タイトルの通り!
この三連休に仕事が入りました。
久しぶりの浜仕事です。
手が足りなくて困っているという知り合いの漁師さんの元へ出動することとなったのです。
私は町の会計年度職員として働く身、このようなアルバイトは可能なのか?
同僚の「OKよ!」の言葉を聞いてはおりますが、念のため調べたところ、パートタイマー職員は許されているようです。
ということで出動です。
丁寧(ていねい)という集落にある小さな港までGO!
この場所で働くのは初めてです。
7時半に到着。
美しい景色が迎えてくれました。
サロマ湖畔からの景色です。
この湖は汽水湖なので、塩分を含みます。なので、ホタテや牡蠣の養殖には最適なのです。
ここに、小さな牡蠣小屋があり、そこにて牡蠣をきれいにする仕事に従事しました。
やすりが回転する、電動機器を手に、ひとつひとつの牡蠣をきれいにしてゆきます。
水揚げされた牡蠣は、周りにたくさんの不用物を貼り付けています。
それらをこそげ取ってゆくのです。
そこいら中にカルシウム質の欠片が飛び散り、えらい汚れようとなります。
貝の表面には、たまにハリガネ虫と称される小さなミミズ状の生き物の巣があります。白くて、ごく細い筋状の線として見分けられます。
食害は無いのですが、こいつをしっかり取るように指導されます。
また、ミルフィーユのようにデリケートな貝の先端は、機械を当てて壊さないようにとの指導も受けます。
時々、点検されたりしてね。
漁師さんにとっては大切な商品の取り扱いとなりますから、そのあたりは慎重に作業しなければなりません。
たまに出荷できない一年牡蠣を割って、片貝の状態で差し出して下さる奥さん。
貝の欠片がいっぱい貼り付いたゴム手でそれを受け取り、ツルツルピカピカの剥き身を啜ります。
「うまああああい!」
ごっつおうさん!です。
10時で一服。
作業台は、汚れででろでろです。
幸い天候に恵まれたので、外の風に吹かれながら、お菓子と飲み物をいただきました。
この家族には、T君という我が家の娘と同級生だった息子がおり、その子がまあ、よく働く。
身体も動くし気働きもできる。清々しい思いで眺めることとなりました。
こちらの写真は、処理され重さごとに選別された牡蠣たちです。
お昼は作業台を一旦きれいにして、用意して下さったインスタント麺や、おにぎり、菓子パンなどをいただきます。
午後の作業は3時くらいまで。
座って行える作業ですが、同じ姿勢、同じ動きの繰り返しで、腰や背中が痛みだします。
そんな労働を3日間!
ああ!よく働いた。
来週末も出動するかもです。
写真は2日目の湖畔。
朝日の筋が斜めに降り注いでいます。
さらには、帰宅途中で見つけた雲。
龍神雲!
のつもり。
雲さんが、
「kyoko!お疲れ〜」
と言ってくれました。
のつもり。
本日一区切り。
お土産のこちら、今晩のおかずとなりました。
美味しかった。
ごちそうさま!