連休後半
５月になりました。
桜も咲きました。
二日は勤務日、本日は続く5連休の2日目です。
どこへ行く予定も無し。
十分な時間の中でやりたいことに向かえること、それが私の喜びです。
十分な時間の中で・・と書きましたが、やりたいこともふんだんにありますので一日はあっという間です。
今まで数回に渡って書いてきたネタ・・『質量として残る思い出』の品々も、次男のことに関して語るネタもまだ残っております。
しかし、今回は別の話題を差し込みます。
カテゴリは「私の製作物」。
孫がかわいい編みぐるみを欲しがっているという情報を得たのです。
絶対作って！！すぐ作って！！という話ではなかったのですがね。
私の気持ちがそちらへ向かいました。
編みものは好きな手作業の一つですが、編みぐるみを編むことはめったにありません。
それが孫のためとあらば、「よし！！」という気持ちになるのです。
図書館で「リラックマ」の編みぐるみの本を見つけて持ち帰りました。
たったの５目から
糸は手持ちのものを活用します。
手頃な綿の糸がありましたのでね！！
編み図と手元、交互に目をやりながら少しずつ作業を進めます。
雑誌にも
ゆっくり
しっかり
編みましょう
と書かれています。
そう！！気持ちが急いたりざわついていたら、このようなこまかい作業はできません。
ご覧下さい！！
これはクマの手の部分です。
こんなに小さいの。
編みはじめは、細編みたった５目。
そこからのスタートです。
ああ！私の水分の抜けきった荒れた指先が写っていますね。
綿入れ・・・これは針では押し込めず、かぎ針では詰めたものが再び戻ってくる。
で思いついたのがこれ！！
耳かき棒の凸面で押し込んでゆく方法です。
できた！！
(手の平部分の黄色い糸が、不自然にちょいと伸びていますでしょ。こういう部分、糸の編み終わりの処理がいまいちです。YouTube動画などを検索すれば良い知恵が紹介されているのかもしれませんが、自己流でやっつけてしまいました。）
難し・・・・目鼻
途中経過を娘のラインに送りました。
あとは目鼻。
終了間近！と思われるでしょう？？
ところがここから苦戦しました。
たっぷり綿を入れた立体に針をさしてゆくのです。
しかも地の部分は布ではなく編み地です。
着地点が少しでも狂うと、少なからぬダメージとなるのです。
「ああ、ダメだ！」
とやり直そうにも、縫い込んだ糸は中の綿に絡みついており容易に抜けません。
ハサミで切り刻みながらほどくはめになります。
うっかり地の糸を切ってしまいえば全てがおじゃん。
慎重に慎重に・・・。
ようやくほどき、再び刺す。
・・・・・ああ・・・またまたやり直し。
そんなこんなしながらようやく片目を仕上げ、もう片方は次の日回しにいたしました。
そう、急いた気持ちでは何事もうまくはいきませんからね。
翌日・・・
ああ・・目の大きさが揃わんよ。
それどころか娘からは
「目が大きすぎる」との指摘が・・。
私が手本とする雑誌の写真も、大きいと感じるそうなのです。
つまり娘は、もう少し朴訥とした感じを求めているのね。
「もう限界だ！！これで勘弁！」
という気持ちもありながら、やはり自分の気持ちが収まらないのです。
雑誌の写真を見ながら更に気づく。
お！！！
え？？？？
鼻の位置も違うだろ！！
もっと下だ！と。
「えいや！！」
と顔のパーツを全て取り除きました。
いいだけ時間をかけて取り除き、
さらに数回やり直し、
ようやく出来上がりました。
娘は
「もう少し目が寄っていた方が良かったね！」
と言いつつも、「OＫ！」と労いの言葉を寄せてくれました。
これっぽちのビフォアアフターのために、かなりの時間を費やしました。
＊ ＊ ＊
当初これにて記事を締めるつもりでした。
が、・・・確かに左側の目の位置がずれている。
鼻との離れ具合を見れば歴然です。
いやあ！！目鼻は難しい。
じっくりと写真をながめつつ決めました。
左目の修正に着手することを・・・。
やりたいことてんこ盛り
本日４日、朝おいなりさんを作りました。
これは夫からの注文です。
おいなりさんを作り、
パン種こねて、
ゴミを出して、
この記事の下書きまでを書きました。
現在午前８時チョイ過ぎです。
今から庭仕事。暖かな、ありがたいお休みの日であります。
針仕事はこの後で・・。
