ティールに向けてのぶらぶら旅・・・足をとめて

アキアジ

 もと夫くんとの別居生活をきっかけに故郷に戻って来た娘・・。
大規模な酪農業を営む同級生宅の賄い仕事を主な収入としながら働く日々です。
先日は社長の釣果であるところのアキアジ(鮭)を捌くお仕事が入りました。
これもお仕事の一部です。
夕方届く一尾を我が家で捌かせて欲しいとやってきました。
夕ご飯のおかず(味付けして揚げるばかりの鶏肉)提供するから・・・そんな気遣い付きでの訪問でした。

それを聞いた夫が出刃包丁を研ぎ始めて・・。
物を待つ!
やってきました!!

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娘が流しに立ちました。
鱗を丁寧に取って、腹を裂き・・・
おおおおメスです。
筋子がたっぷり。
「ここで暮らして良かったことは魚が捌けるようになったことだな!!!」
と娘・・・そして
でも、札幌で暮らすようになったらもう、こんな大きな魚捌くことなんてないね。」
と言いました。



そう・・来春の孫の入学のタイミングで札幌に転居することが決まった娘です。
娘の今後については、また改めて綴ることがあるでしょう。


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身は塩して切り身に・・、
筋子はばらして、醤油漬けにしました。

どうなる???!!!ぶらぶら旅

 
 タイトルにあるように、何だか足が止まってしまいました。

ティール時代に対する興味が無くなったわけではありません。
それに向かって進んでゆきたい思いも持っております。
前回の記事で私は次のように書いております。

いくらさまよっても、理屈で理解しようとする自分から抜け出せず、感覚的に「ティールへ向けての変容」というものをつかめない私です。

そう・・この気持ちがつのってしまった感じ。

自分の足で歩いているような気がしていましたが、
違うな!!!と。

私は切り株に座って本を読んでいたに過ぎなかったのではと感じたのです。


正しい知識を入れるべく本を丁寧に読み解くとこも、周辺の事実や歴史を知ることも決して無意味なわけではありません。

しかし・・・その作業を続けた今、
わかったことはわかったこととして、
では?
私は何を思うのか??何を感じるのか??

そこが大変に希薄であることに気づいたわけです。


ティール時代の子育ての秘密』は、経済界に訪れた「ティール」という変容が、いずれ世の中の変容、人それぞれの変容の流れを生む、という天外氏の確信のもと書かれた人間教育に関する一冊です。


・・であるならば、日々公立の小学校で仕事をする私自身がどうのような思いでどのように仕事をしているのか??
子どもたちにどのような眼差しを向けているのか?
そこでの教育システムや担任の言葉にどのような感情を持っているのか??

そういう生々しい現実もしっかり連動させて、進まなくてはならないと思います。

前回は『シュタイナー教育を語る』より「黒い羊」について話題にしました。
そして今回は天外氏が説く「天敵」との向き合い方について書くつもりでおりました。
「天敵」とは、自分にとって苦手であったり、苦痛と感じる対人関係の相手を指します。

天外氏はそのような「天敵」は自分が作り出している。
自分のシャドーの投影であると述べておられます。

ここの解説を、書物から抜き出したり貼り付けたりして記事を作るつもりでおりました。

が、それは今回やめにします。

ちょっと立ち止まりたくなりました。

 旅は続けますよ。
ただ・・自分は何をどう感じるのか??
それをもっと丁寧に探ってゆく必要を感じています。

それで何をどう綴ってゆくのか?
は全く分かりませんがとりあえず今回は、足を止めました。