雪がとけて…夜となって…

 皆さんのブログを訪問し、春の花をながめ、春の風を感じる今日この頃でございます。
 
 北国である当地も、気温がプラスとなる日が増え、そこに日差しが降り注げば、路肩の雪も緩みとけ出します。

 
 娘の引っ越しが迫り、気ぜわしい日々を過ごしています。
そんなある日のこと。

夜、娘は所用があり出かけ、私は娘の住まう住宅で孫とお留守番でした。

21時頃娘が戻り、私はテクテク徒歩で自宅に戻りました。

暗い夜道をトボトボと。

トボトボと…。

トボトボとっとっとっと!
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ステン!

両長靴が宙に浮き、見事お尻で着地!
私の視界は夜空をとらえました。

痛ったい!
しばし動けず・・それでも仰向けの身体をゆっくり折りたたみ、五体投地のような四つ這い姿勢のまま、さらにうずくまる・・。
人気のない道路で、しばらくじっとするしかありませんでした。


ヨロヨロと、起き上がり
「いたい~」
「いたい~」

と呟きながら歩くも、その声は泣き声に近くなりました。
いたい・・・・


でも、歩ける。

骨は折れてはいないようです。




次の日、
娘にその話をしました。
本番引っ越しに先立ち、ほとんどの荷物を新居に移している娘たちは、毎日我が家で晩ご飯を食べ、お風呂にも入ってゆきます。
kyokoippoppo.hatenablog.com


私と娘と孫3人で一緒に入るのです。

「私のお尻青タンできていないかい?」
と聞きましたら。


「全くできていない!」
と娘。

孫まで調子にのって

「なんにもなってない!」


そうかね。
そうですかい?

でも、片脚に体重かけて靴を履くときとか、
痛ったいんだよな!
お尻が。

温かくなって雪がとける。
水になったそれは、夜には凍る。

そう、夜はそういう気温になるのです。
それをお伝えしたかったのです。

まるで鏡のようなその氷。
無造作にそこに足を進めた私の痛かったお話でした。