平和の琉歌・・・サザンオールスターズ

 反戦歌の特集・・今回で7曲目となります。
実は前回の記事の誤りが後から発覚いたしました。
前回5曲目として紹介した『風の勲章』は6曲目でした。
すでにリライトしております。
選曲はTAISEI・AKIBA氏のこちらの動画を手引きとしています。
www.youtube.com

『平和の琉歌』

 彼が紹介する7曲目は、サザンオールスターズの『平和の琉歌
(1998年・アルバム『海のYeah!!』に収録)
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(動画は 1996年 満座ビーチでのライブ映像)

 サザンオールスターズは好きで、数枚ではありますがCDも持っています。
しかしこの歌は知りませんでした。
この歌に限らず、多くの知らない曲のタイトルがこの度の検索で目に入りました。

歌詞は以下の通り

この国が平和だと 誰が決めたの?
人の涙も渇かぬうちに
アメリカの傘のした 夢もみました
民を見捨てた戦争の果てに

蒼いお月様が泣いております
忘れられないこともあります

愛を植えましょう この島へ
傷の癒えない 人々へ
語り継がれて いくために

この国が平和だと 誰が決めたの?
汚れ我が身の罪ほろぼしに
人として生きるのを 何故に拒むの?
隣合わせの軍人さんよ

蒼いお月様が泣いております
未だ終わらぬ過去があります

愛を植えましょう この島へ
歌を忘れぬ 人々へ
いつか花咲く その日まで


心にしみる歌詞、そして美しく心地良いメロディでした。

やっかいな感情

 他にも紹介できるような作品はないかしら?と思い、「サザン・オールスターズ」・「平和」と検索したところ、『平和の鐘が鳴る』という作品が目に入りました。
YouTube内では歌詞を紹介するものと、カバー曲は見つかりましたが、サザン・オールスターズが歌うものが、何故か見あたらず。
歌詞が紹介されたこちらの動画を貼っておきましょう。
www.youtube.com

この曲は2015年・・戦後75年の節目に出されたもので、NHK放送90周年のイメージソングにもなっております。

平和の鐘が鳴る』は2015年3月に出された『葡萄』というオリジナルアルバムに収録されているのですが、同アルバム内に、『ピースとハイライト』という楽曲が収録されております。
こちらは2013年8月にすでにシングルで発売されていた作品。
その曲が、2014年のNHK紅白歌合戦で、飛び入りのような形で参加し歌われました。
その映像が、それを見た一定数の人々に不快な印象を与えたのです。
非難する声が高まり、炎上騒ぎへと発展しました。

www.youtube.com
(こちらの映像は公式ミュージックビデオ(フルバージョン)のもの)



・・・・と訳知り顔に綴っておりますが、私、このことも知りませんでした。
(以上も以下もネットからの情報です。)

 更に・・・この2014年の年越しライブでは、いただいた紫綬褒章をファンを盛り上げるための道具に使った・・尻ポケットから出してオークションにかける演出をしたとか、ちょび髭をつけて紅白歌合戦に登場したことなども取り上げられ、「不敬」というワードとともに痛烈な批判を浴びたのでした。

全面謝罪した桑田佳祐とサザンオールスターズとアミューズを誰も責められない - Everyone says I love you !
画像は、こちらの記事より『女性セブン』のページ部分をいただきました。

 これに対しては1月15日に、公式サイトに謝罪文を掲載したのですが、謝罪をしたことに対しても、がっかりした!という声やそれっぽっちの矜持だったのか??!!という非難もありまして・・まあ・・混乱が続いたようです。

桑田は反日
桑田は極左
桑田は韓国人!
桑田は日本から出ていけ!

ネット内には『ピースとハイライト』の価値を語り、擁護するものももちろんありますが、多くの過激な非難の方が勝って目に入りました。

臆病者

 TAISEI氏が紹介した動画をきっかけに、独自に「サザンオールスターズ」「平和」と検索した私。
そして知ったのがこの情報なのでした。

1960~70年初期に見られた戦闘的はムードは、新しくなった世の中には姿を消し、「平和の歌」「反戦の歌」は、心地よいイメージで伝えられるものに変化していくのだろう・・・・私は勝手にそう捉えておりました。
しかし、とんでもない。
「平和」を語ることは、相応の覚悟がなければできないような難しさを帯びてしまっているではありませんか?
戦いは武器を持った他国とするものばかりではなさそうです。
敵意はネット内に潜む多くの他者から容易に向けられてしまうのです。

もちろん、誰もが平和を願っているはずです。
しかし、それをどう実現させるのか?
他国をどのように理解するのか?
受け入れられない思想とどう向き合うのか?
意見の違う他者とどう言葉をかわすのか???


難しい。
難しいばかりか、怖ろしい。
私は臆病者ですし、知らないことがたくさんあって何を拠り所にしてどう考えたら良いのか?
いまだにわかりません。

事実だけを・・・

 で・・臆病者のたどりついた結論は、事実だけを見つめれば良いのでは?ということです。
思想や感情はできる限り排してね。

●日本は過去に戦争をした。
●多くの人が亡くなった。
●多くの人が肉親をなくした。
●多くの人が飢えた。
●多くの人が痛さを味わった。
●広島と長崎に原子爆弾が落とされた。
天皇は人間。
●日本には日本国憲法がある。



こんな具合。
他のさまざまなものにも活用できそうね。

事実だけをしっかり見つめる。
これを否定する人はいませんからね。
自分を守りながらできることはこれだな。

いかがでしょうか??

*   *   *

 最後に当地の春をご紹介。
雪が緩み、路面の雪は轍の部分から消え始め、あちらこちらに水たまりができています。
実家の前の雪を削り水路を作りました。
路肩の排水溝を探り当てそこまで繋げると、水は音をたてて流れ始めます。
春の楽しい作業です。



矢印の先が排水溝。