読書

せちさんとおじさん ④

おじさんの役割 何らかのエネルギー体であるという「おじさん」。 このエネルギー体は、それはそれはたくさん存在していて、私たちにアプローチを繰り返しているとのこと。 それを、姿形として認識できる人は極々少数ではあるものの、双方の周波数が合えば対…

『母を捨てる…⑤』その後の久美子さん

とても衝撃的な内容だった『母を捨てる』について、4つの記事を続けて書きました。 今記事では、その後の久美子さんについてを語り、このシリーズを締めたいと思います。 「書きたい」という思いのもと始めた記事ですが、生き辛さを抱えた人の苦しみが、ぎり…

『母を捨てる』…④

『母を捨てる』について書く4回目です。 幼い頃から実母による壮絶な虐待を受け、学童期には母の承認を得るために文章を紡ぎ出すことに打ち込んだ菅野久美子さんのことを書きました。 この後の彼女について、いつまで綴るのか?どこまで綴るのか?迷うところ…

『母を捨てる』を読んで…③

あちらこちらから桜開花のニュースが届き、一部の地方からは、「夏日だ!」「真夏日!」との声が…。 なのに当地ときたら…。 昨日26 日は、ビュービューと冷たい風雪が吹きすさびました。梅でもあらず、桜にもあらず、氷の蕾が並んだナナカマドの枝ですよ。早…

『母を捨てる』を読んで…②

衝撃的だったこの本について、そこから私が思ったこと、感じたことを綴ってゆきます。母を捨てる作者:菅野久美子プレジデント社Amazon 物心ついた頃には、菅野久美子さん(以下久美子さんと記述します。)にとっての母は、恐怖の対象でしかありませんでした…

『母を捨てる』を読んで ①

下書きまでは綴ったものの、公開することをためらう日が続きました。単発記事では収まらず数回を重ねて綴る必要があること、さらにはテーマが重いこと、それが理由です。本日公開することにしましたが、いまだ躊躇する気持ちが残っています。とりあえず初回…

『わたくしがYES』

読み終わったのに図書室への返却を引き伸ばし、手元に置いている本があります。わたくしがYES作者:松橋裕一郎(少年アヤ)rn pressAmazonとても沁みましたの。 記事にこのことを書き残したいと思ったのですが、思いが多岐に渡り、まとめることが難しい。諦めて…

『方舟を燃やす』

今週のお題「読んでよかった・書いてよかった2024」 「読んでよかった本」がまさしく今、手元にありますの。なので、このお題で書き始めているわけですが、ずるずると自分語りになりそうで…にしても…何をどのように語るのか?分からないまま散乱状態になりそ…

ルビーとエメラルド

小指さんによる『偶偶放浪記』(たまたま放浪記)。偶偶放浪記作者:小指白水社Amazon有名な観光地などではなく、人々が日々の生活を営むありきたりの場所…そこを偶偶(たまたま)訪れて、目に入ったものや気持ちに響いたものを写真に撮り、漫画にし、文章に…

笹山団地

おもしろそうだわ! 北海道新聞の書籍紹介欄で見つけたこちら!偶偶放浪記作者:小指白水社Amazon「おもしろそうだわ!」 との思いを抱き、さっそく図書館へリクエストいたしました。帯にはこう書かれています。 有名な観光地でも“映え“スポットでもない、人…

プルーフ・オブ・ヘヴン

『プルーフ・オブ・ヘヴン』プルーフ・オブ・ヘヴン―― 脳神経外科医が見た死後の世界 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者:エベン アレグザンダー早川書房Amazon隣の地区の図書館で見つけた本です。 スピリチュアル系の本棚ではなく、医療系の本が並べらた…

WRONG PLACE WRONG TIME

とってもおもしろかった本について書き残すことにしました。 タイトルは『ロング・プレイス、ロング・タイム』。 図書館の棚で見つけました。ロング・プレイス、ロング・タイム (小学館文庫)作者:ジリアン・マカリスター小学館Amazonカタカナ表記の「ロング…

『あしたの幸福』

図書館で本を借りてくる。 自宅にて開く。 読み続ける意欲が湧くか?湧かぬか? 先日は、せっかく借りたのに翌日返却なんてことになりまして、そこでまた数冊を見つくろい自宅に持ち帰りました。そして出会えました! 素適な本に。 『あしたの幸福』(いとう…

『季節のない街』

前回の記事は、「スピリチュアル」絡みのものにするか?別のもう一つか?と少々迷い、結果書いたのがスピリチュアルネタでした。となれば、この度は前回見送った「もう一つ」を書くこととなるわけですが、一直線に行動に移せず日が過ぎました。図書館で借り…

さむさむサンデー・おいなりサンデー

さむさむとガタピシ!! 先日夏至を越え、太陽の軌道は早くも秋への準備を始めました。 そして、オホーツク海沿いのわが町は、寒さに見舞われています。 以前次男からプレゼントされた極暖インナーを着込み、朝、夕、ストーブを焚く始末。 気温が15度に届き…

