育ちゆく宝石

3月6日のミョウバン結晶たち

 私が勝手に「宝石!!」
と呼ぶミョウバン結晶ではありますが、実は、それを見るワクワク感が明らかに減ってきておりまして、以前は毎朝行っていたフィルターで溶液を濾す作業も一日置きとなっております。
漫然とルーティンをこなす現状です。
でも、投げ出す気持ちはさらさらありませんよ!!

まだまだまだまだ続けます。
道半ばですもの。

前回の結晶記事は1月21日でしたので、あれから40日以上が経ったことになります。

kyokoippoppo.hatenablog.com



 写真公開のまえにお断り!!

毛髪に種結晶を付けて、そのまま吊り下げていたものがあったのですが、
ある日プツンと毛髪が切れてしまいました。
二つとも・・・

ということで現在は全て溶液の中に浸す方法で育てています。
さて、見ていただきましょう。


1月21日段階で、一番大きな結晶がこちらでした。
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3月6日現在、一番大きいのがこちらです。
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大きさをしっかりと見比べるのなら、毎回同じ設定で写真を撮らなければなりませんね・・!!
そこまでのまめさがないので、せめてスケールの大きさが同じように見えるように貼り付けました。
また、立たせることができなかったので、ぺたんと寝かせて撮りました。
ご了承下さいませ!!

透明感の良いものはこちら。

1月21日のもの
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3月6日現在のもの。

こちら、以前のものと比べる意味がないような写真ですね!!
何回も何回も撮り直して、結局最初の写真のこれに落ち着きました。
観察用の写真を撮るのは難しいですね!!

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 とんがり部分ができつつある結晶もあります。
しかし、この形のものは全て一部にざらつきがあります。
写真下部分は、なめらかな表面なのですが、上がご覧のとおり。

育て続けたら平らになっていくのかな??
希望は持てないな。
それでもしばらく観察継続です。

ああ!!これも宝石!!!!

 そして、今回みていただきたいのは、塩の結晶です。
飽和溶液100グラム中に含まれる塩の重さは約26グラム。
大量の塩を水に溶かすことができます。
因みに同じ条件下で溶けるミョウバンは3グラム程。


ですから、ミョウバンと同じ方法で塩を自然蒸発させますと、大量の結晶が一気に出現します。
それらは互いにくっつき合って四角い形をつくりました。
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こんな感じに。



これはこれで楽しい現象ですし、美しいのですが何だか先が見えてきたので、中断。
小学校に持っていき、子どもたちに見せてやりました。






私は、寄せ集めではない、一粒の結晶を育てたいと思っておりました。
そのためには、蒸発を、できる限りゆっくりにしてやる必要があるようです。
大量の結晶が一気に出てこないようにするためです。

チャレンジ!!!!!
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塩水の飽和溶液を細長い瓶に入れ、その中に
形の良い種結晶を1粒2粒落としました。
アルミホイルで口をふさぎ、箸で一ヶ所穴を開け、後は放置。






一回だけフィルターで濾しましたが、基本出窓に置いたままにしておきました。

さあ!!
開封しますよ!!

いかがですか??
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美しいでしょう。