娘の引っ越し②

荷降ろし後

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 箱まみれの家をどうにかしなければなりません。
荷積み、移動、荷降ろしでくたくたの身体に片付けという作業が待っています。
長時間の移動で、遊び足りてない孫までいるのです。
「よし、おもちゃの箱を開けよう。」
などと、言ったら
「よおし!」
と喜んで、片っ端から広げてしまいました。
夫は夕方までがんばり、私はさらに、荷ほどきやら孫の相手のために残りました。

片付けの優先順位


 こういう作業をするとき、一体何から手を付けるのか?
何の仕事をしているときに胸踊るのか?
逆に億劫なのか?
それはきっと人それぞれのなのでしょう。
私は、とにかく箱潰しと、ゴミの分別にいそしみました。
ボコボコと放置された箱やら、床に残されたガムテープやらを折り畳み、分別し捨てていく仕事に自然と目がゆき、手を動かしたくなるのです。
とにかく床面積を広げたい。

娘が孫の名を呼び
「わあ、良いものみつけた!」
と声を挙げました。
「見て見て!この子たちどこに並べよう!ねえねえ!!!一緒に考えよう。」
と、ワクワク感を演出して語りかけます。

ところが孫の反応はいまいち。
すると、娘はここかな?
おっ!これはここだな!
などと自問自答し並べています。

今、そういうことをするのかい?
と私。
このような装飾的なことに今、気持ちと身体を動かす娘の行動が可笑しくて声をかけました。
「いやあ!こういうことで、テンションあげていかないと!」
と娘。
我が子の気分を盛り上げようという意図もあったようですが、何より自分の気持ちを盛り上げたかったようです。

 この度入居の住宅は、レンガの外壁で、玄関の内装もの一部もレンガです。
ここの手すりに2体のくまさん。

また、煙突ストーブ用に付いている鋳物製の小さな扉の前・・・ここにも、人形2体にミニカー、そして孫が滝川で拾って持ってきた石を置きました。
(ストーブはFFのものを使用)
(私はそれをブログ用にパチリとしたのですが、翌日娘が画像が鮮明でないといって自分のスマホで撮り直して送信してくれました。
自分の撮ったものとの差にびっくり、がっかりです。)

新しい生活

 次の日(26日)諸々の手続きのため役場へ行きました。
もちろん私は孫担当です。
 
 住宅は役場(湧別支所)に近く、広い公園が目の前。図書館も目と鼻の先です。
二軒のコンビニにもほど近く、保育所も、車で10分以内で行けるのではないかしら。
(歩いて行くことも可能な距離です。)
我が家にも、車で5分。
大変良い場所です。

 部屋は一階部分で、高齢者用の作りになっております。
全てのドアが引き戸でトイレも広いのです。
玄関横の物置はウォークインになっており、外物置もあります。

斜めにずれて建てられている棟の端なので、窓からは、まっすぐ立つ木々と、くねくね曲がる明渠、さらに畑・・・・・春には桜咲き、冬にはスキー場となる五鹿山まで見渡せます。
この物件に一万円以内の賃料で入居できるのです。
ありがたいことです。

滝川では、ラーメン屋さんのパートであった娘のために、お店で送別会まで開いてくれたそうです。
馴染みのお客さんも顔を出してくれて、別れを惜しんで下さったとのこと。
その時いただいた花束は、ベランダに干しました。
上手くドライフラワーになるかしら?

あとはお仕事

27日・・ようやく家の中が落ち着きました。
 後はお仕事です。
これが決まらなければ、生活始動とはいえません。
保育所にも入所できません。
さあ!どうなるかな?
娘の新しい生活が始まります。
今日は風強く、一時風雪が強まりましたが、夕方雲間から、美しい太陽が最後に顔をのぞかせました。