「さて」・・の続き

4月18日
 前回「さて」で終わったブログの続きを書くべく、本日4月18日早朝、タイトルだけを書きました。そして一旦閉じます。
こうやって少しずつ、書くための準備を進めましょう。
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f:id:kyokoippoppo:20190505053157j:plain:w200:left再び下書きに向かう本日は、連休残り僅かとなった5月4日。
なかなか、私の気持ちが整いませんでした。
書くのが非常に難しい。
書いてはみても本題にたどりつかなった没下書き。
その間「書く必要があるのか?」という疑問が何度も湧いてきました。
でも、心のどこかで書いておきたい、書いておかねばと感じていたのです。

 自分の気持ちの整理と仕切りとして書き残す、”自分のためのブログ”であることを先にお断りしておきましょう。
  *  *  *

 次男Yは、借金をかかえ苦しんでおりました。2年前のこと・・2017年あたりからです。
働いても働いても残金が減らないというサイクルに陥っておりました。
そんな状況下で身体は蕁麻疹を発し、SOSを訴えておりました。
そのような現状を伝えはするものの「助けて欲しい」とは言わないYでした。

 2017年秋、心身疲れて帰省先した折、私は我が家のお金を使って打開するしか方法はないのでは?と提案しました。
しかし息子は、首をたてには振りませんでした。
やせ我慢というより、とにかく嫌だと。
私も納得してもらおうと言葉を重ねましたが、息子の返事は変わらず。

最後は
「だってどうするの?」
などと答えようもない問いかけをした私でした。

Yが嫌だと思う理由は、もちろん彼のものなのですが、根っこには我が家の家庭の有り様があります。

過去においてこの問題をどうにかしようとして足掻いた時期もあったのです。
しかし思い通りにはなりませんでした。
頑張ったところで空回り。いや頑張りどころが間違えていたのかな?
そんなことで家庭のムードは変わらず、日々を重ねていたのでした。


 苦しいはずの我が子は、私の投げた浮き輪に捕まらず、一方私は「浮き輪投げたもんね。」と心の中で呟いたのです。
まあ、今にとなれば、私は浮き輪を投げてなどおらず、見せただけだと思えるのですがね。

その後の私は、役にも立たない心配をして、心配する自分の辛さばかりを感じていたのてしょう。
夫に向けて、なりふり構わずSOSを発しなかったのです。
 *  *  *
 結局Yの窮状を知り、放っておかなかったのが、叔父叔母でした。
具体的な借金返済の道筋を考え、支援をし、Yは利子という悪魔から解放されたのです。
”当座の仕事”のつもりで上京し、叔父叔母宅で厄介になっているときのことでした。

 そこでの仕事が評価されたものか、彼は引き続き働くこととなりました。
仕事という面でも、大きな安定と安心を得ることができました。
それなら札幌に残している部屋は早いところ引き払った方が良いということで、Yが引っ越しのために札幌にやってきたのが昨年のことでした。
私は、せめてお手伝いくらいはという気持ちで出てゆきました。
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最終日、Yは意を決したように語りだしたのです。
お母さんはやれることはするけれど、やれないことからは手を引くよね。
と。
引っ越し手伝いてくたくたになった身体と心に堪えました。
だって、やれないことはやれないだろうと・・・。
そう、私はツライ気持ちで彼の言葉を聞きました。
この段階で、私は自分の痛みにしか目をむけていませんでした。
彼の言葉が届いたのはその夜みた夢によってでした。

断末魔の叫び声がする。
川の濁流にのみこまれそうな人。
指が一本だけ出ている。
私は必死でその指を掴み、溺れるその人を引きずりあけだのです。

と同時に目が覚めました。
ああ、この断末魔の声は息子のものだ。
私はこれを聞こうとしなかった。
息子の苦しみを、自分の心配にしてすくみ上がり、助けようとしなかったのです。
私は泣きに泣きました。

 さて、ここは伝わりづらいかもしれませんが、Yは、私たちが援助をしなかったそのことを責めたわけではわりません。
母親がこの件に際して、結局自分たちの家庭でとうにもできなかった理由を他者(夫)のせいにしており、それを越えようとしないことて姑息に自分を守っていることを問題視したのでした。
自分がこうしたい!ということを明確にして、それを行えるようにならなければ、いつまでも家庭のうまくゆかないことを誰かのせいにして、何も変えられないままだよ。と。
ああ、そういうことだ。

私は納得しました。
馴染んだ自分の癖に今だ逃げ込みがちではあるけれど、
そういう自分の癖を自覚できたことは大きな収穫でした。
 *  *  *
 この件は、相当に苦しかったはずの息子が、何としても我が家の援助を拒んだことによってもたらされました。
私は貴重なことを学び、Yは新たな人生の扉を開くことになりました。


この連休、Yは東京で出会った彼女と旅行を楽しんでおります。
「借金は完済したよ。」
とラインが届きました。
良かったね。よく頑張りました。

5月5日・・公開することにしましょう。
ようやく桜が開花しましたよ。f:id:kyokoippoppo:20190505062523j:plain:w330:right
(こちらの画像はネットより)