草取り
敷地一面のホタルブクロなのです。
それも・・・・・茎も葉も持たず、面長の花の蕾が地面にびっしり・・・・。
それはもう隙間なく生えていまして、私は開花したらどんな様子なのだろうと思いつつも、これは過剰だなと思うのです。
びっしり感が異様なのです。
この夢はおそらく、昨日の私の労働の影響によるものでしょう。
令和(一発変換されずもどかしい。)元年の初日、
ほとんどひと針ひと針縫っているか、ひと堀りひと堀り掘っているかの一日でした。
娘の庭の草取りに精を出したのです。
娘は、庭にはほとんど興味無し。
「このままで良いよ。」
と言うのですが、私は気になるのです。
雑草どもを・・・・”取りたい”のです。
午前中は孫の相手もしつつ草を抜き、午後の孫のお昼寝タイムはそりゃあ猛然と、草取りに励んだのであります。
庭の全域が雑草ですからね。
それらを全て抜いてしまったら、庭は土一色となり、雨降りの度に泥んこになってしまいます。
芝生もどきのように生えている草は残して、
綿毛を飛ばすタンポポと、
これも強烈な繁殖力の「キュウリグサ」(おそらく)と、
厄介極まりないギシギシに特化して抜きました。
タンポポは200株くらいやっつけたかな。
でも、まだ20~30くらいは残しているな。
人の好き好き
庭の有り様に興味ないという娘は、
「私は料理を作るのがストレス解消になるわ。」
と言って申し訳なさそうに
「私は台所していても良い?」
と言うので、
「どうぞどうぞ。私は草取り好きでやるんだから。」と私。
私は料理がストレス解消だなんて思ったことないな?
親子でも違うもんだ。人の好き好きって面白いな、と思いながら作業しました。
娘は料理しながら、やはり”人の好き好き””に関して同じように思っていたようです。
そこは親子共通。
夕方家に戻る私に、チョイとおかずを詰め合わせて持たせてくれました。
食感のしっかり残る、ゴマを散らしたきんぴらごぼう。
カボチャの塩バター煮
だし巻き玉子
茄子とししとうの煮浸し・・・・美味しかったよ。
そうそう夢の話です。
夢で出会う不快なれど馴染んだ汚れ
で、この一面の雑草の様子が脳裡に残り、一面のホタルブクロが出現したように思います。
しかし、何故ホタルブクロなのか?
このホタルブクロもどきはいったいどこからやってきたのでしよう。
夢の続きです。
この異様な粒々の先に続く道は、ホタルブクロは生えていないものの、ぎとぎとと油じみていて汚ならしいのです。
この油じみて汚いものは時々私の夢に現れます。
汚い床、汚い倉庫、昨晩は汚い道・・・・・。
不快なものなのですが、不快感はさほどでなく、ささやかながらも馴染みを感じる。
ここを歩いた夢の中の私は、「これは夢かもしれない?」と思い、、夢かどうか試そうとしました。
試す・・・・。
夢なら空を飛べると。
すると私の身体はフワリと浮いて
「ああ、これは夢た。」
と。
夢の中で飛ぶこともよくあるのですが、爽快感、ダイナミック感まで備わっている気持ち良いものはこの頃ないなあ。
さて、この汚くも馴染んだものはどこからもたらされたのか?
もしや、もしや、
昨日暑いなか、作業したにも関わらず風呂にはいらなかったからか?
これは私の身体の有り様か?
令和令和
昨日、テレビては令和、令和!一色でした。
もちろん、このように祝祭的なムードの中、元号が変わることを寿ぐ気持ちは私にもあります。
でも、私の住むこの町には熱狂的なムードはかけらもありません。
漁師は朝早くから船を出し、玉ねぎ農家は植え付けの真っ最中です。
漁協直営店では休み返上で働く従業員が・・・。
私にしても、昨日が明けて今日になっただけのこと。
街角インタビューに応えての
「これから時代が変わる。」
という声を何回か耳にしたけれど、
元号が変わっただけで時代は変わらないとも思えるし、
逆に元号がどうあれ、世の中は常に変化しているとも思えます。
夕食後私はテレビから離れ、布の散らかった部屋に入り、今度はひと針ひと針、シーツの修繕にとりかかりました。
そのうち疲れ、眠くなり令和初日のブログも書かないことにして、
「朝風呂にしよう。」
とつぶやいて風呂をパスして布団に潜りこんでしまいました。
で、この身体の不快感が汚い道を出現させたのかな?などと思った次第。
こんな夢を時々みるということは、そんな状態で布団に入ることが度々あるということなのだな?
違うかな?
令和初日はこんな1日でした。
ただ、なんといっても、前回の記事にブックマークが付いたのが、驚きと喜びでした。
正直この記事に?と思いました。
人の好き好きは面白く、人の興味の持ち方も予測を越えるものがあります。
いつも読んで下さる方、スターで励ましを下さる方、本日お初にもかかわらずここまで目を通して下さった方々・・・・。
ありがとうごさいます。
朝風呂入ってきれいになったkyokoより。