開放された感じよ!

 始めてしまった「反戦歌特集」
中断しないように書いて書いて…一段落!
今はちょっとした開放感を味わっています。
気ままに書くスタイル!
これもまた楽し!です。

何を話題にしようかな?
一年ぶりに再燃した折り紙熱?
昨年、数か所をアバウトなままで終了させたステゴサウルスを今年も手掛け、何体も折りました。
納得のいくレベルには達しておりませんが、昨年よりはいくらかお手本に忠実なものが出来上がりました。
これは、また別の機会に。

手作り教材

 いつか記事に!と撮り置いた写真は、私のお仕事自慢ネタ。
こちらもお見せしたくてウズウズしていたんだ!

今私は安易に「お仕事自慢」という言葉を使いましたが、工夫した教材については、まっ、多少自慢しても悪くはないでしょう。
が、私の今の仕事に対する姿勢、担当児童に対する姿勢となると、これはもう、試行錯誤の連続。
先日も、大いに反省する事態に見舞われました。

守るべきもの、育むべきものを守れなかった、いや、守ろうとしなかった自分の失態は明白です。
私は、意地悪な気持ちでその子を追い詰めました。
湧き起こる自分の感情に、私は身を任せてしまったのです。
秘守義務というものがありますので、これ以上のことは書けませんが、私が自慢と銘打って披露するのは、あくまでも教材に関してです。
私の仕事そのものは、多くの未熟をはらみ、過ちと共に行われておりますの。
先にこれをお断りしておきましょう。

 私は現在特別支援学級に在席する男児の支援をしております。
支援員は、通常学級に配置されるのが本来の形かと思いますが、やむを得ない事情によりそのようになっています。

なかなかすんなりと学習に向かってはくれません。
そこで、あれやらこれやらと工夫を凝らし、上手くいったりいかなかったり・・・。

ウルトラマンプリント

 彼の大好きなウルトラマンシリーズ!
図書館で目に入ったこちらを借りてきたところ、大変気に入りました。
絵本『ウルトラマンとぼくらVS怪獣軍団』。

保育園に通う男の子がウルトラマンに変身し、怪獣をやっつける。
彼はこれを自分に重ねたのでしょうね。

 そこで、その少年の姿をコピーにとり、次々に怪獣をやっつけるプリントを作成しました。

各段階のレベルにいくため何ポイント足りないか?を考え、足りない分を手に入れるために、カードに書かれた課題(足し算・引き算・漢字の読みなどの問題)をやる。
怪獣の名前を読むことで、片仮名読みに慣れる。
そんなところに、わずかですが学習要素が取り入れられております。

道が何通りかあるので、倒しそびれた怪獣は始めに戻って、再び倒していくように作ったのですが、そのうち彼は勝手に横道をこしらえて自由に行き来。
足りないポイント()の計算は、あまり習熟の助けにはなりませんでした。

仮面ライダープリント

 
 次にこしらえたのが、仮面ライダー編。


これは、単純に課題をクリアしたら怪人をやっつけられたり、バイクを手に入れたりできるものです。
男の子は絵本のコピーである男の子をここでも活用。
腰に注目下さいな!!
ベルト装着にてスタート!!です。

課題はウルトラマン編と同じカードを使います。
カードったって、印刷室にたまっている不用物となった紙をなどを、トランプほどの大きさに切り、あらかじめ問題を書いておいただけのものです。
次の段階に進むために1問1答形式で3〜4問ずつ。

これくらいのテンポでないと、気持ちがそれてしまうのです。

力作!!『王さますすめすすめゲーム』

 
次はこちら!
皆さん!ダイヤモンドゲームってご存知ですか?
私の子ども時代に存在したボートゲームなのですが。
(若い職員の方に尋ねたら「知らない」とおっしゃっていました。)


 それにヒントを得て、2人対戦用のものを手作りしました。
材料費はタダ!
学校にあるものを利用して製作。
余っていた工作用のソフトボード、ピンは画鋲、コマは色画用紙を丸めたものですよ。
写真にはセットされていませんが、手前にはピンクの色画用紙を丸めたコマが並びます。

サイコロを2つ、これまた手作りして数字を書き入れました。
2つのサイコロの合計分、線に添って自分のコマを進めます。
先に、全てをお向かいの相手チームに配置できた方が勝ち。
ただし金と銀の王様のコマは、一番奥の玉座の場所に収めなければなりません。
自分のコマであれ、相手のコマであれ、ジャンプして飛び越すことができますが、相手の王様を飛び越すことはできません。
王様同士が対面したときは、ジャンケンして勝てば飛び越せます。
ここでは、ルールを守って遊ぶことと、サイコロの目を足し算するということが学習要素となります。

今は、1〜6までの数字をサイコロの目数としていますが、この数字の変えれば計算のバリエーションを少しずつ高度なものにできます。
また、片方に2桁の数を書いて、2つのサイコロの差を進むようにすれば引き算の練習にもなるでしょう。

ただし、そこに至るまでに、ゲームそのものに飽きてしまうかもしれません。
仮面ライダープリントは早くも飽きており、取り組むモチベーションは下がっています。

色板

 今少しでも時間が空けば、手作業を進めているのが「色板」作り。
あと数日で今年度の登校が終わるという時期ではありますが・・。

底辺3cmの二等辺三角形として、の形、の形・・・と10まで作っています。
同じ数字でも、並べ方によって数種類の形ができます。
形は違っても同じ数は同じ色にしておきます。

ノートに並んだ四つの図形は、どれも8の形です。、


数の合成を、目でみて感じてもらえるようにと考え作ってみました。
もちろん単に並べて形遊びするも良し!です。

来年度学ぶかけ算の学習にも利用できそう。
とはいえ、来年度の担当はまだ発表されていませんがね・・。


どうあれ、教材をあれこれ工夫するのはとても楽しい仕事です。

次回は、トランプゲームについて書きます。