7とか15とか28とか・・・7の巻

占星術ネタです!! 

 占星術ネタです。
前記事の続編となります。
占星術における数字の意味について書いていきますが、自分の知識ではありません。
大家松村潔氏の著書『ディグリー占星術』の内容を披露しつつ書くことになります。
となると引用の多い、借り物の記事になりそうで、初めは躊躇したのです。
それでも、自分の興味を追ってみたい気持ちは消えずにありますので・・・
とにかく自分が楽しむことだ!
と気持ちを切り替え、書くことにしました。

下書きを終えた段階で、一つの記事に3つの数字を盛り込むことはできそうにないとわかり、ひと記事にひと数字ずつ書いていくことにしました。

 さて、始めましょう。
という数から皆さんは、何を連想しますか??
●七色の虹
●ラッキーセブン
●ドからシまでの音階
●7つの曜日
●7歳までは神のうち
七つの大罪
七福神

こんな本もありますよ。

和洋問わず特別な数のようですね。

宇宙法則は七つでできているというのは古典的な神学とか、また精神世界において常識のようなものです。

「7度」について解説するページは、このように始められています。
それは理念的に考えられたものではなく、自然に追い求めると、結果としてこの数字が現れるというのです。
このあたりは、別枠の知識や学びが必要ですね。

松村氏は12種類のサイン(~座と呼ばれるもの)における7度について、「落差による意欲」と解釈しています。

どういうことなのかな??

虹で例えますと、虹は天と地を結ぶ七色の橋であり、それはの間=落差のなかに存在しているととらえます。
地から天へ至るには7つの階層を越えてゆくことになるわけです。

地と天の落差は大きなものですが、どんな小さな差異にも落差は存在しており、その落差が7つの数字と結び付くと説きます。

意識というものは、「ここ」から別の地点へと思いを向けることであり、そこには「発信元」と「射出先」という二つの地点があります。ですからそこにだって落差が生じており、エネルギーが発生するというのです。

記事を書く私で説明すれば、
私は占星術と数字の関係に興味を持った。
今の地点「ここ」から、「理解の領域」へ橋をかけたいと思っています。
「ここ」に無いからこそ、私はそれを手に入れようとします。
そのエネルギーは、
「今は分からない」
「まだつかめない」
からこそ生まれます。

落差はそのように人を動かすのです。

人が人を理解しようとすること・・・これも一人一人の差異に生じている落差を縮めていこうとするエネルギーによってなされます。



落差というものがどのようなものなのか??
ということは分かりました。
ただ、それがどうして7という数字と結びつくのかが分かりません。

地と天の間にかかる虹が七色だから、というだけが理由ではないと思うのですよ。
この点は謎のまま。

Hの太陽

12星座それぞれの7度がある中で、Hの太陽は射手座の7度にあります。
サビアンシンボルは
「ドアをノックするキューピッド」

この言葉のイメージから、射手座7度を知ることは、やはり難しいですね。
言葉のイメージにとらわれることなく、数字から解読を進めた松村氏は、射手座の7度を
「正道と邪道の落差」
と見ています。

確かに、音楽の学校にも行かず中卒の学歴のまま作曲の勉強を続ける息子の有り様は「邪道」そのものです。

その環境の中で、常に新しい扉を見つけ、新しい学びに触れては歓喜の声をあげるHの姿勢は
次なる地点を目指すべく、落差の階段を昇ってゆくように見えるのです。


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 さらに、射手座のマークのこの形にも「目指していく」というようなイメージを感じます。

(マークの画像はこちらからお借りしましたhttp://www.horoscope-tarot.net/

松村氏による『土星』という著書をのぞきますと、

三つある火のサインの中の柔軟サインである射手座にはどんどんレベルを上げていくという特徴がある

とあります。

Hの姿に重なるよう感じます。

 

ただね、当たり前のことですが、Hと同じ誕生日の人・・・つまり射手座の7度に太陽を持つ人を集めたとき、その生き様が皆同様か??といえばそんなことはないわけです。

占星術を信じる立場でいえば、
そりゃそうだ!!
だって作用する他の天体の位置関係も違えば、ハウス(生れた場所と時間によって区切られる部屋割)も違うもの!!
となるでしょう。

占星術を信じない立場でいえば、
ほら見ろ!!
同じ日に生れた連中が皆同じってわけがないだろう!!
となることでしょう。

私はね!!
前者の立場を取るのです。
何故って??
その方が楽しいからです。
まだまだ分からない占星術の世界・・私のエネルギーは細々ながらも、その落差を埋めるべく働いているのです。

ただこの落差というもの。
常に埋められぬ落差は相応のストレスも生みだします。
それでいながら、落差は埋まってしまえば、差異は無くなりそのときエネルギーも失うのです。

「松村潔7を語る」で検索して見つた画像を貼らせて下さい。
こちらはタロットカードに関する氏の説明のようです。

『タロットリーディング:魂をもっと自由にする』の内容。

(リンクアドレスがうまく貼れませんでした。)

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字がぼやけて読みにくいですね。
ここでも松村氏は

7の数字は理想の具現化に向かって走る力です。

と述べています。続く説明の、

この願望が形になると、具体的な成果を目の前にするかわりに、心の中にそれまで持っていた欲望を失うからです。

という箇所は、上記の赤字と重なります。

 

改めて7について

 この記事を書くにあたり、「7」をネット検索してみました。
もう・・びっくり!!
Wikipediaには驚くほどの7にまつわる情報が出ておりました。

始めに挙げたような七にまつわる言葉もさることながら、
数学的な7に関する説明はもう山盛り!!

7 は4番目の素数である。1つ前は5、次は11。

これ以外はほとんど意味不明!!!でしたわ!!


まあ、隅から隅まで読んだわけではありませんが、
7と「落差」を結びつける記述も、7と「意欲」を結びつける記述も、そこにはありませんでした。
・・となるとこの解釈は松村氏の独特のものと考えられます。
松村氏が何で7をこのように捉えたのか??
これついては、今の私の知識では解明できません。




この大きな落差を前にしたまま私はこの記事をしめることにします。
次は15について書きますよ。