チラリのぞいて・・足を踏み入れる④

記事に先立ちまして・・・
 長男Hの編曲作品がアップされました。
こちらをまず紹介させて下さいな。

再生した上で、記事をスクロールしていただけたら嬉しいです!
www.youtube.com

今回手掛けたのは、槇原敬之氏の『ハングリー・スパイダー』。

多くの楽曲を世に出しておられる槇原氏ですが、Hが好む曲は限られているとのこと。
そしてこの曲は、好きな曲の一つだということです。

以下Wikipediaからの抜粋です。

「Hungry Spider」は、男女の恋愛模様を蜘蛛の巣にかかる蝶に喩えた楽曲となっている。
楽曲は、日本テレビ系ドラマ『ラビリンス』の主題歌として使用された。

シングル発売後の同年8月26日に覚醒剤取締法違反で槇原が逮捕されたことにより、CDが市場から回収された。(後に販売が再開されている)。

このような曰く付きの曲であったため、原曲の譜が出回っていなかったようです。
そんなわけでこの度はメロディ譜のみを参考にして作り上げたと申しておりました。

Hにとっては初の試みであり、これを習得できたことに喜びを感じておりました。


さてさて、本題に入りましょう。
引用の多い記事になります。
ご容赦下さいね。

考えることをやめられる???

 たまたま知った
津留晃一氏(故人)の存在。
その時から、彼が残したメッセージを読み始めている私です。

42個の項目を、1日に1つ開いては目を通します。
同じものを、何度も繰り返し読むこともあります。
なかなか難しい!
そもそも頭で理解できるものではないのです。
頭で理解しようとすると、むしろ遠ざかるようなのです。
ならば、どうやって?

津留氏のメッセージでは、このように語られています。
以下一部を紹介いたします。


「反応」の項目より一部抜粋します。

私はいつも、いつも考えてきました。何が正しいのか。
そして正しさを選び取ろうと生きてきました。
正しいものがあると信じ込んでいたからです。私の頭はいつも何が正しいのかを決めようと絶えず忙しく働き続けていました。

「正しい」「間違い」はない、と頭が理解した後もなおです。
頭ではわかっていながら、やっている事はいつも知らず知らずのうちに何が正しいのかを探しています。
ふと気付くとまたやっています。自分の中にいるもう一人が。

(改行はkyokoによる)

人は、当たり前の反応として、より良いもの、正しいことを追い求めてしまうものだ・・・とした上で、
しかし・・・・

「何が正しいのかを求める必要は無い!」

と津留氏は述べます。
どんな理由からなのでしょう。

考えて、考えて行動する人は、自分の行動に自信を持っています。自分が間違ってないと信じられるからです。
正しい人生を送りたいと考えている人は、常に自分が間違えていないかをチェックし続けています。
いつも意識して、意識して考え抜いて出した結論ほど、自我はその考えに対抗する意見には従えなくなってしまいます。
相手が間違っているとしかおもえないからです。
自分が正しいのであれば相手は間違っているに決まっていると発想するからです。
特に意見の対立がある場合にはさらに深く考えます。どちらが正しいのかを。
そして考え抜いて出した結論ほど修正が難しくなります。
あなたの目の前にある鏡からのメッセージが受け取りにくくなります。

(改行はkyokoによる)

頭で考え、答えを持つことによって、私たちの心は固く、狭くなりがちだということなのですね。

並行するようにこちらの話題も、お届けしたい。

素晴らしかった一冊

さて、たまさんが紹介して下さった本。
『喜びから人生を生きる!』

記事を読むや、
「欲しい!」
と思いました。
今の自分が求めているものだ!
と感じたのです。
メルカリにて即調達!!

とても感銘を受けました。
津留氏のメッセージと重なる文章が随所にあり、頷くことしきり。


次の文章…いかがでしょうか?

第15章「私が癌にかかった理由、そしてなぜ癒されたか」より一部抜粋。

臨死体験をしてから、特定の思想を強く信じていると、かえって自分に悪影響を及ぼすと学びました。一つの信念に基づいて行動すれば、自分が知ってる領域内だけに閉じこもり、結局自分の体験を制限することになるのです。(中略)
臨死体験後にわかったことですが、自分を自由にし、信念や不信から離れて、心をあらゆる可能性に開いた時、私は一番強い状態にあります。

私は、同じことを伝えているのだなあ!
と、思いましたよ。
重なる内容は他にもたくさん…。

この本の内容を、コンパクトにまとめるなど今ここではできないことをお伝えした上で、簡単な経緯を記しましょう。

著者であるアニータさんは、最も恐れていた癌という病に襲われ、とにもかくにも、その恐怖から逃れたく、ありとあらゆる治療を試みました。
ただし、身近な人の癌の闘病の様子をつぶさに見てきた彼女は、西洋医学的な治療だけは避けたかったのです。
「何が良い?」
「何が悪い?」
情報を得れば得るほど、忌避しなければならないものが増えていきました。
食べ物しかり、生活習慣しかり・・・・
そのうちに相反するものに出会います。
その度に混乱し、悩みは深まるのでした。

その間も病状はどんどんひどくなり、病院に担ぎ込まれたときには、「死」を待つばかりの身体になっていたのです。
彼女の身体は活動を止めます。

その最も深刻な状態のなか、アニータさん自身は至福に満たされていたのでした。

つまり、臨死体験へと誘われていたのです。
身体に戻ることを決めた彼女は、その直後から劇的な回復を遂げました。
医学的には前例をみない実例となりました。

この本は、そんな彼女から、私たちへのメッセージなのです。

「反応」「信念」「不信」から離れるために・・

 お二人からのメッセージを受け取った私ですが、やはり頭で「反応」するという習性はどうしたって起きてきます。
それを断つことはできやしません。
信念を持つことや、正負を判断することの価値は、私の中に未だこびりついていますしね。

津留氏は、そんな自分を
「あっ、またやっている」咎めることはなく、
「何が正しいのか決める必要なんかない」
という言葉を心の中で繰り返してみるといいですよ、と教えてくれています。

アニータさんは、日々の行いの根拠が「恐れ」であるのか?
「情熱」であるのか?立ち止まって感じてみることを勧めています。

アニータさんのメッセージは、話題にされることの多い『プラス思考』とも違います。
私はこの部分に強く惹かれました。
これに関しては、次の話題にすることにいたしましょう!!