湧別川の学習

遅れてやってくる日記

 日記というからには、その日のうちに・・・
せめて翌日にはお届けしたいところです。
昨日それを見送った時点で「書かないでおこう」と決めながら、結局本日書き残すことにいたしました。
せっかく撮った写真もありますし・・・・。
25日、火曜日、晴天に恵まれたその日に、「総合」の教科の「川の学習」が行わました。
町を流れる湧別川へ実際に行き、水質調査や生き物調べを行ったのです。

昨年は同じく「総合」で「サロマ湖の学習」を行っております。(こちら広々雄大な景色をご覧いただきたく貼り付けました。)
kyokoippoppo.hatenablog.com

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 河川管理をする方々が、いたれりつくせりの出前学習を企画して下さいます。
スクールバスで7分程。
バスは狭い轍の道を河原へと降りてゆきます。
セリ科の「ノラニンジン」かと思われる植物が河原一面に咲いていました。(写真残せず残念!!)
河原はあらかじめ草が刈られ、ブルーシートも敷かれ、簡易救護所まで設置されておりました。

(画像は植物図鑑・エバーグリーンより借用)

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水質調査

容器の細いピンを引き抜き、開いた穴よりスポイトの要領で水を採取し、その色の変化で水質を調べます。

PH
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COD
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NH4
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湧別川が大変きれいで、生物も住みやすい環境であることがわかりました。

水性生物たち

 水に入り、石をひっくり返せばいくらでも水性の生き物たちが見つかります。
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きれいな水に棲む「ヒラタカゲロウ」↑や
「ヒゲナガカワトビケラ」↓
f:id:kyokoippoppo:20200827191505j:plain:w330:left(カワトビケラの成虫の写真が不明瞭でしたのでWikipediaからお借りしました。)









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緑色のこれは、私が見つけたカワトビケラの蛹です。












f:id:kyokoippoppo:20200827185612j:plain:leftここでは見つかりませんでしたが、少し上流にいくと「ヘビトンボ」の幼虫も見られるとか・・・??
ネーミングも、姿もちょっとグロテスク!!








ヘビトンボ

幼虫は一般に、清浄な河川の中流域より上流に生息することから、カワゲラ目やトビケラ目等に属する多くの種と同様、清冽な水質の指標生物の一つである。強い肉食性で、この幼虫が一匹いると、周囲から他の水生昆虫がいなくなるともいわれ、その姿から川ムカデなどとも呼ばれる。噛み付かれるとふくれあがってしまうほどの威力があるが、ムカデのような毒は持たない。 蛹化に際しては陸上に這い登り、岸部の石の下などに潜り込んで蛹となる。尚、蛹にも大顎が発達し、蛹をいくつか一緒にしておくと、仲間同士で噛みあって殺し合う習性があるといわれる。

成虫は灯火にもよく飛来する。

(画像と解説はWikipediaより)

魚たち

 コロナ対策のため、通常なら子どもたちが共有して使える網も今回は使えませんでした。
それでも、予め捕獲してバケツに入れた魚たちを見せてもらいました。

「ウグイ」「ヤツメウナギ」などを見ることができました。(他にも種類はあったのだけど記憶に残っておらず・・残念!!)

※後から確認。
ニジマス」「フクドショウ」も、バケツの中にいたようです。
 
今は「カラフトマス」の遡上も始まっておりますが、彼らは川下の捕獲場で一網打尽に捕獲され、人工孵化のコースをたどります。

さてさて・・「川の学習」はとても楽しかったです。
熱心に教えて下さった先生は元より、その時間いっぱい胴付きを着て川の中に立ちっぱなしで、万一の事故に備えて下さったスタッフの皆さん!!
本当にありがとうございました。

週末がやってくる

 
 明日は金曜日。
もうひとがんばりで週末がやってきます。

夜、部屋に忍び込んだ蚊の攻撃にあい安眠を妨害されています。
羽音とかゆさで飛び起きるものの、退治しようとしても姿は見えず。
叩きつぶして安心を得たいのですが、あきらめて再び眠る。

すると・・・プ~~~~~ン・・・。
今晩も悩まされるのかなあ??
ああ!!蚊帳に入って眠りたいわあ!!
それでは皆さん、おやすみなさい。