ミミ・ウニ・サガリ

 連休2日目
目が覚めたら4時でした。
しばらく布団にぬくぬく・・いい気分。その後いつもの時間の5時には起きました。
外は晴れ。

ホタテの耳

 昨日剥いて食べてしまったホタテの柱部分。食べなかった(周りのヒラヒラ)が残っていました
この耳の刺身も旨いのです。塩でモミモミ。その後さっと熱湯に通したら出来上がりです。

f:id:kyokoippoppo:20190428195620j:plain:w200:leftf:id:kyokoippoppo:20190428195725j:plain:w200:right

塩水うに

 今日も漁協直営店に行ってきましたよ。
義母と娘と孫連れて。
ホタテ15枚入り1000円の安売りセールだったのです。私は運転手。
買い求めたのは義母と娘でした。
義母は明日の来客用に、娘は遠路はるばる会いにやって来る夫くんのために、買い求めたのです。

娘は『サロマ湖産塩水うに』も買いました。
100g1500円なりです。
エゾバフンウニです。馬糞などという名前なれど、とっても美味しいのです。
写真だけ撮らせてもらいました。

今私は、小学校で支援員という仕事をしておりますが、それ以前は浜の仕事を拾い拾いしていました。
ウニの仕事もしましたよ。
バットいっぱいのウニを親方が一つ一つ手に乗せては割れ目を入れてゆきます。
殻のへりにはりついている身を壊さないように掻き出してゆくのが私たち出面さんの仕事です。
この「出面」ということばも、東方以北の言葉だと思います。
簡単に言えばパートさんですね。
日給や、時間給で働く労働者のことをそう呼ぶのです。
こちらのブログ↓・・・「出面」に関してはさわりの部分にしか書かれていませんでしたが、貼らせていただきました。
ameblo.jp

 さて、掻き出した身は分別して受け皿に入れてゆきます。
絵をごらんあれ。f:id:kyokoippoppo:20190428202826p:plain
4月5月のまだまだ寒い時期の仕事。ほとんど動きのない作業です。足がしんしんと冷えたこと。
使った容器や匙などを、これまた冷たい水で洗うのか辛かったなあ。

きれいな雪

 f:id:kyokoippoppo:20190428203748j:plain:w330:right今日は暖かで、庭はクロッカスが終わり、青く丸いユキワリコザクラが咲き始めました。
はまだです。
孫は、昨日降り、解け残っていたきれいな雪を泥と混ぜて遊びました。
外に連れ出すと孫は一人で好きなことをしています。目の端に入れておく位の注意をして、私は気ままに草取りに励めます。
もうこの時点で追い付かなくなった感がある庭の雑草たちです。やっかいなスギナも顔を出し始めてました。

ガリ

 夜は夫と二人で焼き肉。
ガリ(本州ではハラミと呼ぶようですね。)ともやしとエリンギ、しめじ、そして行者にんにく。
今はふさわしくない「アイヌネギ」という呼び方ですが、実は、たまにはついそのように言ってしまうのですよ。
「行者にんにくと呼ばなければならない!」という姿勢には、「差別」を避けようとするあまりの「区別感」が出ているようにも感じてしまうし・・・。
(う~ん、なんか伝わりづらいかしら?)


美味しかった。ご馳走さま!
娘たちはホタテとウニ食べているのかな?

白い朝、赤い夕

白い朝

 予報通り連休初日は雪てした。
あーあ。でも仕方ない、よくあることです。


外のあれやこれやには目をつぶり、おうちの中のこれやあれやそれや・・・・・をやりましょう。
やりたいことが山ほどあるのです。連休中のお出かけ予定はナッシングなのです。

白い朝赤い夕方の間に

 しかあし!!今日も結局,娘&孫と合流することになり、やりたかった”これやあれや”は早々に中断となりました。
それでも、代わりの色々なあれやこれやに精を出し、充実した一日となりました。

箇条書きにて報告です。

⚫港にある漁協直営店で、黒ガレイ(2匹で150円)とホタテ1キロ(8枚ほど500円弱)を娘が買う。

⚫我が家にてカレイの頭と内臓を取り出し、煮付けにする。f:id:kyokoippoppo:20190427201844p:plain:w200:right

⚫ホタテは、貝からむき身を外す方法を娘に伝授。(この時期のホタテは柱が小さいわ。)

