質量として残る思い出・・・4

 4月も残りわずかとなり、連休が近づいています。
桜前線は札幌、帯広あたりまでは来ているようですが、こちらはまだ蕾は硬く、開花は先の模様です。
 クロッカスが終了し、雪割りコザクラが開花。(紫色の球体になって咲く花です。)
水仙は蕾を膨らませているところ。
せっかくの休日ですが気温は低く、ストーブがまだまだ活躍する日々です。


 さてさて前回は3枚の絵を記事内に保存した上で2枚を処分。
合わせて次男ネタで書きました。

地元のY高校に進学したあたりを…。

衝突!!!

 「ああ!つまんねえ。発狂しそうに授業つまんねえ!3年間持ちそうにない。」
早くもそんな愚痴を垂れ流すようになった
長男が中卒ですのでね、それを容認した親ならYの発言に理解を示しても良かろうものを、そうはいきませんよね。
「待て!一家に中卒2人抱えるのは辛い!」
そんな本音をもらす母kyokoでありました。

もともと激しく、自己中心的な発信の強かった
学校側の指導にやすやすと従うものか!
という態度をあからさまにしてゆくのでした。

またそれは、最も身近であるもう1つの権威へも向かってゆきました。

父親との衝突です。
ギターのボリュームをめぐるやりとりがきっかけとなり、とうとう双方の手が出て、Yはそのまま家を飛び出しました。

長男は、居間で起きた騒動をいくらかはキャッチしていたはずです。
それでも彼は部屋から出て来ませんでした。
ピアノを弾いておりました。

争いごとに首を突っ込むなどしたくない長男H
でも、その日より身の置き所に困り、日々友人宅を頼ることになった弟の身を案じ、一計を提案し、自分のバイト代を差し出したのはHでした。
中学生になったばかりの長女Aは、静かに事のなりゆきを見守りながら、自分の心に家族の出来事を刻み込んでゆくのでした。

 その後の顛末については、書かずにおきますね。
ここまで書いて…?
と思われることでしょうが。


 何とか家庭内が平和であるように、自分の願う理想に近づけたいと私はいいだけあがいてきましたが、その行いこそが何やら不自然でいびつであったのでしょうね。

Yは、ほどなく家庭に戻ってきましたが、その後の我が家が劇的に変わることはありませんでした。
似たような日々がその後も続いてゆくのです。

パパ怒る!!

 今回はこんな短い記事でおしまいです。
で、今回の思い出処分はこの1枚。
好き嫌いが多く、食事中にグズグズと機嫌を損ねた
そんな自分と、それを叱った父親を題材にして描かれています。
これも小学校低学年の頃のものでしょう。
(Yの名前バレちゃった???)

これ解読できますか?名前にしろ、パパの言葉にしろ並び順がメチャクチャだ。



 わざわざこれを、描き残した次男。
そしてこの1枚を棄てられずにいた私。
記事に残してようやく処分できました。


今日の記事、あとは皆さんのご想像に委ねます。