ひかり

 実は昨晩、辛いことがありました。
よく眠れず、切れ切れの夢を見ました。

朝4時に目が覚め、しばらく布団におりましたがモソモソと起き出しました。
さあ、現実に向き合っていかなければなりません。
寝室(なんでも部屋)にある西側の窓からは、昨日に続く曇天の空模様が伺えました。

 洗濯機を回し、ストーブを点火。
居間の窓からは、我が家の庭とお向かいさんの北側の壁が見えるのですが、その壁が、ライラックの梢の影を揺らせながら輝いていたのです。
あら・・朝日・・・そうです、寒い寒いといっても北国の今頃の夜明けは早いのです。
日の出の位置はだいぶ北寄りなっており、家家の北側の壁を明るく照らすのです。

すかさず反対側・・・台所前の北向きの窓に目を転じたところ、出窓の壁にこちらはナナカマドの梢をうつした光がチロチロしておりました。
 
スマホを持って走りより、生活感のあるものをチョイとどかし、青い瓶を配置してパチリ。
そうこうするに影の輪郭がぼやけてきました。
太陽は、ほんの少しの切れ間から一瞬の光を届けた後、分厚い雲のなかへと昇ってゆきました。



この一瞬に立ち会えたことで私は、多大なる励ましを得ました。
さあ!もう一山越えましょう。
新しい景色を見るために。


5月12日の追記
 新しい景色を見るために・・・なんて興奮気味に書きましたが、何となく収束。
いや、色々未整理なのですよ。ですが一山越えるほどのアクション起こさず仕舞いでした。一応ご報告。