⚫お昼は夫が作ったラーメンを食べる。
(ラーメンはいつも夫が作る)

⚫おやつは娘お手製のパウンドケーキ。

チョコとオレンジピール入り。
(オレンジピールも、数日前に作ったお手製だよ。)
⚫雪は朝のうちに止んだ。
午後は愛犬ブウタロウと孫とお散歩。
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⚫イモの皮を剥いていも団子とコロッケ作り。
(イモ団子は北海道に嫁いでから知った食べ物。
茹でて潰したイモにデンプンを加え混ぜ合わせそれをフライパンで焼くのです。デンプンという言い方も、北海道のものだったかな?片栗粉のことてすよ。)f:id:kyokoippoppo:20190427202837j:plain:w200:left


⚫コロッケは近くに暮らす義母にもお裾分け。

届けたらばあちゃんは、頂き物だと言ってそば打ち名人の手による手打ちそばを分けてくれました。

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久しぶりの手作りコロッケは美味しかった。
今日の充実感の決め手は手作りにあったな。

台所の洗い物は大変だったけど、(ほとんど娘がやったけど)良い連休初日だったな。

二人が帰るとき、大荷物の娘を助けるために外に出てビックリ!
美しい夕日でした。(写真しょぼいわ。残念です。)


 

オフモードとはならなかったな。

心地良いリズムで

日曜日・・・目が覚めたらやはりきっかり5時でした。
よっしゃ!と起きて洗濯。
そしておいなりさん作り・・・・夫のリクエストに応えるためです。
自分の朝食はトーストとアイスコーヒーでした。f:id:kyokoippoppo:20190422062924j:plain:w200:left
流しを片付けるや酸っぱくて置き去りにされていた甘夏ミカンを冷蔵庫から出しました。
このまましなびさせてはもったいない!と思ったのです。
昨日娘に食べさせてもらったオレンジピール入りのパウンドケーキも、また、それを入れた紅茶もとても美味しかった。
聞けばそのピールは、職場の方が自然栽培のノーワックスのミカンで作ったものだと聞き、「ならば私も」と思ったのです。わたを取り除く作業は時間がかかりますが、「ゆっくり慌てず」を呪文のように心で唱えながら作業しました。
この週末は、”時間”に操作されることなく、時間を気にして焦燥感を感じることのないよう過ごしたかったのです。

 酸っぱい果肉の方は、砂糖をかけて甘くしてその後ジュースにするつもり。
それを炭酸水で割っ飲むのはどうかしら?
洗濯もしたし、おいなりさんも作ったし、ミカンは砂糖かけてしばらく置いておくことにして・・・・・
次は庭の草取りだ!
なかなかよいリズムだぞ。

今日も来たり二人組

 作業していたら程なく娘のワーゲンがやって来ました。
夏タイヤを買いに行くのを付き合ってほしい」と。
ワーゲン?と思った方はこちらを・・・。↓
kyokoippoppo.hatenablog.com

この地では、春先と晩秋のタイヤ交換が必須です。
仕方ない。
夫の朝昼は、おいなりさんで済ますことができるし・・・行くかあ!
隣の市の『オートバックス』へ。
日本地図の縁を縫うように車は紋別市へと走ります。
信号はほとんど無し。牧草地の向こうのオホーツク海は日差しを浴びて真っ青です。
目的地オートバックスで何とか夏用のタイヤを決めたものの、ホイールの余分が無いためタイヤの着け替えもしなければなりません。
連休前のお店はタイヤ交換の予約かいっばいで、本日中を希望するのであれば午後4時になるとのこと。
うーむ。
出直しも面倒な距離なので、結局ここ紋別で時間を潰すことにしました。
持参したおいなりさんに、ケンタッキーのチキンを買い足してお昼にすることにしましょうと・・・。
f:id:kyokoippoppo:20190422064550j:plain:w330:rightピクニック気分で食べたいところですが、日差しはあってもとにかく寒い。
流氷公園内の施設でお昼を食べることにしました。
f:id:kyokoippoppo:20190422064335j:plain:w200:leftそこで、孫をたっぷり遊ばせ、その後はどっかりセンターに。

