娘の育児日記から②

親バカなんです。

 娘の育児日記をネタにした第2弾です。
しょうもない話をしながらも、その日々は人生の彩りだと感じるし、なんだかんだ娘の絵や文章を読んでもらいたいから貼り付けるわけだし・・・・・結局親バカなんです。
親バカになる・・・ということがなければ、”子育て”なんてしんどいばかり。
だから、私が息子娘の様々なことを語るときは、内容がなんであれ”そういうこと”ですから・・。
そう前置きして、さあ!今日も語ろう。

 *    *    *    *
 子どもたちが社会に出るにあたって、私たち夫婦は無策でした。
将来の安定や備えのための知恵を授けるでもなく、学業の成績に頓着するわけでもなく、まあ子どもがやりたいことにはできる範囲で応えてやりましたが、それは幼いころの遊んでやったとか、連れて行ってやったという程のこと。

学校での学習についていけなかった長男と長女。
冴えた頭脳は持ち合わせていたようだが、素行に問題有りだった次男。

長男は中卒・・もうこれ以上机に向かって勉強したくないところへ、ピアノに目覚めた。(カテゴリ「長男のこと」に詳しい)
次男は高卒・・高校卒業後、専門学校へ進学するも中退。
それ以降バンド活動、古着屋、会社設立、フリーカメラマン、アイドル育成、借金苦の末・・なんと今は忙しいながらも裕福生活。
長女・・・高卒。卒業後は札幌に出てアルバイトで凌ぎ・・・その後結婚し一児をもうけるも現在は別居生活。

そんな感じですの。
「世間を甘く見ていたね。」と指摘されれば「さようでございます。」と言うしかありません。

過去記事は、娘の札幌での有り様が垣間見える記事です。

kyokoippoppo.hatenablog.com

娘の札幌生活は、転職につぐ転職、撤退につぐ撤退、といった風情で、婦人科系の不調も重なり、自活には程遠いものでした。
娘の根性も足りなかったのかもしれません。
しかし、わかっております!!アルバイトスタートで社会に出した親の責任も大きいのです。

娘は
「自分に自立は無理!!」
と言い切って婚活モードに向かい、早々とお相手をつかんだのでした。

で、今はその方とは別居中・・なんともはや・・といったところですが、
何ですかね、親バカですけどね。
娘は年々賢くなっているのですよ。
その考え方や、行動の仕方に私が感心することさえあるのですよ。
生まれてきた孫には申し訳ないけれど、「この道を歩かなければ、たどりつけなかったのだな」と思うのです。
「娘がこの地点にたどり着くためには、これだけの経験が必要だったのだな」と・・。
そんなこと思いながら、ある日の日記を御披露。(夫婦間の溝がまだ見えないころですね。)
子育てあるある(別の日の日記から・・)の絵も添えて・・・。

あの頃は・・・

あの頃は・・・
いま夫が東京へ出張中です。

娘を寝かせて1人の時間ができました。

《そういえば夫がいない夜で自分1人の時間ができたのは産後初めて!》
f:id:kyokoippoppo:20200118121952j:plain:w400:leftなんだか1人暮らしの時を思い出しました。

懐かしいなぁ。
当時は当時で大変だったし悩みもありましたが
今振り返ると、20代前半とても楽しかったなぁ。

好きな服着て好きな髪型して
志茂田景樹みたいな時期もあった)

好きな音楽聴いて

好きな人と過ごして

寝不足だって楽しさの一つだった。
エナジードリンク飲んでる私フィー!みたいな頭悪い時期もあった)

《今の寝不足は一週間引きずる。
立て直しに時間がかかりすぎて早寝厳守!!》
・・・・



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今の生活・・・
ヒールは履けないし
揺れるピアスもつけれない。
BGMは「ノンタン」か「お母さんといっしょ」
毎日楽な服を着て、疲れないために!と頭を使い。
キラキラ女子とは程遠く。
夫に髭生えてると言われる始末ですが、、



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今、幸せで安心で、バタバタしてるけどどこか穏やかで。
些細な喧嘩や不満はあっても毎日こうして過ごせることに感謝感謝です。


あの昔のようなパワーや思いを今はもう持っていないし、価値観や求めるものも大きく変わりました。
(戻れと言われてもこの楽を求めたスタイルから抜けれる気がしない)

だけど、あの時の自分を思い返すとなんだか少し寂しくなります。
歳をとったなぁーというのもあるし、もう戻れない!という思いかな?

なんとなく一つの時代が終わった感じといいますか。
人生ここからだけど笑

昔を思い出せば懐かしいけど、戻りたいとは思わない。
幸せなことだ!

撤退につぐ撤退とみえた娘の札幌生活・・。
楽しい日々でもあったのだなあ。
私が味わったことのない青春だなあ!!