新聞切り抜きの整理

どうなった??ブログ内スクラップ

kyokoippoppo.hatenablog.com

 夏休み中にアップした記事ですね。
切り抜いてはとっ散らかったままの新聞切り抜きを写真に撮って、ブログ内に収め、「お片づけ」の小さな一歩にしていこう!!
というもの。
ナイスな考えなのではありますが、いやいやこの作業がその後遅々として進まず、その間に切り抜いた新聞記事はたまる一方です。
さあ!!12月も近いこと・・。
本日より再稼働です。
思いつくままに切り抜いた記事たち。
日付やジャンルにこだわっていられません。
目についたものを、思いのままに・・・。

そもそも、新聞を読むという行為すら滞っていて、今週末3日分の朝刊夕刊に目を通しました。
昨日切り抜いたものを今回貼ることにいたしましょう。

侮辱された日々

私はテレビ番組をほとんど見ませんので、直接このような報道を聞いたわけではありませんが、札幌開催が現実的になってくる過程でこのような報道があったことは知っておりました。
開催が決定的となり、今は下火になったようですし、これを今ブログにアップしたところで時期遅れの感もありましょう。
しかし・・・。
だからこそあえて・・という気持ちも湧くのです。
時流に乗って言いたい放題をし、上書きを重ねるばかりの言葉たち。
放り投げては後始末もされない言葉たち。

多少時期遅れでも、目に入り切り抜いた新聞記事をここに取り上げ、保存しておきましょう。

検索してみたら

札幌ディスる・・・で検索してみて見つけたものです。

一部コピーさせていただきました。
(リンクの期限がきれてしまいましたので、後日アドレス部分は切り取りました。)

北海道出身の精神科医香山リカはこう批判した。
〈10月16日に「マラソンは札幌」という話が初めて出たときから「負担大きすぎるから断った方がいいのでは?」と言ってきたけど、断る余地もなく押しつけられ、そのあげく東京やマスコミから非難されるとは想像してなかった。
いまの日本社会は私の想像を上回るひどさだった。

「なんにもない」「真っ青な空、と繰り返すしかないなどという宮根のコメントはあまりにひどく、北海道民ならずとも、こうした抗議の声が上がるのは当然だろう。
しかも、札幌ディスは『ミヤネ屋』だけではない。各局のワイドショーがこぞって札幌批判を繰り広げていたのだ。

 しかも、それ以上に看過できないのは、今、札幌を理不尽にディスりまくっているメディアがそもそも今回の事態を招いた共犯者であることだ。

今回の五輪マラソンの開催地を札幌に変更するという事態は、人命に関わるほどの東京の猛暑を「温暖」「理想的な気候」などと大ウソをついて、五輪を招致したことに端を発する。招致決定後も、猛暑について正面から問題視しまともに議論せず、「打ち水」「朝顔」「氷風呂」など文字通り“焼け石に水”や効果が疑問視される「遮熱性舗装」など、場当たり的な策を弄するばかりで、開催1年を切った現在にいたるまで、なんら根本的な解決をはかってこなかった組織委員会や東京都の責任はもちろん大きい。
 しかし、招致決定直後から指摘されてきた酷暑問題をまともに追及することなく放置し、五輪礼賛報道ばかりを繰り返してきた国内マスコミも、はっきり言って同罪だ。もし、もっと前から、マスコミがこの問題をきちんと検証・追及していれば、開催1年を切った段階でIOCが強権的に札幌開催を決めるというドタバタ劇は起きていなかっただろう。
「札幌だって暑い」「何もない」「宿泊のキャパシティが……」などとワイドショーは難癖をつけまくっているが、こうした不安点もマスコミがもっと早くから東京の酷暑問題をきちんと追及していれば、東京でのマラソン開催はあり得ないという結論にすぐたどり着いていたはずだ。

「札幌だって暑い」なら札幌よりももっと気温の低い地域を検討することもできたし、「何もない」「景色が変わらない」とワイドショーが難癖をつけるコースだってより魅力的なコースを検討することも可能だっただろう。

 真夏の東京でマラソンなどというあり得ない事態を何年も見て見ぬふりをしてスルーしてきた自分たちの責任を棚に上げて、急に五輪マラソン開催を押し付けられ負担を強いられることになった札幌に、地方差別丸出しで文句をつけまくるなど、言語道断だろう。

●酷暑、汚職、費用高騰、被災地復興の妨害…問題だらけの東京五輪の共犯はマスコミだ

 しかもマスコミが東京五輪の抱える問題を放置しているのは、この酷暑問題に限ったことではない。招致をめぐる汚職疑惑、当初の7000億円から3兆円と膨れ上がる費用、過労死も相次ぐ建設現場での過重労働、ボランティアのブラック労働、五輪の影響で阻まれる被災地復興……。これだけ問題だらけの東京五輪をマスコミはまともに批判することなく、招致決定以来6年に渡って礼賛報道ばかりを繰り広げてきた。

 なぜマスコミは酷暑問題をはじめ東京五輪の問題を批判せず放置してきたのか。それは、メディア自身が東京五輪利権共同体の一員だからだ。大手新聞社が軒並みスポンサーに名を連ね、テレビ局にいたっては、高額をつぎ込んで放映権を獲得しており、五輪ビジネスと完全に一体化しているのだ。

 こうしたマスコミの姿勢はマラソン開催地変更という異例の事態が起きても、いまだ変わっていない。1日の東京都、国際オリンピック委員会IOC)、東京五輪パラリンピック組織委員会、政府の4者協議では「他の競技の移転はしない」で合意したが、馬術や自転車などマラソン競歩以外の屋外競技、水質汚染の指摘されるお台場の海で開かれるオープンウォータースイミング猛暑が続く9月はじめに行われる車椅子マラソンなども、開催地変更が検討されてしかるべきだ。しかし、ワイドショーはこの問題をまったく追及していない。その代わりに精を出しているのが、札幌ディスだ。


 五輪を批判検証するというメディアの役割を捨てて、五輪でいかに金儲けするかという商売のことしか頭にないことがよくわかる。

 アメリカの放映権収入目当てに8月・9月開催を動かせないIOCの商業主義を批判する向きもあるが、日本のメディアだって同じ穴のムジナなのだ。

 本サイトは何度も繰り返し批判してきたが、あらためて言う。命にかかわるきわめて深刻な事態すらまともに解決できない東京都や組織委員会。そして問題を追及することを放棄し札幌バッシングに走るようなマスコミ。そんな日本で、オリンピックなどやるべきではない。
(伊勢崎馨)

(大文字変換はkyokoによる)



最後の大文字、赤字の部分。
なかなか強烈です。
私は臆病者ですので、多くの人が諸手を挙げて歓迎する東京オリンピックをこのように断罪することはできませんが、共感を持って読みました。

さて、文責者と思われる「伊勢崎肇」なる人物がどのような人物なのか?
ネットで調べてみたのですが、ここで引用したリテラの別記事の「はてなのブックマーク」しか引っかからず。
で、今度は「リテラ」で調べてみますと、
「反政府」とか「極左」とか・・・!!
ありゃあ!!
偏った思想なのかいな??
うかつに何でも貼り付けるものではないなあ!!

と思いつつも、ここに引用したものに関してはワタクシ、納得できるのですよ。
ですからドキドキしつつもこのまま公開いたします。


図らずも、(図らずもなのですよ)初めに貼り付けた「過去記事」と相通ずる内容となりました。

スポーツそのものや、オリンピックに向ける選手の思いを否定するものではないことをどうかご理解下さいませ。