とっかりくん


とっかり(あざらし)・・・・・可愛いです。体のシルエットもつぶらな瞳も・・・。f:id:kyokoippoppo:20190422070039j:plain:w200:right
ちょっとしたシヨータイムの終わりかけの時間で、手をお腹にパタパタ打ち付けるバイバイだけを見ることができました。
数人のお客さんの前で、がんばっているじゃないか!!君たちも、調教するお姉さんも・・・。
お腹でズリズリ移動する様も、コロリンと転がりながらプールに戻る様も愛嬌がありました。
しかし、それにしても寒かった。
孫は青白い顔で呆然としていました。
「トッカリクン」はもっとふわふわもふもふの可愛いものかと思っていたのでしょうか?トッカリを見たあとも「トッカリクンは?」などと言っておりました。

帰路

 ようやく4時となりタイヤ交換をしてもらい帰路につきました。
ああ、、、今日も娘に振り回されてしまったぞ。いやいやもとい!!
今日はかわいいトッカリ君に会えたぞ!!孫も十分身体を動かしたぞ!!
運転が不慣れな娘が、道幅の狭い橋をさけるために迂回した道の途中で、繋がれもしないで草を食べている、白い道産子馬を見かけました。

車を降りて見学。トッカリの次は白馬だ!!
帰る時間はどんどん遅くなります。でもまあいいさ。
夫にはケンタッキーのお土産あるし、日は長くまだ明るいし。

見て下さいな、この景色。
この道の先がオホーツク海なのです。
何だかんだ盛りだくさんの日曜日になりました。
オフモードには程遠かったな。
でも楽しかった。北海道らしいブログ記事になりました。

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連休前の一週間、お仕事に励みましょう。
おお!そして平成時代もいよいよカウントダウンですね。
オレンジピールはただいま乾燥中。

オフになったのか?

スイーツ

「この週末はオフモードを意識して過ごそう」と思って迎えた土曜日でした。
kyokoippoppo.hatenablog.com
それでもいつもと同じ5時に目覚めた私は、いそいそと起きてホットケーキを焼いて食べました。
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市販の粉に市販のケーキシロップ、上にはバターではなくマーガリン・・・そしてインスタントコーヒー・・・・。
それでも美味しゅうございました。


オフを意識してとはいっても日長転がっていたいわけではありません。
やることは溜まっており私を待ち構えております。せめてそれらをゆっくりこなそうと決めました。

ちくちく時間

f:id:kyokoippoppo:20190421082826j:plain:w180:right少しの時間でできる繕いものだけをチョイスしてソファに座りました。
孫のズボンのゴムの調整と、穴のあいた靴下の修繕です。
靴下の穴は、有り合わせの糸を縦横に何度も渡して修繕しました。これでまだしばらくは、はけますよ。

おかしパーティー

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声がかかり顔を出した娘の住宅では「おかしパーティ」と称しての「おやつ食べ」。
娘の焼いたパウンドケーキに、アイスやホイップクリームをトッピングしていただきました。
「朝から甘いものばかりだな。」と思いながら・・・。


お昼は我が家へ移動。夫の作ったラーメンを食べ、その後孫は粘土遊び。
一人で何やら作っているとおもったらこんなに可愛い作品になっていました。

子どもの作るものって可愛いわあ。
でもね・・・心の片隅に「今日も自分の時間が削られていくな。」という思いもあるのです。
ありながらも、このかわいい造形に頬を緩ませる私もいるのです。
時間は奪われるものの、娘たちがそばにきたからこそ発信できたものは豊富です。
心を今ここに留めて、目の前のものや時間を味わうことが自分の心を休めることにつながるのかもしれません。
そう!!これだって娘のひと言で知ったことです。↓

ダーニング

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靴下の繕いものを見せたら、「もちろんもっと可愛いよ。」との注釈つきで教えたもらった言葉がダーニング。
見る価値のある真の「ダーニング」がこれ。
へええそうなんだ。
このような穴塞ぎも、やりようによってはおしゃれに活用することが可能なのですね。
ほうほう。

