7とか15とか28とか・・・・28の巻

数学大明神 

 やっかいな記事を書こうとしているなあ・・と躊躇しつつも書き始め、ひと記事でまとめるつもりが、まとまるなんてものにはならず、散らかったようになり・・結局、取りかかってしまったが故の3連チャンの記事となりました。
今回は、このミニシリーズの最後28について書きます。
個人的には大変おもしろく、意味のある作業となりましたが、読む方にとってはいささか苦痛を伴うものになっているのかもしれません。
この数字シリーズは、占星術における数字の意味についての記事でありまして、全てを網羅するなら、1~30までそれぞれを書かなければなりません。


しかしながらその中で、7と15と28をチョイスしたのは、今年37歳となった長男のホロスコープをながめていて関係のありそうな数字がそれらであったという理由です。

プロの占星術師が同じホロスコープをみたときに、この要素に目を向けるのかどうか?は分かりません。
所詮初心者レベルの私の興味が、これらの数字に向かったということです。

先ほど書いたように、私自身は十分に楽しむことができました。
普段改めて調べることのない「数字」を検索にかけたその結果、その情報量の多さに出くわしたこと・・これは新しい発見と驚きでした。
新発見とはいいながら、あら!!
これは若い頃手に入れて面白く読んだ、森毅安野光雅共著による『数学大明神』と相通ずる世界だと気づきました。

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本棚から久々に引っ張り出しました。
目次の一部です。

おもしろそうでしょう!!
いつか改めて記事にすることがあるかもしれません。

28度

 さて28について探っていきましょう。
牡牛座28度は、Hの月交点ドラゴンヘッド)が位置する場所です。
37歳になった息子には、2度目の月交点回帰がやってきます。
kyokoippoppo.hatenablog.com

参考にする本はいつものこちら!

位を無視して数字を足せば・・2+8=10→1+0=1・・・ここから導き出される数はとなります。
ものごとのスタートを表す1
松村氏は、28度「過去を踏み台にして突破する」と表現しております。

30度(サインは30度で区切られている)の中には1に関係するものは1・10・19・28の3つがあり、28は最後の4番目となります。
ですから、ここでのスタートは、過去を踏み台にして進むということになるのでしょう。

いい響きではありませんか??

突破する・・何かしら突破すれば、Hは新しい景色に出会えそうではありませんか??


28を4と7の積としてみる視点からも書かれていますよ。
4×7=28

はHの太陽の度数ですのでね、関係性も強く働くような気がしないでもない。

kyokoippoppo.hatenablog.com


7の4倍の数は、7が願望実現する力を表すといった場合、4は苦労するという意味もあり、苦労の末に達成するという組み合わせでしょう。

松村氏はこう書いていますよ!!
ますますいい感じではありませんか??

しかし、4は苦労するという意味があると、さらりと書かれておりますがその根拠が気になります。

占星術の本ではその根拠が見出せませんでした。
しいていえば四苦八苦の四からの連想くらいしか思い浮かびませんね。


さらに・・・28から13という数も導き出されています。

ホロスコープ360度を28で割ると12・86
一年365日を28で割ると13・03(太陰暦の数え方ですね)

28と13は裏腹な関係であると・・・・。

12サインは三角形と四角形で空間的図形的に配置することができます。12進法は、意識の流れがそのまま空間の中に定着します。目に見える生活の中で意識(時間意識)の作用がスムーズに定着する性質です。
 逆にいうとモノに縛られるという意味にもなるでしょう。どんな意識的なモノも、かたちの中に落とし込まれ、空間的なものや視覚的な作用に支配されるからです。それを嫌う人、物質に支配されない意識の独立性を求める人は、13の数字を求めることになります。

このあたりの記述は、私には理解が難しくなります。
円を12に分割する図形はこの世の目に見えるもの全て表すことができるマンダラということなのでしょうか???
Hの月交点の回帰は来年2月頃。
なにがあるやらないのやら・・。
何も無くても、私の占星術に対する興味は失せることはありませんよ。

アウトプットの効用

 自分の興味を追った一連の記事でした。
チョイスした数は、我が子の誕生日ホロスコープの中の気になる数字。
他者と共有できる要素は極めて少なく、このような記事を残すことに始めは躊躇いもありました。
しかし、書いて良かったと思って思っています。

本の字面だけを追って知ろうとしても、知識は自分の芯にまでは届きにくいものです。
ところが、引用にたよることの多いこのような記事であっても自分が受け取り、改めてそれを発信することで、知識がしっかり自分の中にとどまったり残されたと感じます。
分からない部分が何か?どこか?と線引きをすることも有用だと分かりました。
分からないことは未知なる領域であり、そこにはワクワクするものが潜んでいるのですから・・。



Wikipediaの下記のような記述にも目が止まり、興味が向くのは、この記事を発信したからに他なりません。

二十八宿(にじゅうはっしゅく)とは、天球を、28のエリア(星宿)に不均等分割したもの。二十八舎(にじゅうはっしゃ)ともいう。またその区分の基準となった天の赤道付近の28の星座(中国では星官・天官といった)のこと。中国の天文学占星術で用いられた。江戸時代には二十八宿を含む多くの出版物が出され、当時は天文、暦、風俗が一体になっていたことが、多くの古文書から読み取れる。28という数字は、月の任意の恒星に対する公転周期(恒星月)である27.32日に由来すると考えられ、1日の間に、月は1つのエリアを通過すると仮定している。


さあ!
年の瀬です。
今年アップできる記事の数も限られます。
そろそろ生活ブログに戻りましょう。