夏至が近づく
カッコウが鳴き、日は長く、陽光きらめく北海道のこの季節・・と言いたいところですが、どんよりした日が続いています。
いっときの暑さが嘘のように肌寒いのです。リラ冷えというそうです。
リラ(ライラック)が咲く頃の冷え込みをさす言葉です。
季節が戻ったような気分です。
でも、庭の花たちはしっかりとバトンタッチを続けております。
庭の花々を貼り付けただけのブログです。
写真もスマホを使い、出勤前に大急ぎでカシャリとしただけのもの。
色々難があることは承知です。
今までに「春の庭」「初夏の庭」のタイトルで発信しましたので、その続きです。
増殖注意
我が家の庭は、宿根草と球根とこぼれ種で増える花々で成り立つ「安上がりガーデン」です。
しかし、なんでも増やせばいいものではありません。増殖注意の植物がいくつかあります。
名前が分からない黄色のこの花。・・・丈夫です。
そしてどんどんランナーを伸ばします。
放っておいたら庭中が黄色くなってしまいます。
でもこの時期の黄色は貴重なので、いくらか残して管理しております。
後ろに写っている白い花・・・マーガレットのようですが、フランス菊といいます。
これは,私の住む町には雑草のように咲いている野性的な植物です。
フランス菊は宿根であり、種での増殖も強烈です。
来年の管理を考えたら花が種を結ぶ前にカットする必要があります。
そうすれば、わさわさと伸びた茎が倒れて見苦しいことになりませんし、時期をおき、やや小ぶりの二番花を咲かせます。
* * *
このバラ・・・これに関しては植えた覚えはありません。いつの間にか生えていたのです。庭のそちこちにあります。
花は小ぶりで、咲いてはあっという間に散ってゆくのですが、
「ああ!!かわいい、美しい。」
私はこの姿と色に惹かれるのです。
管理不要・・毎年咲いてくれてありがとう。
鉄線です。毎年枯れ果てたような茎から芽を出し、花を咲かせます。
こんなに大きくなるとは知らず、色違いのものを並べて植えてしまいました。
この色が終わる頃、そちらの株の濃紺の花が咲きます。
(アバウトなお庭なので、オダマキまで写り込んでいます)
これはチャイブというハーブですよね。ここに越してきたとき、ハーブ好きの友達からいただいたものです。
みやこわすれです。あちこちに散らばるデイジーまで写り込んでいます。
スギナも混在しております。花が終わったら、ガッポリと土を掘り起こしてスギナを除去しましょう。
こちらジャーマンアイリスで良いのですかね?
大ぶりの花はあまり好まないのですが、小花ばかりの我が家の庭のアクセントになっているようです。
過保護にして見守る花
並んでいる二つの写真は同じ花です。
咲き始め(左側)はしらっちゃけていたのですが、しばらくしたら色味が増しました。
グランドカバーとして増やしたいのですが、なかなか増えず。
下から出できたスギナを抜いたりすると根が傷つくものか枯れてしまったりするのです。
最後にこちら・・・。小さな花火みたいでしょう?
綿毛のようなふわふわの種を結びます。
よってあちこちに生えるものの、株が毎年小ぶりになっていて減少傾向にありました。
ですから、こちらはフランス菊とは反対に種を取って代をつないでいきたい花だったのです。
が、、しかし、、、、先日夫が全部抜いちゃったあ!!!
出勤前のワタクシ「はあ?何してくれたのー!!」
と憤慨しましたよ。
しましたが、夫への苦情は差し控えております。
夫にとってはこのような花は雑草のように見えたのでしょう。
あらかじめ伝えておけば良かったのです。
ゴミ袋から投げ捨てられた花を拾って、庭の片隅に置きました。
ほら、たんぽぽなんて刈り取った先から綿毛になるでしょう。
この花の一部でもそのようにして種を結ばないかと思ったのです。無理かしら?
とりあえずは庭や敷地内に2、3本残っているその花を大事にして、貴重な種を毎年増やしてゆくことにします。
6月15日の追記・・・綿毛になりましたよ。
来年芽吹く余力を残しているかはわかりませんが。