何回も借りたこの本
『ふゆめがっしょうだん』またまた借りて参りました。
学級の子どもたちに見せてやりたくなったのです。
理科で、冬の植物の様子を学んだとき
「冬芽」という言葉を学んだばかり。
こんなかわいい冬芽があるんだよ、と見せてあげよう。
写真に添えられた長新太氏の文も何とも良い!!
「パッパッパッ」と声で出して読むと心地よく、涙までにじんでくるのは何故??
顔に見えるところは、落葉した葉の柄がついていた跡です。
目や口の模様にみえるのは、葉っぱに養分を送っていた管の断面だとのこと。
頭や冠に見える部分が冬芽です。
ナイフで切ってもみると、これから葉や花になる部分がつまっております。
この本を紹介するのは楽しみなことではありますが、できれば実物を見せてやりたいな。
前扉で、こんにちはと顔を出しているのは
「オニグルミ」です。(写真は前扉のもの)
この地方では、よく見る木なのです。
前任校にはグランド脇に立派なものがありました。
冬芽を探すも・・
ここ数日、手の届く場所に枝をはっているオニグルミを探すものの見つからず。
そもそも雪もたんまり降ってしまいまして、根元まで近づくこともできないのです。
ようやく手に入れたのがこちら。
オニグルミではありません。
何という木でしょうか?
「ニワトコ」
のような気がします。
アジサイやフジなども顔のように見えるらしく、これなら手に入れられそうですが、今となっては雪の中・・。
雪が降らないとつぶやいているうちに手に入れるべきでしたね。
ということで、ちんまりした顔の「ニワトコ」(だと推測される)の写真でご勘弁。
せっかくですのでこちらも。↓
midori.eco.coocan.jp
教室に持っていったもう一つのもの
先日、私が教室に運び入れたものがあります。
それは「アガパンサス」の鉢です。
学級には「生き物係」という係があるのですが、お世話するものは秋に移植したイチゴの苗のみ。
それもただ枯らさずにお世話するばかりで、葉は日に日に小さくなり辛うじて生きているだけ。
はり合いというものがないではありませんか?
そこで、昨年に続き花芽(なんと今年は二つ!!)をつけた自宅の「アガパンサス」の鉢を、運び入れることにしたのです。
もちろん担任の許可をいただきまして・・
昨年この時期、この花を生育過程をみるのは大変楽しかったのです。
子どもたちにも見せてやりたい。
日に日に茎を伸ばし、蕾を膨らまし、薄皮を破き、放射状に並ぶ花の姿が現れ、それが可憐に開いてゆく様を見ることになります。
見るだけ、見るだけでいいのです。
今日、担任が改めて花の名前を尋ね、鉢に「アガパンサス」と書かれた小さい立て札を立ててくれました。
明日金曜日、週末には鉢を家に持ち帰らなければなりません。
二日間暖房の切れる教室には置いていかれないからです。
そうやって、行ったり来たりさせながら成長を見守ります。
さあていつ咲くかしら??
kyokoippoppo.hatenablog.com