初めての…

今週のお題「最近、初めて〇〇しました」 書こうと思っていた話題が、今週のお題とマッチしました。私の初めてやったこと! まずはこちらを。 図書館で借り、現在手元にある本たちです。『花とお金』 面白いタイトルですね! バリバリ、スピリチュアルのジャ…

疑心暗鬼の家族ドライブ

新着本の書棚から 楽しく読み終えた1冊の本を図書館に返却せずに手元に置いてあるには、理由があります。 この本について記事に残しておきたいと考えたからです。 タイトルは、 『家族解散まで千キロメートル』。家族解散まで千キロメートル (角川書店単行…

うのうとうちゅう…②

はい! 右脳と宇宙です。図書館の書棚で見つけた一冊、『奇跡の脳』。 脳神経学者の著作の中に、スピリチュアル界でお馴染みの言葉や、ニュアンスを見出すこととなり、興味を抱いたのでした。奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)作者:ジル・ボルト…

うのうとうちゅう…①

平仮名だけのタイトルを見て、これが「右脳と宇宙」だととっさに読み取った方はいらっしゃいますか? ???のワンクッションを挟んでみようと思いついて、タイトルをこのようにいたしました。 さてさて、夫、義母、義妹たちと温泉一泊の小さな旅に出かけた…

季節の扉

図書館へ 早くも2月の半ばとなりました。気温の高い日が続いています。 スキー学習の助っ人になるべくスキー板をゲレンデの保管庫に運び込んでおりましたが、結局当日はスタッフに恵まれ、出番はなく終了しました。 そのため午前中、板を回収するために車を…

狐はね…

私がお邪魔するブログにて、 『始まりの木』についてを話題にする方がおられたので、私も…と手に取り読んでいるところです。始まりの木 (小学館文庫)作者:夏川草介小学館Amazon民俗学を真摯に研究する、頑固で偏屈な民族学者「古屋」と、門下の院生「千佳」…

ノンフィクション作家が残した言葉

現在手元にある本たちです。 『ラウリ・クースクを探して』(記事には残しませんが良書でしたよ。) と『夜明けを待つ』は読了。 次なる1冊『始まりの木』を手元に寄せる直前の私です。 その前に、ノンフィクション作家佐々涼子氏の『夜明けを待つ』にて、少…

1・1・7!

1・1・7! 図書館の開館を待って、レッツ!ゴー!してきました。 買い物の用事もあったので車を出し、まずは隣の地区の図書館へ。 そこでは借りていた本の返却のみを行い、新たに借りる本については、町内の別の図書館で探すことにしました。そこへ向けて…

燃え殻さんという人

冬きた! 24日午後から降り始めた雪は一晩中降り続き、 朝の除雪車出動の音で、後戻りできない長い冬を覚悟いたしました。 朝のうちに年寄り一人暮らしの実家の除雪。我が家の分は、後からの夫の労働をあてにして、サラリと中途半端に終わらせました。 「燃…

三連休!なのです。

そう! 三連休なのです。 週末のお休みに、秋休み分のお休みが1日加わるからです。 1日目の本日、私流のお片付けを進めましたよ。 私流のお片づけ 先週やって来た娘と共に、保管されていた子ども用の衣類の仕分けをしておりました。 その際不用分とされた…

夕日とクスサン

てくてく 太陽が空高く昇るにつれて、その熱は物理的な暴力のように彼に襲ってきた。 空気は加熱し、息を吸いこむとのどと肺が焼けるようだった。 読み進めている『アラルエン戦記』の7巻からの抜粋です。アラルエン戦記(全14巻セット)作者:ジョン・フラナガ…

kyoko65歳の夏…総集編

この夏を振り返る記事を残すことにしました。 前記事は、たまたまみた夢に触発されて学童期の夏の思い出を書きました。 そこで、今回はその頃より50余年も過ぎた今年の夏の出来事を総集編的に残すことにしたのです。 視野検査 部屋の模様替えと健康診断でス…

眼科へGO!

夏休みの「自由研究」とやらをやや強引に終わらせて、ほっとしている私です。夏休みの日記、普通の読者感想文モードに戻りましょう。8月8日(火)☁ 夏休みに入っですぐ、人間ドックの受診がありました。 その結果が戻ってきました。 心配した便の潜血はあり…

自由研究これにて終了

急降下 夏はここ数年、遺跡発掘のアルバイトに精を出す夫です。 昨日は曇り空でしたが、ねっとりとした空気が動かず気温ばかりが上昇。 昼に戻って来た時は 「今までで一番暑かった!」 と言い、汗まみれの服を総着替えしておりました。 ところが、夕方には…

読書感想文改め、夏休みの自由研究

もうね! 『ザイム真理教』のネタ、自由研究モードに切り替えますよ。2つ前の記事で、自分の知識欲とつながらない! と言い切ったにもかかわらず、何がどう変わったのやら、首を突っ込み書き始め、連載企画になりそうな様相を呈してきましたよ。 ということ…