写り込んだのは「人」でしたが…

写真の端に・・・ 

 前回話題にした運動会の記事。そこに貼った雲の写真です。
青空に浮かぶ、爽やかで涼し気な雲をパチリと収めました。

翌日、同僚のМさんからラインにて送られてきた写真がこちら。

なるほどねえ。このように周辺の景色も添えると、空の大きさがより際立つのですね。
Мさんは、それを狙って撮ったわけではないのでしょうがね・・・。
さてさて、注目すべきは、端っこにいる小人族のような人影です。
いやいやこれは、紛れもなくワタクシの姿。
それに気づいたMさんが、「写ってましたよ」と私に送信してくれたというわけ。


送られてきた写真を見た私は、次なる記事はこれでいこう!
と思いつきました。

突拍子も無いない飛躍のようですが、小さく小さく写り込んだ自分の姿から浮かんだこと。
ひょいと混ざり込んだ「小さなひと」という連想からの発想です。
それが、現在書いている2作目のマインドマップと繋がりました。

妖精たち

テーマは「妖精」です。
ええ!?
いきなりどした?

と思われるかもしれませんね。

でも、私、過去に妖精に関する記事も数点残しているのですよ。


kyokoippoppo.hatenablog.com
参考にした本がこちら。


ルドルフ・シュタイナー
西川隆範訳によるものです。

かつて手元にあった数冊の人智学関連の本たち。
未熟なまま、シュタイナーの思想をやみくもに追いかけた私でした。
kyokoippoppo.hatenablog.com


分かりようのない思想を、ましてや本だけを頼りに、身に引き寄せようとするのが無謀なことでした。
本たちは、次々にメルカリに出品し買い取られ、手元から去っていきました。
しかし、この1冊だけは残しておいたのです。
これとて読んでもさっぱり分からぬ内容なのですが、ここで語られる不思議な世界、謎めいた世界に私は惹かれるのです。

マップ2作目

 最近知って興味を持ったマインドマップ
正式なマニュアルから外れる心配もありながら、まずは書いてみなければ自分のものにもならず、活用にも至りません。
2作目のテーマに選んだのが、
「妖精」だったのです。

再び『天使たち妖精たち』を開きまして、文章を追いながらマップを仕上げてゆきました。

シュタイナーは本書の中で、次のように述べています。

私たちが霊的なまなざしで植物界を眺めると、古代の本能的な透視者にも知られていた、一群の妖精たちが現れてきます。

なので植物と妖精の関わりをマップにしてみることにしたのです。
文章の中からキーワードを抜き取りサブブランチ(太い線から枝分かれした細めの曲線)に添って書いてみましたが、枝分かれの仕方や言葉が適切かどうかは分かりません。

本書には、まだまだたくさんの内容が語られていますが、理解が難しくこれ以上マップにどのように組みこんでよいのか迷いましたので、一旦これにて完成です。

見えない存在、言い伝えられた存在

 マップに表現したものは、シュタイナーが霊視によって得た妖精の姿です。
西洋の言葉で語られ、名付けられた妖精たち。
となると日本の妖精は?
同じように植物の営みに関わっているのかしら?
世界各地で語られる妖精像は?


訳者の西川隆範氏は、本書はしがきでつぎのように書いています。

「自然界の背後や天界には、目に見えない者たちがいる」と各地で言い伝えられてきました。

という文章に続けて、コロポックル、伝承として残る座敷童や河童、鬼、天狗は本当にいるのでしょうか?
と問いかけます。

西洋の民話、童話、音楽、バレーに登場する妖精もいると続けます。

これらは、そっくり想像の産物なのではなく、それを見たり感知した昔の人々からの贈り物なのだろうと私は思っています。
古代の人に限らず、シュタイナーのように霊的にものをみる一部の人物によって書き残されたものもありますね。
現代に生きる人の中にも、妖精と遭遇したという人は一定数存在します。

興味が広がってゆきますが、いかんせよ私には知覚できない世界。
深追いはしないことにしておきましょう。

気が向いたらいつかまた、こんな話題で書くかもしれません。