混沌のあとに来るものは・・・?

乱調

 お正月は、普段は夫婦二人暮らしのところへ、長男が戻り、次男が戻り・・・。
地元で暮らすようになった長女と孫は、お泊まりこそしないものの普段より長くここにいて、そのためのおもちゃや、衣類がこちらに侵入。
いったん脱いだ上着やら、飲みかけのペットボトルやら、年賀状の束やら、時間差で食べたご飯の残骸やら、おやつやら・・・。
どんどんたまるゴミたち・・。
家の中は乱れております。

みなさんのお宅は、このような”普段と違う時間”をどのように過ごされたのでしょうか?
きっちり美しく、調和の中で過ごされたとしたのなら、私は心から尊敬します。


普段から収納に余力を持たせておけば良いのだと分かってはおります。
クロゼットの中が常に空っぽなら、そこに飛び入りの荷物を入れられます。
裏玄関の小スペースが、物で埋まっていなければ、
空間にはみ出す雑多なものも減るでしょう。

 しかし、世の「断捨離」のブームに連動できない我が家は、ものを収納スペースに押し込めて日常をやり過ごしておりますので、この度のような居住人数の増加は、即「混沌」に直結します。
 

店開き

 そんな状態で、お正月を過ごしていた昨日1月3日。
次男が、我が家に預けてある荷物を開きました。
札幌のマンションを引き払う際、多くの荷物を我が家に送り、それらは未だに部屋の半分を占拠して居座っているのです。


「どうする?まだとって置くのかい?」
「あと、1~2年待って。」

東京で忙しく働いている息子ですが、生活スタイルが決まるまで、まだ曲折あるかもしれないというのです。
ただ、ちょっと小物の方の箱を開いてみようと・・・・。
そして、取っておくもの、妹にやるもの、手放すものを分けることになりました。

良いものを選ぶ眼とお値段と・・・・

 断捨離のポリシーとして、「ときめくものだけを選びぬき手元に残す」・・・というのがありますね。
フムフムと思います。
次男が買い揃えたものたちも、息子にとっての「ときめくもの」だったのでしょう。
だからこそ、引越しに際しても手放せず、いつか再びこれらのものを部屋に置き、手元に置くことを願ったのでしょう。
引越し当時の息子は、借金の返済に追われ苦しい時でしたが、これらのものを当座のお金にしてしまおうとは思わなかったのです。
安く買い叩かれ、手放すことは嫌だったのでしょう。
金回りのいい時に、高額で買い入れたというこれらのものは、そんなわけで今は我が家にあるのです。
一時は自己破産まで考えたという息子は、今は、またまたリッチな様子。
住む所にしろ、仕事にしろ、とにかくひとところにいない息子です。
お金まわりもそのたびに、乱高下。
長男と対照的な次男のことも、そのうちブログで綴りましょう。

そんな次男がダンボールを開け、小物類を改めて選別し始めました。

混沌とした部屋で店開き。
ダンボール、食器、緩衝材のチラシが広がります。
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孫も参戦。
「ていねいにね。やさしくね。」
と都度都度言われながら包みを開きます。
彼女の着ているものも、箱の中から出てきたワンピース。
次男が以前営んでいた古着屋さんの、商品の残り物です。
孫がかぶると、裾がくるぶしまできてドレスのよう。
ばあば(私)が襟の後ろをゴムで絞ってやりました。
ピカピカのカチューシャもおでこにくっつけてご満悦です。

孫の後ろにいるのは、愛犬ブータロウ。
実はこいつも、元は次男の犬。
散らかったエリアに入ってきておジャマ虫。





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「かわいい!」
「欲しい!!」
と娘。
「いいよ。」
「やるよ。」
と次男。

金銭的なことに常にブレーキがかかる私は、「ときめくもの」を買うという行為からは遠いところにおり、よってそれを見る目も養われておりません。
写真を撮り、ここに貼り付けたこれらの小物が皆さんの目にどのように映るかはわかりませんし、とりたてて高級なものではないのかもしれません。
でも私の日常生活には登場しない食器類ではありますね。


過度に贅沢な暮らしを求めることは感心しませんが、生活の彩りとして質の良いものや美しいものを求める行為は素敵だなと思う私です。
私に無い部分であり、あってもよい部分といえましょう。
しかしながら、私は今あるものが壊れなければ使い続けるし、今から買い足す生活はしていかないだろうな。

メルカリに

こちらはメルカリに出品します。

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この日3日は、義母の誕生日。
娘の焼いたロールケーキと、プレゼンとでお祝いしました。
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4日
 次男が帰ってゆきました。
明日は弟と甥っ子が、
あさってには長男がここを去ります。
義妹もこの日に帰ります。
孫の保育所が始まり、娘もお仕事再開。
こうやってお正月が閉じてゆくのです。
この混沌のあとに残された、これから先の一年間・・どんなことが起きるのでしょう。
このブログに、私は今後何を綴ってゆくのでしょう?
とっても楽しみです。