薬持参でお食事へ

 さて、夕方からは友達とご飯にいきました。
月々2000円ずつ積み立てしており、飲みに行ったり、近場の温泉泊まったりするのです。
お酒を特に好まない私が運転手を引き受けました。
そうそう、帯状疱疹ですが、症状は変わらずです。
ただ診断がついていてお薬があることで安心感が違います。
「必ず飲み切ること。」と言われて渡された薬持参で食べてきました。

年休取って

甘納豆入りのお赤飯

 今日の給食はお赤飯でした。
f:id:kyokoippoppo:20190419193918p:plain:w200:left甘納豆やもち米が苦手という児童が結構おり、人気のあるメニューではありません。
でも私は大好きですよ。
北海道に嫁いできたはかりの時は、お赤飯に甘納豆が入っていることに大変驚きました。
その味にも馴染めませんでした。
でも、今は大好物!!
もち米と甘い豆の組み合わせはおはぎにも通じます。
そう!私はおはぎも大好きです。
そのお赤飯の給食を頂いたら、食い逃げのように職場(小学校)を後にしました。
年休を取って皮膚科にかかることにしたのです。

赤くて痛い

片方のお尻の上に赤くて痛い皮膚の異状が現れたのです。
ここまで読んでビンとくる方もいらっしゃるかもしれませんね。
まずは痒みから始まりました。f:id:kyokoippoppo:20190419192815p:plain:w230:right
そのうちに皮膚がすりきれたようにヒリヒリ痛みだしました。
メンソレータムや痒み止めを塗ってみましたが、皮膚の状態は全く変わらず、痒みは消えたものの痛みは
ピリピリに変わってきました。

帯状疱疹

ネットで調べたところ、帯状疱疹の症状に近いようです。ちょっと不穏な情報も書いてあり、これは週明けを待たずに受診した方が良いと思いました。
www.healthcare.omron.co.jp

 皮膚の異状は小さくもならない代わり、広がりもしないのですが、その大して大きくもない赤い部分(幅2センチ長さ3センチ程)の痛みが強く、病院へと行った方が良いと言うより、行かねば!という感じ!でした。
で、本日お赤飯の給食を心ゆくまでいただいた後、隣町の皮膚科まで車を走らせ受診したのです。
問診票を書き、診察室へ呼ばれ、患部をみせるや即
帯状疱疹ですね。」という診断が。
ウイルスに対する薬、痛み止、塗り薬をもらって帰ってきました。


あっ実は、車を走らせたついでに髪も切ってきました。スーパーの中の割安美容室で・・・・。
平日割引で690円也でした。

オフモードを作ろう

f:id:kyokoippoppo:20190419195635j:plain:w330:right
 やはりこの春は忙しく、身心に無理がかかっていたのかな?
やや!過労ばかりでなく加齢も原因だろうね。
取り立てて体調が悪いとは感じていませんでしたが・・・・。
ということで、書こうと思っていた重たいネタのブログはチョイと脇に置いておくことにします。(それがよかよか)

少し身体と心を休めましょう。
オフを意識してこの週末を過ごすことにします。

ワーゲン②・・・・星の配列は人生に関わるのか?

星の配列

「ワーゲン」をタイトルに添えたものの、ほぼ占星術ネタです。
「星の配列は人生に関わるのか?」
・・・・まさしくそれを語るのです。
これに関しては
「そんなわけ、あるはずないだろ!」
というのが多くの方の意見だろうと思います。
テレビの星占いを、ちょいとした話のネタや生活のアクセントにすることはあってもそこ止まりにしておくことがほとんどでしょう。

どうなのかなあ?
本当はどうなのかな?

私はこのことをずっと疑問に思っていて、ならば自分が納得できるまで学んでみようと考えたのです。
 今までの、独学による学習の中で得たことは
「当たる当たらないの世界ではないようだ。」
ということです。(私の力量では、と但し書きつけておきますが・・・・)
と共に、
「それでも、星の配列は人生に関わっているようだ」
ということです。
やや長い、貼り付けの多い記事になりました。

Yのその後

kyokoippoppo.hatenablog.com
前回の記事の続きになっております。

 このホロスコープは2018年3月・・・・昨年の、Y誕生日のものです。
毎年子どもの誕生日には作成して、眺めるのです。
「そんなことしている場合ではなかっただろう。」
という声が聞こえてきそうです。
「我が子が、借金返済で苦しんでいるときに星の配列眺めていても、らちがあかんだろう!」と。
「もっと実質的な援助をしてやらなければならんだろう」と。
そうなのです!
そうなのですが、それができなかった、しなかった訳を語るには、別のスペースと覚悟が必要です。
今回はスルーさせて下さい。
で、Y30歳のときのホロスコープであります。
 

