納戸に入れなかった本

アイヌ民族ネタなれど

 アイヌ民族ネタなれど、「納戸」(関連する記事をまとめて放り込んでおく、部屋=カテゴリ)に収納しなかった本をご紹介。
kyokoippoppo.hatenablog.com

の二冊です。
『冥土のお客』
 北海道に別荘を建てたことをきっかけに、霊現象というものに初めて遭遇した佐藤愛子氏。
実際に見て、聞いて体験したことは無きものにはなりません。
霊の存在や、この世の先の世界を信じるに至った佐藤氏はその後、様々な”あの世からのお客たち”と珍交を深めてゆくのです。
『私の遺言』
こちらは、発端となった、北海道の別荘での霊体験を起点とし、佐藤愛子氏がこの現象とどのように向き合い、理解し、自分の生きる意味へとつなげていったかが書かれております。
以下アマゾンの商品紹介文をお借りしました。

霊の世界の実相を伝えること。それが私の使命だった。
――すべては佐藤家の先祖とアイヌの因縁に始まる。

北海道に山荘を建てたときからそれは始まった。屋根の上の足音、ラップ音、家具の移動をともなう様々な超常現象、激しい頭痛。私はあらゆる霊能者に相談してその原因を探った。そうせずにはいられなかった。やがてわかった佐藤家の先祖とアイヌとの因縁。霊界の実相を正しく伝えることが私に与えられた使命だったのか。
浄化のための30年に及ぶ苛烈な戦いを記した渾身のメッセージ。

 佐藤愛子氏といえば、最近では『九十歳なにがめでたい』という本が人気ですね。

『冥土のお客』『私の遺言』は、スピリチュアル指南ともいえる一冊ですが、ブームにのる形で書かれたものではないことは納得していただけることでしょう。
『冥土のお客』の後書きには、次のように書かれております。

以上の話を真実と考えるか、妄想駄ボラと思うかは読者の自由です。私はただ実直に、何の誇張も交えず私の経験、見聞を伝えました。これらの体験を書いて人を怖がらせたり興味を惹きたいと考えたのではありません。

江原啓之氏との対談

 おおざっぱな下書きの段階で、ネットで見つけた江原氏と佐藤氏の対談の一部をコピーして貼り付けました。
ところが、貼り付けて再びネットに戻ったら引用先が見つからず。
ルール違反かもしれませんが、コピーしたものの一部をそのまま使わせていただきます。
対談の一部をピックアップし、順序もいくらか変えて要約したことをお断りしておきます。
件の北海道の山荘について・・・

佐藤・・その北海道の家を建てた場所は、土地を見に行って、ひと目見るなり 魅了されたようになってその場で決めたんです。それは、もう探すのはやめて帰ろうとした最後の日でした。

 しかし・・・

佐藤・・・・そこはアイヌの集落だったんです。アイヌが神様を祀ったりしていたところへ私が家を建てたということが原因だったんです けどね。その集落にいたアイヌが和人(シャモ)のために皆殺しになっていたんですよ。
何も悪いことしていないのに一方的にやられた。その怨念がずーっとつづいていた、そこへ私が家を建てたってことらしいんです。

江原・・・・ 選ばれたんですね。
霊界は先生に霊的真理に目覚めてほしかったんでしょう。
そして世の人々に(霊)心の癒しを与えてほしいと願った のでしょう。
それには生半可な心霊現象では先生が納得しないと考え、ハデにポルターガイスト現象を体験させたのでしょうね。


佐藤・・・その後いろんな霊能力者に会ってきくと、皆さん、それは佐藤さんの意志というよりは「選ばされた、家を建て させられた」のだと言われました。これは長年にわたる怨念をしずめる役目を遣わされたというわけでしょうかね。
万事がんばる、私の性分を見込んで選ばれたのか、あるいはいろんな私の因縁があって、そのカルマのためにしなければ ならなかったのか、与えられた使命なのかどうかよくわからないけれど、この家を建てたことによって、神仏のことにまるで関心を もたなかった私が、これがきっかけになって、人生観も、価値観も変わってきました。
いままで度重なるつらい経験もしてきたけれど、私にとっては有難いことだったと思うようになっています。

(太字はkyoko による)
再び『冥土のお客』後書きに戻りましょう。

この世で我々は金銭の苦労や病苦、愛恋、別離、死の恐怖など、生きつづけるための欲望や執着に苦しみます。 しかし、それに耐えてうち克つことがこの世に生まれてきた意味であること、その修行が死後の安楽に繋がることを胸に刻めば、「こわいもの」はなくなっていく。
それがやっと八十歳になってわかったのです。

私は・・・

 私自身は霊的なものを見たり感じたりするタイプではありません。
そのようなものとは一生無縁でいたいと願うほど、「怖い」という感覚が先に立ちます。
しかし「霊的な世界はあるのだろう」という気持ちは、強く持っております。

 霊現象に立ち向かうような度胸は持ち合わせていないながらも、「霊的世界」には興味を持っているのです。

 そもそも私が憧れた「シュタイナー教育」はそこへの理解がなければ成り立たないものです。
こちらへの探求も立ち消えておりますが、今記事公開後、若干スピリテュアル方面へ舵をきりそうな予感がしますよ。
kyokoippoppo.hatenablog.com

これも、おもしろそう!!↓
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貼り付け、引用の多い記事となりました。あしからず・・・。