訳を知っておきたかった
色々な面倒くさいこと、手に負えないことをスルーとすることは、そりゃあ!たくさんあるのです。
なのに、ちょいと気になったことに足を停めて立ち止まることもあるのです。
生活の役に立つわけでもないことに、かまけてしまったりするのです。
そんな訳で、前回の記事の続きです。
kyokoippoppo.hatenablog.com
木星と土星のコンジャンクション。
といっても、平面図にしたホロスコープの中で重なるということ!
夜空に双子星のように2つの星が並んで見えたとしても、実際の木星土星間は、とてつもなく離れているのです。
そんな2つの天体の並び方が、世の中に何らかしらの影響を与えるものか?どうか?
それはわかりませんが、とにかくこれから200年間は『風の時代』になるのだそうです。
前回は、木星、土星がホロスコープ上で重なる(コンジャンクションする)サイクルについて書いてみました。
約20年に一度のサイクルで、2つの惑星がホロスコープ上の同じ場所に並ぶのです。
そして昨年12月に、それが水瓶座0度の位置で起きたため、
「新しい時代の幕開け」
「風の時代」
と言われるわけです。
では、その風の時代が今後200年にわたる
といわれるのは何故でしょう。
その後の木星と土星
次のコンジャンクションが20年後なら、木星も土星も20年分移動しているはず。
360度を木星の公転周期で割った度数が30度
360度を土星の公転周期で割った度数が12度
それぞれの天体が一年間に移動する度数です。
それの20年分ですのでそれぞれ20をかけますと。
木星・・30✖️20=600
一周を越えました。ですので・・・360を引きましょう。
600➖360=240
土星・・12✖️20=240
木星、土星とも、水瓶座0度の地点から240度分進むことがわかります。
8個先のサインでコンジャンクションがおこるのです。
30度分割の区切り、~座、または~宮とよばれるものがサインです。
画像はこちらから・・http://www.horoscope-tarot.net/common/sharedimg/logo.png
天秤座0度の場所。
そして天秤座も風のサインなのです。
さらに20年、次は双子座
ここも風のサイン。
次の20年で、たどり着くのが再びの水瓶座。
240度ずつ進んだ先は、常に「風のサイン」なのです。
ならば!200年といわず、ずっと未来永劫「風の時代」なのでは?
そうなりますよね。
続くということに納得できても、これでは終わるということに納得できません。
何故に風の時代は200年で終わるのか?
そもそも、風の時代の前は土の時代だったわけで、土の時代も今や終わった。
時とともにズレが生じるということがわかります。
コンジャンクションのサイクルは、きっちり20年ではないし、
寸分狂わず240度先で出会うわけではないのです。
そもそも、木星の公転周期を約12年
土星の公転周期を約30年で計算してきましたが、
正確な公転周期は、
土星は29・5321・・・・年
木星は11・8615・・・・年
であること。
また占星術は、地球を中心において天体の位置を見ておりますので、太陽と月以外の天体は「逆行」という現象があること。
このような複雑な要素も考慮しなければなりません。
長いときを経て、コンジャンクションの地点は少しずつ移動し、いずれ風のサインを脱してゆくのです。
さて、
200年後にやってくるという「風の時代」の終わりを、計算式でによって割り出すことができるのでしょうか?
一気にむずかしいぞよ!
今の段階で答えを見いだしていない私。
これは次の話題にいたしましょう。