心に効くもの・・・・線香いっぽん

はてなブログ・・・一年あまりが経ちました。

「心に効くもの」というカテゴリーを設けてからというもの、次から次へと話題が浮かび更新しております。
 実際それらが実質的な得をもたらすわけではありませんが、自分の周りにある喜ばしいものを再認識することにより心は和み、落ち着き先を見いだすのです。
また、それを発信するのも楽しい作業です。

 自分の生活の足跡~書き留めなければどんどん流れて忘れ去られる気持ちや出来事~が残っていくのも嬉しいことです。
はてなブログを書くことそのものが、今や私の大きなはり合いとなり楽しみとなっております。
ブログを始めてから一年あまりが過ぎたのです。

今回は‘’心に効く‘’新習慣のことを書きましょう。

あらあ!忘れてた‼️

 昨年暮れに義父が亡くなりました。
kyokoippoppo.hatenablog.com

いずれその時が・・・とは思っておりましたが、体調が悪化してからの衰弱はあっという間でした。
通夜があり、葬儀があり、年越しがあり、初七日の法要があり、そのうち集まっていた身内がそれぞれの生活に戻ってゆきました。
ふた七日、勤務開始・・・・と時は流れてゆき、ふと思えば我が父の命日が過ぎておりました。

  *  *  *  *  *

 父は今から10年前の1月28日に亡くなりました。
実際に絶命してたのは27日だと思われますが、命日は遺体発見の日の28日となったのです。
その日、午前中はスキー学習があり、山からは平野の向こうのオホーツク海が見渡せました。

(この写真は今年のものです)
職場に電話が来たのはその日の夕方。
夫からでした。
「お父さんが息していなくて運ばれたらしい、実家にその連絡が来た。」
というもの。
夫は多少気づかって表現をオブラートに包んだのでしょう。
え?よくわからない。
私はすぐに実家に電話しました。
「息してないってどういうこと?」

「あんた‼️お父さんは死んだんだよ‼️」
義母ははっきりと教えてくれました。
なにい!?!?
ビックリして涙も出ません。
父は自宅マンションのお風呂の中で亡くなっていたというのです。

 その日の夜には、私は京急川崎駅からJR川崎駅へ向かう通路を歩いておりました。
午前中はスキー場に居たのに・・・。
現実に気持ちが追いつかないのでした。
現地に着いたときには、父は病理解剖も済ませ、納棺され葬儀会場の冷凍室に保管されておりました。

その葬儀場は前年の春、4月に胃ガンで亡くなった母親の葬儀をとりおこなった場所でもありまして、結局父は妻の死後一年もたたないうちに後を追った形となりました。
まあ、私たちは後を追ったというより母が連れてったんだねというふうに思うことが強いのでが・・・・。

そう、父は心筋梗塞を起こし、そのまま湯船で亡くなったのでした。
  *  *  *  *  *
 スキーシーズンとなり、スキー学習で山へ行きオホーツク海を見ると、私は父のことを自然と思い出すのです。
しかし、この度は2月になってから
「あら、命日過ぎてたわ」
と気づいたのでした。
 
まあ、命日だからって特別なことするわけではないのですがね。
コンビニで花買って線香あげるくらいなのですがね。
それを忘れていたこということです。
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しかし、そんな事と「心に効くもの」のテーマが上手く連動したとでもいうのでしょうか?
遅ればせながら線香をあげ、それをきっかけに「これからは毎朝線香をあげる習慣をつけようではないか!」と決めたのです。
これは‘’心に効く新習慣”となりそうです。
まだ、習慣化しておらず忘れそうなこともありますが、朝のルーティンに組み込まれるまで続けていこうと考えています。
※ 蛇足ですが、母の命日28日、父28日(おそらく実際に亡くなったのは27日)義父27日という事実にも縁を感じております。
おとうさん、おかあさん、そしてお義父さん
どうか見守ってくださいね。
あっそして、ミニロト一等でなくてよいのでヨロシク。