自分の歩みとして…②

スピリチュアルな世界と私

 こんなことを書いてゆこうとしているのです。
興味ナッシングの方はスルーして下さいね。

まずは足元から確認していきましょう。
生い立ちに沿いながら…。
幼少期
「お父さんとお母さんが結婚しなかったら、私はいないのかなあ?」
「それでも、別のどこかの子どもとして生まれたのかなあ?」
「どうして私は私なのかなあ?」
「死んだら私はどうなるのかなあ?」

そんなことを考えていました。

これを読む皆さんはいかがでしょうか?
漠然とであれ、誰でもこのような疑問を抱いたことがあるのではないかしら?

我が母に問えば、母の考えは揺るぎなく
「人は無から生まれ無へ向かう」というものなのでした。
お父さんとお母さんが結婚しなけりゃあんたはいない!
死んだあとは「無!」とね。

さてその後、高校の卒業時、卒業文集に私は、
「不思議なものへの興味を持ち続けたい。」
と書きました。
不思議の国のアリス』の読後のこと。
改めて夢って不思議だなと思ったのです。

何で荒唐無稽な夢をみながら、何故夢だと気づかないのだろう?
夢ってどこからやってくるのだろう。
将来の夢と、眠りの中でみる「夢」…同じ「夢」という言葉で表されることに意味はあるのかな?

高校卒業後、私はとある新興宗教の世界をちょいとのぞいています。
ここでの不思議体験は今はまだ語らず。
短大の図書室にあった林竹二の写真集を手に取ったのはこの頃。
林竹二の教育実践は、スピリチュアルと何ら関わりはありません。
ただ、この写真集との出会いは、その後太郎次郎社の『ひと』という雑誌購読につながり、鳥山敏子氏の教育実践やシュタイナー教育の興味へとつながっていきました。

シュタイナー教育を、ストレートにスピリチュアルの世界と結びつける方は少ないとは思いますが、ルドルフ・シュタイナーはご自分の持つ霊的な能力を教育の他にも建築、医療、農業など様々な分野に生かした人物です。
kyokoippoppo.hatenablog.com

私は、スピリチュアル的なものへの親和性をもともと持ってもいたし、温めてもいたし、ほんの少しずつながら育ててもいたのだなあと思います。
 

テレビ番組や本の中で探ったスピリチュアル

 今日のようにSNSで情報を知る以前の私の情報源は、テレビ番組や本でした。オーラの泉
おもしろかったなあ。
宇梶さんが出演した番組は特に印象的でした。

www.youtube.com

アイヌの聖地に家を建てた佐藤愛子氏が体験した霊現象の話も興味深いものです。
kyokoippoppo.hatenablog.com

 今や潜在意識(無意識)の存在を疑う方はおられないでしょう。
カール・グスタフユングは個人的な潜在意識の更に奥にある集合的無意識について言及した人物です。


(写真はこちらの本のページより)

人は不意に生まれて一代限りを生きて無に戻る存在でないことを端的に示しているといえないでしょうか?
私たちの中には、膨大な記録保管庫が埋め込まれているようですね。

同じくユングが発見した「共時性」。…意味のある偶然の一致。
www.oya-bunko.or.jp

スピリチュアルの世界でお馴染みの「シンクロニシティ」の出どころはここなのです。
スピリチュアルの世界を、荒唐無稽として退けることはできません。
慎重な姿勢で、自分の感覚を大事にしながらゆっくりその世界を知っていゆきたいと思っています。

 *  *  *
 本日、春分の日
西洋占星術における牡羊座の領域に太陽が入る日。
宇宙から降り注ぐエネルギーの質が変わり、年が切り替わると考えてられている日なのです。
資源ごみを出すために外へ出たところ、キタキツネ君に遭遇しました。