kyokoの偶偶石 6・・・かわも

 はなぱんださんのお誘いに乗った形で始めた『kyokoの偶偶石(たまたま石)』です。

現代アート 石「簡素が 得る」 Contemporary Art 偶偶石vol.87 - 滋味日日 ・・・いいこと ”お福わけ”

「知識という前提を鑑賞者に要求せず、鑑賞者個人のオリジナリティを引き出すことのみを目的」とした現代アートです。
「作者の作意の理解を求めない自然石に対峙することで鑑賞者自らが感じたもの」は、”鑑賞者オリジナルの感性” であり、その存在に気付き深めてもらう』現代アートです。

はなぱんださんが語る『偶偶石』の説明の一部です。

 オホーツクの浜で目に留まった石たちを、拾っては持ち帰ってしまう私。
それをどうするか?って・・瓶に入れたり、かごに入れたり、灰皿に並べてあったり・・。
乱れた部屋の中で、乱れ気味に置いてあります。

それらに光を当てようと始めたわけです。
現代アート』というほどには気負わず、気軽に・・・と。
自らの中より感性が湧いてくる域には達しておらず、「うーむ」と絞り出す感じです。
と、おおいに前置きをしたあとで本日の『偶偶石』であります。


偶偶石・・・6 『かわも』

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ずっと見ていたのです。
川面を・・・。
そう・・・上ばかり向いていた。
きらきら緑や、魚の腹
雨が描く模様や
落ち葉の影・・・
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だからわたしは、「かわも」と名乗ります。

でもわたしは、
川底で、軽やかで楽しそうな川面にあこがれるばかり。




知らぬ間にわたしは動いていたのか?
流されたのか?

いつの間にかユウペツの浜にいたのです。
川面の色を映して・・。
その人は、「あら綺麗なみどり」
とつぶやいて拾い上げました。