札幌へ!

札幌へ!

 札幌で二人で暮らす娘と孫がコロナウィルスに感染してしまったことを、前記事で書きました。
 孫は一晩の熱のみで、その後回復してゆきましたが、娘の症状は重く長引きました。
ぶり返す熱。
頭痛…それもただ事ではないほどの。
耳下腺の痛み。
さらには、相応の覚悟を決めなければ唾も飲み込めないような咽頭痛。
気持ち悪さと嘔吐…辛かったつわりを思い出させるような。

娘の申告によりますとそのような症状が続き、食べられず眠れずという日が続いたということです。
そのようなやり取りをラインでしながら、私の思いは複雑でした。
そばに駆けつけ生活を助けてやりたい気持ちは山々でしたが、躊躇する気持ちも消えないのでした。
私は9月半ばに感染しており、それによりある程度の抗体が出来上がっているのだと思うも、だからって再感染の可能性はゼロではありません。
補助的な立場とはいえ仕事を持つ身、思いにかられて娘のところへ行き、再感染などしたならばどうなる?
自分の身体へのダメージ。
職場への迷惑。夫への迷惑。
踏ん切りがつかないまま、一日、また一日と過ぎていきました。
娘にラインを送り体調を尋ねる。
回復が確かめられるラインの返信を期待する自分がおりました。

しかし、「大丈夫。なんとか頑張る」と表明しつつも娘の体調は、あまりに辛そうなのでした。
ママのために奮闘する孫にしても、ママの苦痛を見る日々に、気持ちも萎えてくるだろう。
しっかり相手もしてもらえず、一人で食べ、一人で風呂に入る日々は心細いことだろう。

そんな日々も一週間に迫り、ようやく腰を上げた私。
そろそろウィルスの感染力も弱まっているはず。私の来札に対するハードルが下りました。
夫にその事を伝え、職場にも伝え、年休を取りました。

カバンに、義母から預かった洗剤(パチンコの景品)、我が家で収穫した里芋、学校の畑で穫れたじゃがいもなどを詰め込み、出発しました。
荷物重た〜い。
夫の車で旭川まで、そこで別れて高速バスにて札幌へ。

お食べお食べ!

 相変わらず気持ち悪く、元気は無いものの、嘔吐は収まり、咽頭痛が残るくらいになったという娘。
いくらかでも食べて元気になってもらいたい。

リクエストのカボチャの煮物。
孫は皿までなめ回すほど美味しそうに食べてくれました。

冷蔵庫にあった魚のすり身と、持ってきた里芋や野菜で醤油仕立てのおつゆ。
里芋は芯まで柔らかく美味しかった。
身体が温まり滋養に良さそうですよ。
スーパーで買ってきた焼き鳥も!

少しずつ食べて、ゆっくり眠ったら娘も元気になることでしょう。

行ってきまあす

21日金曜日、孫のKは久々の登校となりました。

朝の食卓を囲み食べ終え、Kの髪を櫛でとかしながら、
「ようやくネグレクト状態を脱したわ。」
と笑った娘でした。
ママの療養期間は明日まで。
孫の登校に付き添った
ばあばkyokoでした。

札幌のマンションからの投稿です。
スマホのみの操作ですので体裁が整っていないかもしれませんが、投下!!