 煩雑になるので、ポイントのみを書きました。
円の一部分を表示し、2016年末時の土星を加えてあります。
射手座のスペースをご覧下さい。
Yの誕生時の土星(ピンク色の円の中)の外周(一番外側の円)にも同じ土星の記号がありますね。これが回帰した土星です。

その時から1年数ヶ月経ったY30歳の誕生日には、土星山羊座に移っております。
回帰の影響が及ばないところまで移動しております。
さらに注目すべきは、この土星は彼のホロスコープの12室も脱したということです。
脱したといっても、第1室の境界が、山羊座6・31度で、土星の位置がようやく8・31度ですので、脱し切ったとはいえません。(部屋の境界線は前後5度あたりまでは影響を及ぼすとされています。)
でも、私は
「ああ、抜けたか。」
と思いましたよ。
第12室での課題(下記引用部分)をやり終えて迎えた第1室といえるのかはわかりませんが、安堵したことは確かです。

もともと土星は10ハウス的な意味がありますから、それが12ハウスの中に入ってくることで、とりわけ心の中は暗くなっていく人が多いようです。しかしながら、一番重要な問題となるものを扱うことになりますから、それは、非常に大切なことであって、文字通り10ハウス的な価値観が12ハウスという無限空間の中に持ち込まれ蒸留されるのです。最後の一滴まで純度を高くしなければならず、中途半端な状態になると、それはあとになるほど大きな問題になるのでここで徹底しなければなりません。
 そしてすべてが完了したときに、霧が晴れたように新しい1ハウスに突入するのです。

     ( 松村潔氏による土星12室に関する解説の一部)です。

  *  *  *
以下・・リライト部分

 ホロスコープ記述ミスが発覚!!
書き直しております。

第4室の境界線はICと呼ばれる重要なポイントです。
共有、共感、家族、共同体などの意味を持つ第4室へ至る切り替えポイントなのです。
さらに、サビアンを読んでみましょう。
虹にある金の壷
とあります。
何やらワクワクする言葉ではありませんか!

進行していく太陽は、2~3年後にはここに到達します。
占星術を「当たる当たらない」で読み、一喜一憂することは控えようと思う私ではありますが、この言葉に希望を託したい気持ちは理解していただけますかしら?
kyokoippoppo.hatenablog.com

救済

 手に入れたばかりのワーゲンを我が家に残し、1~2か月東京で仕事をしてくると旅立ったYでしたが、彼はそのままそこで、仕事を続けることになりました。
そこでの仕事が順調で、足場をしっかり築くことができたのです。
やはりマーケティングの仕事・・・そのように聞きました。
具体的なことは全くわかりません。
そして、彼を苦しめていたお金の問題も片がついたのてす。
叔父叔母からの実質的な援助を得て、高い利息から解放されたのでした。
家に住まわせてもらい、ご飯を食べさせてもらい、借金返済の相談に乗ってもらい、明るい道筋が見えてきたのでした。
一旦助けてもらったお金はもちろん返済してゆくものですが、利息という化け物が付かなければこれは確実にゴールを迎えることがてきるもなのです。
彼を取り巻く景色が変わりました。
仕事は楽しくやりがいを感じているようです。(虹の生まれる場所へ近づきつつあるような・・・・)

さて・・・・

 さて、そうなると我が家の裏の空き地に置いてあるワーゲンはどうなる?
次男の、持ち物になっておりますが、彼は東京で暮らすことが、本決まりのようです。
いずれ叔父叔母の家を出ましょうが、彼は”東京の人”になるのです。
この車どうする?

