ネガティブ・ケイパビリティーにたちかえる日

誕生日

 本日24日は、私の誕生日です。
ものすごくラフな、その日のホロスコープを書いてみました。
何度かブログで表明していることですが、私の願いは平穏無事であることのみ。
大きな変化やときめきを求める気持ちは、今や全くといって良いほど残っていないのです。
円に星を並べたところで何が分かるのか?
自己流のナンチャッテ解釈が、安心を導き出せるのか?
不安の種が見つかるのか??

f:id:kyokoippoppo:20210123184825j:plain:w350:left円を書き、私の太陽の場所、水瓶座4度にマークを入れる。
三重円の外側のほぼ同じ場所に太陽が戻って来ております。
63回目の太陽です。

そしてそこには、土星もいらっしゃる。
試練の星
メンテナンスの星
地固めの星

土星は必ずしも苦難をもたらすわけではありませんが、やすやすと歓迎もできない存在です。
「おや?」
と少々身構える私。

 占星術土星の関わりは、土星が約29年かけて、出生時の場所に戻る「サタンリターン」がよく話題にされます。
そのことで、過去に記事も書いております。
kyokoippoppo.hatenablog.com



今回は、自分の出生時の太陽に土星が(ホロスコープ上で)重なったということ。
何か厳しいことがあるのかしら?

心配事多し

 お正月、近所の初詣で引いたおみくじのことが思い出されます。
「心配事多し。」
と書かれていたのです。
私の目はそこに釘付け。
吉凶の種類も、ろくに見ず。
そちらは記憶にも残しておりません。

「心配事多し」と土星の存在。
心がざわつきます。

でもね。

仮にね。

おみくじが大吉で、順風満帆のようなことが書かれてあったとしましょう。

それなら、心配事が全くないのか?

といえば、ノーでしょう。
一年間の暮らしの中で、心配事が一度も忍び寄らないなど、考えられません。
おみくじがどうであろうと、私たちはいくつかの心配事に見舞われながら暮らしてゆくばずです。
そして、土星にしたって、全国の1月24日生まれの人に等しく試練が訪れるかっていえば、そんな訳もないでしょう。
だから、
おみくじの内容や、ホロスコープの星の配置を、自分の不安に結びつけてあわあわすることもないのです。

一歩一歩ね!!

が、しかし、
しばらく不調の訴えを聞かなかった長男が、鬱の再発ともいえる様子。

今までの、努力がようやく実を結び、作曲や編曲の依頼に応えることで収入が見込まれるようになった矢先の出来事です。
息子の心配から少しずつ解放される。
そんな気持ちになっていたのに・・。

鬱に再発は付き物・・とはいえ、
もどかしく、
「なんでだよ~⁉️」
と心の声をあげた私です。


そして、おみくじの言葉に思いを向けるのです。

心配事多し!

しかしね、言葉は以下のように続いておりました。

しかし、その心配事も、春になり雪が溶けるように、いずれ消えてゆく。
と・・・。

つまり、それを信じて待てば良いと結ばれていたのです。



おお!ネガティブケイパビリティーだな!
と私は思ったのです。
3年前のちょうど今頃、
私は、ブログを始めるきっかけとなった「ネガティブ・ケイパビリティー」という言葉を知りました。



これは、精神科医の帚木蓬生氏が提唱する考え方で、「答えの出ない事態に耐える力
という意味です。
ネガティブ・ケイパビリティーという言葉を生み出したのは、19世紀イギリスの詩人、ジョン・キーツ氏)

この考え方は私の救いとなりました。
力となりました。

一日一日持ちこたえてゆく。
ブログはそのためのツールとして大変役に立ちました。

kyokoippoppo.hatenablog.com

ブログの発信を始めてから、もうすぐ丸3年になります。
私は3年間を持ちこたえてきたのです。
3人の我が子たちも、持ちこたえながら進んできたのです。



だからね、無用に恐れずまた一歩一歩です。

長男の不調は、彼だけの問題でなく、我が家の課題(夫婦関係・親子関係)に向き合うことを求めているようです。
これが確か!という答えはないながら、ここを見つめながら進むことになりましょう。


そして、ほら!拡大発展の星、木星が2月始めころに私の金星に合します。
対岸には、変革の星天王星もいます!
いいことがあるかもしれません。
いや、ないのかもしれませんけどね。
どちらにしても、一歩一歩生きていきましょう。