この本見つけ!!

 久しぶりの勤務でした。
ここから冬休みまで・・・・・秋分を迎え、冬至を越えるあたりまで・・・がんばりましょう。
さて、学校の花壇では、かわいい小ぶりの百日草が咲いておりました。
小ぶりというのが私の気に入りました。
写真に収めながら、「来年は絶対の絶対の絶対に我が庭に植えよう。」と思った次第。

 お仕事再開の日は、前夜の盆踊りの疲れを引きずっていた上に、久しぶりの給食でお腹が充実したせいか、午後は教室を抜け出してトイレに駆け込むことにもなりました。

いいかも

・・・でここからこの記事のタイトルに関連してくるのですが、盆踊りの日、私はちょいと町の図書館へ立ち寄りました。
町の・・・といっても我が町には立派な図書館が、同じ道沿いに2つも建っているのです。
もともとは、隣合った二つの町だった我が町・・。
合併で町は一つになりましたが、図書館はそのまま残っております。f:id:kyokoippoppo:20190820073826j:plain:w300f:id:kyokoippoppo:20190820073916j:plain:w300
(写真は湧別町の情報サイトより。)
会場に近い写真下の図書館へ・・・。
つらつらと棚を眺め、数冊の本を借りました。
その中の一冊・・・タイトルは
『「疲れない身体」をいっきに手にいれる本」』

健康に関する本は、たくさん出ており
みるみる治る・・・とか
たったこれだけで・・・とか
~~をやれ!!・・・とか
~~をやめろ・・・!!
のタイトルが目立ちます。
『「疲れない身体~~』・・同じ匂いを発しているようにも感じましたが、手にとりカウンターに持っていきました。


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その日は朝から、首から肩がコリコリで娘に揉んでもらってもすっきりしませんでした。
そんなこともあり、私はこの手のタイトルに引き寄せられたのだと思います。


まだほんの始めしか読んでおりませんが
「いいかも!!」
と思っております。
 
 この本の特徴は、疲れを取る=ゆるめる箇所が顔のパーツに限られていることです。
顔のパーツを緩めることが身体全体に影響するものか?とも思いますが
「顔」に限っていることが私にとっては大変にありがたいのです。
どんなに効果がうたわれている実践にしても、実際にやりやすく、続けやすいものでなければ何にもなりません。

行いやすい・・これにまず惹かれました。

「目が疲れた」は「目を動かす筋肉が疲れた」ということ

 その日の私は首や肩が凝っておりましたが、その一因に目の疲れもあるように思われました。
そう・・・ブログ・・・ブログを書き始めてから、パソコン画面や、携帯画面を見る時間が増え、目が常にシパシパしていて、潤いを失っていることを感じます。
そしてこの本もまず、「目」をゆるめる章から始まっていたので、ますますとっつき易かったのです。

人間の目は上下左右斜め合計6つの筋肉によって動かされています。眼球の奥にこの筋肉があります。
「目の奥が疲れる」ってよくいいますよね。
そうです。目が疲れるという場合、具体的には眼球の奥にある「筋肉」が疲れているのです。

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ふむふむ・・・なるほど・・・・。
文章も読みやすい。
つまり、パソコン画面などを注視することによって、本来自由に動くべき目の筋肉が動かないまま固まってしまう。
それが疲れの原因である・・・と。

目の筋肉をゆるめる方法

<ワーク1>
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人差し指、中指、薬指の3本で、まぶたの上から眼球に触れるというもの。
これは、座っていてもできるのですが、
まず始めは固めのマットの上などで、仰向けになって行うようにとのことです。
絵のように、右目なら左指、左目なら右指を使います。

また、ワークになれないうちは片目につき5~10分ほどをかけ、目の奥や身体が、それによってどのように変化するかを感じ取ってゆくのだそうです。

また、必ず片目ずつをていねいに行い、片目をゆるめた段階で、もう一つの目との違いや、身体の左右の感じかたの違いなどを確認するよう書かれております。
つまりやりっぱなしにするのではなく、ワークを行いながら常に自分の身体を対話をしてゆくのです。
自分の身体の声をていねいに聞くことを勧めています。
眼球に触れるという行為を入り口として、実はこのような身体との向き合い方をつかんでゆくことが大事なようです。

<ワーク2>

今行っている自然な呼吸に意識を向けて、それが身体のある部位(この場合は眼球)に入ったり抜けたりするようなイメージを持つと、その部位を感じやすくなります。

自然な呼吸のままで良い。イメージだけで良いというのも私にとっては魅力!!


<ワーク3>

今度は3本の指で眼球に触れたまま、眼球を上下左右斜めなどいろいろな方向に動かしてください。
漠然といろんな方向に動かすのではなく、ある方向にあるものを実際見るような感覚で動かしてみてください。

さて、そうすると眼球の後ろで筋肉が動いているのが感じられます。
また首の深い筋肉が眼球の動きに連動して動いていることもわかるらしいのです。
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「首の深い筋肉」が動く・・・・おおおお!!!私にとっては読む薬。
私がほぐしたいのはまさしくここなのですよ。
どんなに外側から、ぐりぐりやっても届かない深部。
ここを動かすには目を動かせば良いということか?


 目と身体のつながり・・ちょっと興味が湧きました。
固めのマットではありませんが、眠る前にこれらのワークなら布団の上でやれそうです。
また、やれないならやれないなりに、時間短縮で行ったり、仕事中椅子のに座りながらでも、時々目を閉じて眼球に触ったり、動かしたりすることは可能です。
「疲れない身体」をいっきに とはいきませんが、続けてみて身体との対話を心掛けてみましょう。
最後になりましたが、この本と著者の紹介をして本日の記事を締めますね。

プロフール(藤本靖オフィシャルブログやすどん日記より)
藤本靖
藤本靖、ボディーワーカー、身体論者、米国ロルフ研究所認定ロルジファー

兵庫県出身

東京大学 経済学部卒業
東京モード学園 ファッションスタイリスト学科卒業
東京大学大学院 身体教育学研究科修了

大学では途上国の開発について学び、卒業後は政府系国際金融機関(現国際協力事業団)にて東南アジア、アフリカにおける政府開発援助(ODA)の業務に関わる。
その日々の中で、人間の「心と身体の関係」という個人のテーマに出会い、再び大学に戻り、ヒトの脳のシステムについて研究。

「大脳皮質運動野磁気刺激による心臓自律神経系の応答」という研究テーマをアメリカ生理学会など様々な国際的な学会で発表する。
一方、クラシックバレエをはじめとする様々な身体技法やお笑いの世界を経験。

身体に関する理論と実践の成果を現場で活かすために、ボディワークの国際的な認定資格である「ロルフィング®」の技術を習得。
プロスポーツ選手、ダンサーや音楽家など身体を専門とするクライアントを中心に個人セッションを行う。2002年よりロルフィングスタジオ「オールブルー」を主宰。

さらに、「身体のホームポジション」という独自の身体論を展開、各地で講演、ワークショップなどを行っている。

著書に、身体論に基づいて日常生活の疲れをとる方法をわかりやすく提示したベストセラー「『疲れない身体』をいっきに手に入れる本」(さくら舎)、「1日1分であらゆる疲れがとれる『耳ひっぱり』」(飛鳥新社)などがある。