 そう、そんな時娘が孫と共に故郷に帰ってきたのです。
「渡りに舟」とはこのこと。
ワーゲンの維持費は高そうですし、ガソリンはハイオクです。
でも、この車を使わない手はありません。
低所得向け住宅に入居した娘は、今日からワーゲンに乗って通勤です。
町内のお食事処で働き始めるのです。

さて・・・・

 もうひとつ「さて」の見出しを付けました。
ワーゲンのお話は決着がつきましたが、私はこのままこの話を閉じてしまって良いのか迷っております。
息子は叔父叔母に救済してもらいましたメデタシメデタシとして終わらせて良いのかな?
ダメだよな。
でも、書けるかな?
書くとしたら大きなテーマとなりそうです。
難しいテーマとなりそうです。
自信がないままに「さて」と書いて、そのまま閉じます。

AとYと土星とワーゲン

別々に暮らす生活

 結婚し、子どもももうけた娘が先の年度末に故郷に戻ってきました。
婿殿の転勤をきっかけに、別居生活となったのです。
何故?を語ることはいたしません。
ただ、二人がここまでの話し合いを比較的穏やかに進め、今後も出来る限り交流してゆくという結果にたどり着いたことには安心もし、驚きもしている次第です。

家は?

 娘としては、だから故郷に・・・・
と即断したわけではありませんでした。
今後につながる仕事を考えたとき、ここでは選択肢が非常に限られています。
しかし、総合的に考えるとやはりここ!
だったのです。
住宅料の安さはダントツです。
低所得者向けの住宅に入ることができたからです。
配偶者ではなく、居住者の収入で家賃の設定できたのです。広さも十分、立地環境も抜群(図書館、コンビニ、我が家、祖母宅、役場、文化センター、保育所すべて徒歩圏内)
とはいえ・・・・・
とはいえ、ここでの暮らしに、いや、ここに限らず道内ほとんどの区域で車は必須です。

車は?

そう、くるま!
安心なされ、我が家の裏の空き地に約一年放置されていた車があったのです。
ワーゲンです。
そう、ワーゲン!
 その車は2018年の正月の帰省の際、我が家の次男が、札幌から乗ってきて「しばらく置かせて欲しい。」と言い、そのまま置いていったものです。
その頃次男Yはホテルのウェブサイトに関わる(たぶん)仕事と掛け持ちでフリーカメラマンの仕事をしておりました。
しかし1月2月は仕事が少なく、収入の見込みが心もとないため、友人の誘いに乗ってその冬東京で働くことにしたというのです。
その間車は不用なので、我が家に置かせて欲しいということなのでした。

パソコン駆使しての仕事、フリーカメラマン、そしてワーゲン。
このワードのイメージは決して悪くないと思いますよ。
ところがね、実はこの時期、Yにとっては相当に苦しい頃だったのです。
 借金の返済に追われており、自己破産してしまおうか?という考えが浮かぶような状況だったのです。
隙間なく働いても、返しに返しても追い付かない。
身体も、変調をきたしており、蕁麻疹の痒みが精神的な切迫感を煽っておりました。
親である私たちは何をしていた?
と思われることでしょう。
私たちは手を差し伸べあぐねておりました。
この辺の事情はここでは割愛させて下さいませ。

 ひところ彼は、走るとカラカラと音のするようなおんぼろ軽自動車に乗っておりました。
もう寿命がみえており、その車は2016年の春車検切れのタイミングで廃車にしたのでした。

しかし、カメラの仕事に車は必須。
更にお金を投入し、車や器材を買い、カメラの仕事に本腰をいれるべきか?
そうすることで、どんな展望が見えるのか?・・・・

今まで新しいことに挑戦しては進んできた息子です。
迷う様子など見せたことがなかったのにその頃は、自分の行くべき道を決めあぐねていました。
決めかねつつも、働かなければ借金に飲み込まれてしまいます。その状態のまま、拾える仕事はすへて拾うという勢いで働いておりました。
そのような日々のなか前述したような身体の変調も現れていたのです。
2017年の秋、定期的な仕事をさせてもらっていた雑誌の廃刊があり、それも気持ちを落とす出来事だったことでしょう。

ワーゲンゲット

 同年(2017)秋、この時もYは仕事のため上京し、しばし川崎の叔父叔母宅でお世話になりました。
その頃この家ではちょうど車を入れ換えようとするタイミングだったのです。
Yの事情を知った二人は、売ってもいくらにもならないのだろうから、「この車を役立てて」と言って今まで使っていたワーゲンをYにくれたのでした。
諸々の手続きや、輸送費はYが負担したものの、車本体は丸々下さったのです。
ありがたいことてす。
ワーゲンはひとまず、Yの持ち物となったのです。

