11日・・・・・ (原発ジプシー)

まずはこの文章をお読み下さい。 三月十一日(日) 明け方の五時ごろ、地震で目を覚ます。かなり長いあいだ揺れていた。日中は風が吹き荒れ、東北線が一時不通になった。 一人きりの日曜日。メモの整理、洗濯。 三月十一日・・・・誰もが知っている日付です。 しか…

我が子たちのサタンリターン

「鬱の診断を受けた。」と長男から連絡を受けたのは3年前の冬のこと。息子30歳。その時土星は蠍座27度あたりにあり、息子の土星を6度程過ぎたところにありました。 まだ土星回帰の影響が残っているのか?と思ったものです。 さらに言えば、息子の土星は第2室…

占星ネタだよ!土星回帰・・・29歳の頃 サタンリターン

この私小説家の著作によって、貫太は確かに人生を変えられた。二十九歳時以降、その著作を唯一の心の支えとして日々を経てていた彼は‘’沒後弟子‘’を自任し、やがて自らも私小説を書き始めている。 そして下記は傷害事件で逮捕された時の心境です。 もはや二…

賢太が貫多を演じる

もうすっかり「貫多さん」の追っかけです。 (しかも急にさん付けだ。) 2011年に芥川賞を受賞した西村賢太氏。 すっかりお金持ちになっちゃって、すっかり有名人になっちゃって、テレビに出演したりして・・・・ そんなことになって「貫多」はどうなっちゃうの?…

お金持ちになった貫多💰

西村賢太氏が『苦役列車』で芥川賞をとったのは2011年のこと。 多くの読者の前に姿を現した作中の「北町貫多」は19歳。行く先の心細さに身悶えしながら、日雇いの港湾作業で日銭を稼いでおりました。 と同時に彼は「後の芥川賞受賞作家」でもある人物として…

苦役列車

西村賢太氏の『芝公園六角堂跡』を読みました。彼の作品はいくつか読んでいます。 芥川賞受賞作『苦役列車』がスタートでした。苦役列車 (新潮文庫)作者: 西村賢太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/04/19メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 85回この商品…

北町貫多のミニマム生活

西村賢太氏の本について書こうと下書きを進めておりますが、改めて読み直している『苦役列車』の中で、ちよっと愉快な記述に出くわしたのでこちらを先に投稿‼️ 先のブログで、佐々木典士氏の説くミニマリズムについて書きました。自分に必要なものを極限まで…