これ!読む!
はてなブログでは、読んだ本の紹介をしてくださる方がたくさんおられて、それは本好きの私にとっては楽しみなことです。
しかし、実際に手に取る本というのは自分の琴線に触れたものとなるわけで、紹介されたものであれ、図書館で目に触れたものであれ、絶賛されたものであれ、結局自分のフィルターをくぐり抜けなければ、「読む」行為にはたどり着きません。
ブログによって出会い、最近読んだ本が『白の闇』「白の闇」ジョゼ・サラマーゴ著 - ururundoの雑記帳
であり、先日読み終わったものが、『その犬の名を誰も知らない』です。
『その犬の名を誰も知らない』は、sayoさんhttp://profile.hatena.ne.jp/planet2019/のブログで紹介されておりました。
- 作者:嘉悦 洋
- 発売日: 2020/02/20
- メディア: 単行本
「これ読もう!」
と思いました。
そして、その思いと共に頭に浮かんだのが、
『極夜行』であり、
『熱源』です。
『その犬の名を誰も知らない』
と共有できる世界があることを感じたからです。
『極夜行』と『熱源』は、共に強い印象を残した作品です。
通りすがりで通過していく作品ではなく、私の心に根を下ろし張られてゆくような感覚を持ちました。
ブログでの記録も残しております。
kyokoippoppo.hatenablog.com
kyokoippoppo.hatenablog.com
『その犬の名を誰も知らない』『極夜行』『熱源』で描写されている世界。
そこに共有するものを、ブログにまとめ書き残したいと思いました。
自分の満足と楽しみのために
そのような思いに、またまた捕まってしまったのです。
何のため?
って、もう自分の満足のため以外には何も無し!
「この人しつこいわ。」
と思った方は遠慮なくスルーして下さいませ。
そう宣言すれば、私は自由!
迷わず連載にしましょう。
鉛筆握ってまたまた、図を書いてみました。
これをすると頭の中が整理され、すっきりするのてす。
ビックリうれしや
3冊の本に加え、ある新聞の切り抜きを関連付けて書いてゆきます。
この記事こそ、先日乱雑な新聞切り抜きの中から発掘しようとした一枚です。
混沌の中に放り込まれた切り抜き。
切り抜いた記憶が確かにあったので、諦めず探したわけです。
「出てきた出てきた!!」・・・・
ほっとして、すぐに写真に収め一安心したのでした。
しかし、図を書きながら
日付をメモすることを忘れていることに気づきました。
そもそも、切り抜きと言ってもハサミも使わず指でちぎり取っておりまして、そんなもんですから日付をメモする余裕もなかったのでしょう。
ああ、うっかりだ!
と思いつつ、電子版の記事が探し出せないか?だめ元でも良いし・・・と検索にかけたのです。
「北海道新聞」「朝の食卓」「蘂取はるかなり」と
・・・・。
そこにで見つけた有力ページを開いてみました。
おおお!そしたら何と!
「朝の食卓」当記事の執筆者「谷内紀夫」氏によるページでした。
しかもそれは・・・・・・はてなブログ!!
朝のうれしいビックリでした。
ということで、何回になるかわからない連載、はじめます。
それぞれの本については次回から・・。