コメダ珈琲でモーニング
札幌4日目!
引っ越しに関する業務は無し!
そして孫Kはすんなりと、パパやあちらのご実家での時間を楽しむモードになっていました。
いつもの朝でしたらホテルの隣にあるセブンイレブンで簡単な朝食を買って済ませていましたが、その日はパパのお迎えの時間まで、コメダコーヒー店に入りモーニングを楽しもうということになりました。
画像はこちらからお借りしました。
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朝から大賑わいのコーヒー店。
なんとか座席を確保しました。
ドリンクを注文するとトーストがセットで付いてくることを知らずサンドイッチを注文してしまいましたので、朝からなかなかボリューミーなお食事となりました。
昨晩同じホテルに泊まった次男Yにも声をかけましたが、寝坊しているのでしょうか?
返信がありません。
パパが迎えに来て孫が出かけた頃、返信がありYが姿を現しました。
彼の仕事のこと。
付き合っていた彼女さんのこと。
昔の思い出話。
妹Aは聞き上手!
たくさんの質問を繰り出しては兄の言葉を引き出します。
面白い面白い!
親子では聞けない話や、親子では語られないであろう話が飛び出します。
しばし楽しい時間を過ごしようやくお店を後にしました。
お代はYが払ってくれましたよ。
ここで彼とはお別れ!!
また年末にね。
その後、私と娘にはたっぷりの自由な時間が残されました。
好きです!マライカ
まずは狸小路を散策。
とはいえ、全く目的というものを持たないぶらぶら歩きはけっこう疲れるものです。
ただでさえ体力気力そのものを消耗しておりますからね。
無理もない。
それでも私はアジアン雑貨を扱うこのお店は覗いてみたかったのです。
マライカ・狸小路店
(上の画像はマライカ店のホームページより)
この店内
何だかねワクワクするのです。
私の古い血や、古い記憶やらが刺激されるのでしょうかねえ。
楽しく眺め、しかしながら何も買わずに出て参りました。
「身体はくたくたなれど、ホテルに戻ってぼうっとしているのはもったいない。」
という、お上りさん根性丸出しの私。
「だって??じゃあどこ行きたいの??何見たいの??」
と娘。
それもそうだ・・。
娘の提案に従って、一旦ホテルに戻り休憩しました。(大正解!!)
物の中を漂うばあさん
休息後、札駅に繰り出しました。
どこを見ても物物物。
無目的に物の中を歩くのは大変疲れるということがわかりました。
はい!!
先ほども似たようなことを書きましたが・・。
そもそも普段から買い物好きではないのだから当然といえば当然のことなのです。
札幌へ来たからには、うろつかなくては勿体無いと思っても、私の気力体力は早々に枯渇してしまうのでした。
へこんだ目をしてふらふら歩きをするばかり・・。
娘は
「ばあさんは、何が楽しくて歩いているのだろう?」
と思ったことでしょうね。
全く自由な1日と書きましたが、3時過ぎに長男と会うことになっていました。
前日の居酒屋集合の際、彼は傘を忘れて帰ってしまったのです。
次男Yは
「ビニール傘でしょ。」
と、わざわざ会って渡すまでも無いのでは?と言いましたが、Hに聞いたところ、取りに来るとのこと。
Hにとっては、失くしては困るものだったのかもしれません。
または、三たび目の会うチャンスを大事に思ってくれたものか?
東急ビルのご飯屋さんで合流しました。
ここで交わされた兄と妹との会話も面白かった!
詳しくは書けませんがね。
妹が兄の痛いところをズバリついて、兄が発奮。
「よくも言ったな。今に見てろよ!」
それが可笑しくてたまらない!
兄のそんな心意気を引き出すAの会話術には感心するばかり。
(朝の次男との会話内容も、夕方の長男との会話内容も、前日夜の会食時には出されなかったもの。
男兄弟がそろっている場面ではあえて出さなかったものなのです。母にはその気遣いが分かります。そして嬉しく感じたのでした。)
兄Hとは結局3日連続で会いました。
「たくさん話せて楽しかった。」
別れたあとのHから、こんなラインが届きました。
最後にデパ地下で職場と夫にお土産を買いました。
職場にはロイズのチョコレート菓子。
夫には、
炭焼きほうじ茶。
しそのお漬物。
酸っぱい梅干し。
そして、その日の晩ごはんにするお惣菜も買い上げて帰路につきました。
結局自分のものは一つも買わなかったな。
だけど、この日は兄妹間の会話を聞けたのが何より楽しかった。
いい時間でした。
地上に出ると、外は暗く、イルミネーションが綺麗でした。
Kちゃんも楽しい時間を満喫してホテルに帰着しました。
翌日は、早朝の特急に乗って帰ることにしました。
混雑が予想されたからです。
帰路
朝も暗いうちに、起き出して大荷物を抱えてホテルの外に。
タクシーを拾って駅まで!
明けきらぬ朝の時間。
忙しそうに歩いている人たちは日曜出勤の人たちかしら?
改札を抜けた待合室には、ストーブが設置されており、列車の入線を待つ人たちが寄り集まっていました。
札幌発オホーツク1号は、するすると動き出し、札幌を後にしました。
ガタンガタン…雪の峠を越えてゆきます。
白滝までやってくるとようやく我がエリアに戻って来たと感じます。
札幌の駅を見てきた目が、これを見る・・・。
うーーーーむ。
なんともいえない気持ちになりました。
そうネ!?
物物物の世界から脱出したような気分とでも言いましょうか。
きらびやかな札幌から、我が町にもどりホッと一息つきました。
これにて「札幌おのぼりさんの思い出語り」は終わりです。
明かされていない、ドジ話が実はまだあるのですがね。
こちらは、心の中に仕舞っておくことにいたします。