雑然
目を覚ます。
寝坊した。
起き上がり見渡す部屋の中は、これ以上無い程の雑然状態!
焦る私。
隣の奥さんは、既に庭に出て草取りをしている。
暖かそうな陽射しが注いでいて、改めてこんな時間まで寝ていた自分を省みる。
とりあえず洗濯機を回そう。
粉石鹸をすくうスプンすらなく、指を突っ込み洗剤をすくう。
湿気っぽい粉石鹸が、爪の中にまで食い込んで気持ち悪い。
目を覚ます。
ああ夢か。
外は明るく、普段よりは寝坊したのだな。
6時過ぎ。
夢の中よりは、かなりとましな部屋の中ではありますが、あっちもこっちも中途半端。
そこここの雑然が目に入ります。
今年のお正月…
「大掃除しよう!」
と意気込む次男と長女に対して徹底抗戦し、阻んだ私。
「お母は座っていればいいんだ!それで家の中が片付くのに嫌がる理由が分からない!」
と息巻いた次男!
私は、処分できず引き出しに押し込んである布やら、服やらを「ゴミ」と指摘されることが分かっていて、それを怖れたのです。
あまりに抵抗する私に、二人は
「よし!来年は絶対やるぞ!」
と宣言し、私は一年の猶予に気を大きくし、
「ああ、いいともさ!やっておくれ!」
と言い放ったのでした。
そして心の中で、
それまでに自分の力で何とかしよう!
と呟いていたのでした。
捨てられない気持ち
その日から早3か月!
1年の4分の1が、過ぎました。
おお!全くと言って良いほど、片付けは進んでおりません。
どうする?私。
人様の片づけ記事を読めば、羨ましく感じる私。
目に入る雑然は、私を心地良さから遠ざけるのに、何故私はボロ同然の布を取っておくのだ?
www.youtube.com
さて、先日たまたま目に入ったYou Tube。
ゴミ屋敷の片づけの様子が動画になっておりました。
イーブイという業者さんが、発信している動画です。
業者にその撮影を許すことで、いくらかでも代金が割り引かれたりするのかな?
隙間という隙間にゴミが挟まり、またはハンガーなどにぶら下がり、床から天井までゴミだらけ!!
住人であった方が亡くなったことをきっかけに、長らく音信不通であったお姉さんが部屋を訪れ、びっくり仰天!!
業者さんに依頼したということです。
「弟は几帳面な性格だった。」
姉が語ります。
え?
几帳面とな?
なるほど、溜め込まれた食品容器などのゴミは、全て洗われており、腐敗臭は感じられないというのです。
洗うという手間をかけられる人が「捨てる」という」行為ができない不思議。
彼にとっては、それらは何故か捨てられないもの、取っておきたい物だったのですね。
それは、もしかしたら私の思いと同じタイプのものなのかもしれません。
もちろんもちろん、取っておく「物」も、その程度も大きく違いますよ。
ただ、”何故か捨てられない”という彼の行為を私は、
「信じられない」と言い捨てることはできないのかもしれません。
本日の処分品
今朝方の夢の影響も手伝って、私は朝からガタガタと動きました。
洗濯もさっさと終わらせて、朝食のあとにはガス台の天板を拭いて、やかんの焦げ付きを落として、廃油をペットボトルに移し替えました。(生協の宅配トドックが回収してくれるのです。)
出しっぱなしだった電気ストーブを玄関横のクローゼットにしまいました。
そこに置かれた「水とりぞうさん」は限界まで湿気を集めてチャプチャプ状態。
ストックしておいた新品と取り替えました。
開けたついでに、処分できるものはないかしら?
ムム?
フックにかかったビニル袋。
中には何が?
出てきたのはこちら。
娘が小学生時代、東京(神奈川?)で衝動買いした超厚底ブーツ。
カビも発生しているわ!
買った直後1~2度履いたあとは、見向かれずにいた代物。
話のタネになりそうでとっておいたのだわ、ワタシ。
迷わず処分。
これまたかなり昔に買い、ハンガーに掛かったままだった夫のダウンジャケットも処分。
勢い良く処分したのはそこまででした。
あとはいつもの通りのちまちま作業となりました。
不用布をザクザク切ってウエスにし、四角く切った端布を数枚つないだだけ。
そんな作業をしながら、もう何度目かになるお片付けブログをまた始めるか?
と思ったのです。
ただね、自分ちの片づけなどを記事にするなら、ビフォーアフターをお見せするくらいのサービスはした方が良いからなあ。
・・・・となると躊躇する気持ちも湧くのです。
ああ!
お見せできるのか?
そこここにある、我が家の雑然ビフォアを。
更には満足のいくアフターまでたどり着くのか?
全く見通しが立ちませぬ。
You Tubeでは、様々なお片付け動画が公開されていました。
汚部屋を公開できるなんて潔いな。
あっ、前回の記事に続いて書こうと思っていた「担当児童と楽しむトランプネタ」については、急にモチベーションが下がっでしまい、取りやめました。
いつか、気持ちが戻ったときに書くかもしれません。
そして、お片付けネタも、書こうか?やめるか?
まだ迷っています。
はい。