12室土星

その頃のYの星の様子について語りましょう。
 「29歳の頃、土星が回帰し試練を与える」とは占星術の世界ではよく話題にされるメジャーな知識です。
天体の回帰とは、生まれたときに天体があった場所に同じ天体が戻ってくることを指します。
月なら28日周期で戻ってきますが、太陽なら地球の公転周期である一年ごと・・・つまり誕生日を迎える頃に回帰します。
ホロスコープは地球を中心にして作成しますので、太陽はそのまま地球の公転周期でひとまわりというわけです。
また、地球の衛星である月と、太陽以外の天体は見かけ上の逆行現象が生じます。
土星であれば、29歳あたりで元の場所に近づき、逆行により行きつ戻りつしますので、その影響は30歳過ぎまで続くとされます。

 Yの回帰は2016年の年末、29歳のときでした。
しかも、Yは12室(12番目、最後のハウス)に土星持っております。(産まれた時の土星の位置が、彼のホロスコープの12室にあるということ)
当然回帰もここで起きたわけです。
優れた占星術家である松村潔氏は、この部屋に入った土星の影響を次のように解説しております。

12ハウスでは、集めてきた世の中のすべてのものを整理し、重要なものは残し、不要なものをとりのぞいていくというプロセスが進んでゆきます。
偏見が取り除かれ、永遠に続くような価値観が重視されていくのです。

土星が12ハウスに来ると、鬱病のようになってしまう人もいます。12ハウスでは心にあるものすべてが表面化してきます。

Yは高校卒業後、専門学校→中退→ビジュアル系バンド→ファッション冊子の発行→古着屋さん→会社設立
と様々なことを手掛けてきました。
しかし、その後会社も古着屋も姿を消しました。
その後はタウン誌発行の仕事に関わり、アイドル育成を手掛け、その過程で借金を抱えるようになったのです。
アイドルは、さあ、ここからだというタイミングで頓挫しました。
その後は、ホテル絡みの仕事と、フリーカメラマンとで生計を立てていたのですが、借金は減るどころか、日に日に彼の足場を侵食していたようです。
今までの道の果て、たどり着いたところがこのような事態だったのです。
 Yの場合単に土星が12室に来たというばかりでなく、自分の持つ土星と重なる「回帰」という形での影響です。
土星の働きかけは容赦なく、はっきりとした形でもって彼の人生に刻印を刻んでいたと思われます。

私の気持ちもざわざわと落ち着きませんでした。

明けて2018年

 前述の通り、Yは手に入れたばかりの車を我が家に預け、東京へ・・・。

一方私は、ブログを始めました。
長男の鬱は回復の兆しを見せず、次男は借金を抱えている。唯一安心を与えてくれていた娘の結婚生活のトーンまでが変わってきた・・・・。
私にとっても辛い時期だったのです。

それもそのはずか?
実は次男と私は、同じところに土星を持っているのです。(次男は私29歳のときの子どもです)
Yにとって最初の土星回帰時期は、私にとっては2度目の回帰時期だったのです。

 もともとは切迫した気分で、お小遣い稼ぎになるならと関心を寄せたブログでした。
しかし、私にとってのブログは、全く金銭に反映されることを望まずに続ける”張り合い”となりました。
”苦しみを乗り越える力”となりました。

「回帰した土星は私に「ブログ」を与えてくれた・・・私はそう思っています。

kyokoippoppo.hatenablog.com
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もともと土星は10ハウス的な意味がありますから、それが12ハウスの中に入ってくることで、とりわけ心の中は暗くなっていく人が多いようです。しかしながら、一番重要な問題となるものを扱うことになりますから、それは、非常に大切なことであって、文字通り10ハウス的な価値観が12ハウスという無限空間の中に持ち込まれ蒸留されるのです。最後の一滴まで純度を高くしなければならず、中途半端な状態になると、それはあとになるほど大きな問題になるのでここで徹底しなければなりません。
 そしてすべてが完了したときに、霧が晴れたように新しい1ハウスに突入するのです。

松村氏は12室土星に関して次のように締めくくっております。
Yのその後は?ワーゲンは?
それは次の記事で。