もどかしい日々

今週のお題「夏休み」

夏休み

 小学校の支援員として働く私は、児童の夏休み期間は一旦雇用を解かれます。
そう!!夏休みです。
日給月給の身なので、いただくものは減ってしまいますが、まとまったお休み期間にしたいことはたくさん!!
楽しみにしておりました。
さあ!!スタート!!
ところが娘と孫が数日前から相次ぎ体調を崩しました。
孫は一週間前の浜遊びのときは元気いっぱいで咳の一つもしていなかったのに、
kyokoippoppo.hatenablog.com

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その日の晩から咳き込み翌日には気管支炎の診断となりました。
元気なものの熱は上がったり下がったりでなかなか安心の域に達しませんでした。

次の日からは娘がダウン。
夜中、急激に熱が上昇したのが始まりでした。
激しい悪寒とその後の劇的な熱の上がりように、娘は
浜辺から持ってきてはいけない石を持ってきてしまったのでは??
と真剣に思ったそうです。

その後は・・熱、下痢、吐き気、頭痛におそわれ、多くの体力が削がれてしまいました。
私は夏休み直前の勤務を休み、近所の病院を受診する娘に添いました。
保育所に行くには不安の残る孫連れでしたのでお守り要員です。

旨い!!

 血液や尿の検査の結果「あららケトン体がプラス2だ。飢餓状態だよ。」
「もう少し悪かったら入院レベルだよ。」
と言われたそうです。
炎症の数値も高く、今後盲腸炎になるかもしれないとも・・・。
点滴を受けて戻ったものの、
「頭が猛烈に痛い。」と・・・。
しかも後頭部が・・・。
まさか髄膜炎か?
という心配までが加算されます。
ただその頃は熱は下がり始めておりました。

そんな娘はとにかくお腹がすいていて、何かを食べたい欲求は常にありました。
うどん そうめん みそ汁 ゆで野菜・・・どれも  
「ああ!!!うまい!!」
と感激しながら食べるのです。
はらわたに沁みる旨さだというのです。
しかし現実には、それははらわたにしみることなく嘔吐されるか、下痢の状態で体外に排出されてしまうのです。
「何なんだ?」
腸炎なのか?胃腸炎髄膜炎なのか??

お宝

 それでも熱は落ち着き、頭痛も軽くなってきたということでしたので、土曜日、日曜日は私は自分の予定を優先させてもらうことにしました。
図書館ボランティアです。
閉架書庫に置ききれなくなった本を、欲しい人にもらっていただく「古本市」が開催される日だったのです。
私はお手伝いに名乗りをあげ、前日土曜日には本を並べ、本日当日はスタッフとして動きました。f:id:kyokoippoppo:20190728213249j:plain:w250:right
写真を見てお分かりのように、こぢんまりした会場です。
その会場に、本を求めるひとたちが続々と来館しました。
図書館の近くの住宅に住む娘もやってきました。
お料理雑誌などを数冊持ち帰りました。
私もお宝ゲットです。
もう、10回以上も借りたり返したりをくり返した「シュタイナー教育」に関する本を見つけ迷わずいただきました。
他にも数冊・・・これは改めて記事にすることにしましょう。

 ここでは孫のために持ち帰った本たちを、画像だけですが紹介しましょう。
これも改めて記事にしたいな。

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『ひとまねこざる』はカバーに入った全6巻セットで出ていました。
もう絵がかわいいのなんのって。


「かわいい」「かわいい」
と頬がゆるんでしまいます。
私の手元に置いておきたいほどです。

ももももうちょうか???

 お昼休憩に娘の住宅をのぞいたら、ぐったりとした娘がいて、
「咳が出始め、右下腹も痛い。謎の湿疹も出ている。それにちょっと外へ出ただけで消耗してしまって。」と・・・。
何で何で何で治らないの??
なんとももどかしく、苦しく、ため息もんです。
前回受診した病院では、検査の数値が良くなかった娘に対し、さらに具合が悪くなったら同じ系列の大きい病院へ行くように言われて検査結果の入った封筒を持たされておりました。
日曜日でしたがそこの救急外来に行くことにしました。

 再び一通りの検査をした結果腸間膜のリンパ節が炎症を起こしたようだという診断でした。
腹痛はこれによるものであろうと。

「腸間膜リンパ節炎」とは
「急性虫垂炎」、いわゆる「急性盲腸炎」は皆さんもご存じのとおり、手術が優先されます(私も小学生のときに病院に担ぎ込まれて手術を受けました…)。一方、あまり聞きなれない「腸間膜リンパ節炎」という病気があるのですが、これが急性虫垂炎と同様の症状なのです。虫垂炎は虫垂が、腸間膜リンパ節炎はちょうど虫垂があるあたり(回盲部付近)の腸管リンパ節が炎症を起こすものです。腸間膜リンパ節炎は腸管の感染症や上気道の感染症(風邪等)などで起こり、発熱、腹痛、嘔吐、下痢など、急性虫垂炎と同じような症状が現れます。また血液検査では炎症反応も観察されるため、腸間膜リンパ節炎と急性虫垂炎との鑑別は困難であるといえます。

腸間膜リンパ節炎は一見仰々しい疾患名ですが、手術なしの保存的治療でよくなります。

FPSクラブ『今週のトピックス』のウェブページより)

 今の状態であれば、自然治癒を待てば良いようで、体調不良改善のためには、とにかく食べて寝ろということのようでした。
ケトン体を含む数値は前回より改善されているのでこれから回復するであろうと。

ほっ

その安心に加え、本日の2時間コースの点滴が抜群に効きました。
ああ!!娘は水分不足でしなびていたんだ。

嘔吐や下痢を抑える薬を処方されました。
点滴の最中からもう、お腹が空いて食べたくて食べたくて仕方がなかった娘。

住宅に戻って、かぼちゃシチューを作ってやりました。

こんどこそはらわたに沁みて身体の回復に寄与してくれそうです。
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アイスと白玉の デザートまで食べちゃった。
みかん盛り盛りのは孫のこっちゃんのお好みトッピングです。

夫にはこの騒動の間、出来合いのもので済ませてもらうこと度々でした。
すまんかったね。

明日からはようやく通常モードになるかしら?
私も夏休みモードになれるかな?