今回の記事は、自分のために・・・という思いの強い、内向的なものです。
貼り付けも多く読みづらいかもしれません。
最初にお断りしておきましょう。
リボンのような曲たち
さて・・、
立て続けに3冊の本を読みました。
『自分をさがして旅に生きてます』
『ファミリーライフ』
『星の歌を聞きながら』
kyokoippoppo.hatenablog.com
最後に読んだのが
『星の歌を聞きながら』です。
先日書いたとおり、この本を紹介して下さったのはmatushiroさん。
Pocket Garden ~今日の一冊~
長男のことを綴った我がブログに、コメントを寄せてくださったのです。
「こんな本もありますよ。スクリャービンの楽曲についても書かれていますよ。」
と。
Hが一時期スクリャービンの曲を熱心に弾いていたという記事にも、目を通して下さったのでしょう。
私は興味を持ち、図書館にリクエスト。
先日手元に届いたのでした。
この本のタイトルから、私はスクリャービンのピアノソナタ第3番・第3楽章が登場するのかしら?
と勝手に想像しました。
第3楽章を演奏したとき、「ここで星たちが歌う!」とスクリャービン自身が叫んだと伝えられているのです!!
[www.youtube.com
ほら!『星の歌を聞きながら』というタイトルにマッチしますでしょう!!
そして私の好きな曲!!
このお話はイギリスの片田舎にある村が舞台になっています。
ピアニストの父を持つ才能豊かな少年ルークが主人公です。
最愛の父が病気で亡くなりその後の彼の生活は荒れていました。
歯車は良くない方へと回り始め、ルークはそれを止めることができません。
彼を取り巻く景色は、嘘や不信、混乱や憎しみに容赦なく染まってゆくのでした。
そんなストーリー展開の中、アクセントとして登場する音楽たち。
大曲ではないものの、愛らしく、美しい音楽たち。
まるで色とりどりのリボンのようです。
グリーク・森の静けさ
グルック・・・・・・・・精霊の踊り
ドビッシー・・・・・・・雪は踊る
グリーク・・・・・・・・ノクターン
マルダウェル・・・・野ばらに寄せて
チャイコフスキー・夢想曲
それらの曲をYouTubeで検索しては曲を流し、ストーリーを読み進めました。
ワクワクドキドキしながらページをめくりました。
エチュード 2ー1
スクリャービンは、物語の最後、クライマックスでの場面で登場しました。
www.youtube.com
スクリャービンのエチュード 2ー1
恵まれない容貌をもった女性ミセス・リトルの唯一の恋の相手であり、夫となったビルは、結婚してわずかの後に、戦争で命を失います。
ビルはピアノを弾く人でした。
リトルは彼が弾くピアノが大好きで、中でもこの曲が大好きでした。
リトル自身はピアノを弾くことはできませんが、家の中にピアノを置き、調律を欠かさず行い、自分のあまりに短かった女性としての幸せの思い出として、共にあったのです。
ストーリーを語り過ぎてしまうと、これから読む方の妨げになってしまいますので、ここまでにいたしましょう。
それに、この度私が書きたいのはこの物語の感想ではありません。
『星の歌を聞きながら』という扉を使って、別のことを書いてゆきます。
・・・・「占星術」に関すること。
この本のタイトルの一部の「星」を、自分の興味に引き寄せて「Hの木星」について語ります。
長男Hのことをね。
過去記事を貼りましたが、これは私が私のためにしたことです。
木星よ!!
そもそも占星術というものを、私がどうとらえているかはこちらにサクッと書いてあります。↓
・・で、この図は、今年2月の記事で使ったものです。
地球から見た木星の動きを書いたもの。
山羊座27度まで進んだ木星は逆向を始めて山羊座17度まで戻り、そこで再び順行に転じます。
惑星が順行から逆行に転じるとき、また逆行から順行に戻るとき、一時その場で留まるように見えます。
まさしく、「留」と呼びます。
天体が留になると、個人の出生図(生まれたときのホロスコープ)ではその天体の象徴・象意・力が通常よりも強調されて現れると解釈します(善悪・良し悪しはない)。
なお、天体の留は、太陽から遠い天体の方が時期が長く、また、影響力も強いと言われています。
高橋ともえ氏のページから引用いたしました。
https://paxluna.net/
木星の逆行が終了し、順行に転じるまでの「留」の場所が、Hの金星の位置ときれいに重なっていたのです。
金星の象徴は「女性」「美」「豊かさ」「音楽」など・・・・「豊穣」というイメージを持っております。
そこに木星が留まり影響を与えるということはないだろうか?
2月のうちから、私は9月12・13日という日に着目していました。
何かよいことないかしら?
あまり、前のめりにならないよう注意しながらも・・この日に期待を寄せておりました。
そしたらね。
あったのですって!
自作曲が、はるか彼方の地ウィーンで評価され、リモート演奏ながら御披露目されたのだそうです。
また時を同じくして、Hは自分の技術の研鑽のための大きな学びをしたとのこと。
「世界が変わった。」
とHは伝えてきました。
私は作曲に関して、
「世界が変わる」ということが具体的にどういうことなのかはわかりません。
そんなことは、解らなくて当然だし、それで良いのです。
だって作用したのは、あくまでHの金星に!ですからね!!
これって、木星とか関係ないんじゃない??
という疑問を抱かれる方がいらっしゃることも、十分理解しております。
大事なことは、私にとって「占星術」の学びは今だ色褪せす、面白いものであるということ。
Hが、自身の歩く道で喜ばしい発見をしたこと、
私はこれからも『占星術』のカテゴリで楽しく記事を書くであろうこと・・・
それが嬉しくて記事に残しました。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
深く感謝いたします。