袴で卒業式かあ?!

 春分に関わる記事を書いていたらテレビから「袴を着て卒業式に出席することが流行っている。」という話題が流れてきました。小学生が・・・
えー?そうなの?
びっくりして憤慨して、急遽下書きページを新しくして
テレビから流れてくる意見を拾ってみました。

「袴着用によって、必要以上に華美になる。」   そうだ!!そのとおり!!!
「経済的な負担が多く、それを叶えられない家庭や児童にとっては精神的に苦痛ではないか?」  だよ!
「関わるお金を出せる親と出せない親はいる・・・こういう現実を小学校卒業時に突きつけられるのはキツい。」  そう!
「単なる通過点でここまでの装いはいらない。」  賛成!
「学校が一律禁止してくれたら選択肢が狭まって親としては楽。」 この本音分かる!
「和装に触れ合う機会としては悪くない。」   あーーそうきたかあ。

 もちろん、諸手を挙げて賛成!の意見もあります。
というか、町中で行われたの賛否のアンケートでは、袴着用に賛成が反対を上回っておりました。(行われた地域の特殊性はいくらか出たでしょうが。)
「何を着るかは自由でしょ。」
と腕組みして言い放つのは、いかにもセレブママという風情のお方。
私はこのムードに、「ああ、いやだ。」という反応をしてしまう。

 ムードだけに反応する私・・・・これは私自身のネガティブな感情の発露にしか過ぎないのでしょう。 
自分のこの感情を外せば、「何を着るかは、個々人の自由である」ことに異論は挟めません。
また、何を着ているか?履いてるか?持っているか?はすでに子どもの日常に現れていて、ことさら卒業式に特化して良い悪いを取り沙汰しても仕方ないようにも思います。

 関西中国地方では、制服着用の小学校が多いようです。(繊維産業が盛んな地域だからでしょう。)
この制服で参加すれば良いという声も・・・。
しかし、みんなが同じものを着用することを定める「制服」そのものに対して、違和感や反感を感じる方だって一定数いらっしゃるわけです。

 華美を敵としたいからって、画一的に走るのもなんか違うなかなと思いつつも・・・

私はこの土地の、中学校の制服で参加する形を大変好意的に受け止めております。
 長男の卒業に際して、「何を着せよう?」と迷っていたとき、「ここは用意した中学校の制服をみんな着るんだよ。」と聞いたときはびっくりし、安心し、感心しました。(私は神奈川出身です。)
明文化されたものでないにも関わらず、当たり前のように続く慣習のようです。
これって、北海道独特の習慣なのでしょうか?
いや!!札幌の事情は違うようだぞ!!
北海道地方限定あるあるか?・・よくわかりませぬ。
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北海道。・地方限定あるあるか?・・よくわかりませぬ。
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