11月21日、4泊5日の旅から戻りました。
その間は、皆様への記事への訪問、コメントなども封印し、必要な作業と、リアルな時を楽しむことに徹しました。
まだ数日間は、寝不足による疲れを引きずりそうですが、「はてな巡り」をぼちぼち再開させていくつもりです。
この記事は、楽しかった数日間の出来事の記録です。
鉄路
娘の荷物の引っ越しに伴う、旅の記録を書きましょう。
貴重な思い出として残したいのです。
17日(水)
さあ!遠軽駅へ向けて早朝出発です。
チューリップ公園の裏手から、朝日が顔を出しました。
湧別で暮らしていますと、鉄道を利用する機会が全くと言っていいほどありません。
ですから、通学に鉄路を使う一部生徒さん以外の人にとって、「駅」は非日常の出入り口と言っても過言ではないでしょう。
現にワタクシ、3年ぶりのJR。
札幌へ出るのは6年ぶりのことです。
ワクワク。
非日常の入口となる駅の改札を通り抜け特急オホーツク1号を待つ。
やってきました!!
座席をボックスにして、娘たちはさっそくコンビニで買ったサンドイッチを開きます。
出発するや、気動車は早くも山間部へと向かいます。
湧別川に沿うように…、深い木立のトンネルを潜るように鉄路が続くのです。
「気動車」についても書いておきましょう。
嫁いだばかりの頃、北海道の方が鉄道のことを「汽車」と呼ぶことが不思議でした。
単なる方言なのだろうと思っておりましたが、さにあらず。
明らかに「電車」ではないからなのです。
電化されていない鉄路を走る気動車のことを指して「汽車」と呼んでいたのですね。
下記はWikipediaから拾った説明です。
気動車(きどうしゃ)とは、人員・荷物もしくは貨物を積載する空間を有し、動力源として内燃機関や蒸気機関などの熱機関を搭載して自走する鉄道車両である。現在の気動車は、動力として一般に内燃機関の中でも熱効率と安全性に優れるディーゼルエンジンが用いられている。そのため、日本では「ディーゼル動車」または「ディーゼルカー」(Diesel Car, DC)、「汽車」 などとも呼ばれる。
(大文字はkyokoによる)
さらに、北海道ファンマガジン⇩からの一部引用です。
https://hokkaidofan.com/wp/wp-content/img/uploads/hfm-logo-20th-mark-min.png.webp
(電化区間である)札幌発着ですが、電化区間よりも先まで運転する特急は気動車運転になります。
旭川から先の稚内、網走まで運転する特急宗谷、特急オホーツク、千歳線から分岐して石勝線を経由する特急とかち、おおぞら、東室蘭駅から先の函館まで運転する特急北斗はすべて気動車運転になります。
(改行、大文字はkyokoによる。また黒字部分はkyokoの補足)
北海道ネタのついでに
ここでクイズです。
この駅名お分かりですか?
安足間
「あんたろま」
と読みます。
北海道らしい面白地名のひとつです。「アンタㇻオマㇷ゚(antar-oma-p)」(淵?・ある・もの)、
あるいは「アㇻタオㇿオマㇷ゚(ar-taor-oma-p)」(片側・髙岸・ある・もの)が転訛した「アンタオロマㇷ゚(an-taor-oma-p)」に由来すると推測されているとか・・。
それにしても、なんとささやかな質素な駅舎・・・。
そして・・沿岸部の我が町と景色が違い、雪深いでしょう??
内陸へ入るほど気温が下がり、ふんわりとした今季初めての雪をまとった木立が現れはじめます。
それはそれは美しい。
やがては横なぐりの雪に。
秋から冬へと季節の中を進んでゆくようにも思えます。
山を越えたら・・・
大雪山系の高地を越えると平野が現れ。
景色は再び秋のものに戻りました。
11時に、ビルの林立する都会札幌に到着しました。
駅並びのビルの家電屋さんで洗濯機をお買い上げ。
その後、地下鉄に乗り込み、春からの新居となるマンションへ向かいます。
続きは次回。