30歳になった娘
雪は止みました。
そして今日から2月。
今回は占星術のネタになります。
昨日・・・1月末日は娘の誕生日でして、彼女は30歳になりました。
サターン・リターン期を抜けつつあるところです。
「サターン・リターン」とは、土星が出生時にあった場所に再び戻ってくることを指す、占星術の用語です。
公転周期が約29年の土星は、29歳のころに、それぞれの人の出生時の場所に戻ってまいります。
地球から見た土星は、見かけ上の逆行現象がありますので、その辺りを行ったり来たりするその時期を「サターン・リターン」期と呼びます。
そしてこの時期に人は、「試練」に向き合わされるというのです。
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私はありました。
長男も次男も・・・。
まあ、取り立てて試練のようなものを経験しませんてしたという方もいらっしゃるでしようし、逆に試練続きで、特にその時期を特定できませんという方もいらっしゃるてしょう。
そもそも、星回りと人生が連動するわけがないと思われる方も多いでしょう。
私だってよくわからない。
よくわからないながらも、子どもの誕生日にはホロスコープを作ってながめたりするのです。
山羊座の土星
昨年の誕生日の頃、土星は山羊座14度(手前)にありました。
今年は24度(越えたところ)にあります。
となりますと、昨年のある時期に「合」していたことになります。
その時期を探ってゆきますと、
まずは、3月20日頃、夫君と離れて暮らすために転居をした時期と大変近いことがわかりました。
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その地点を通過後、土星は逆行。
その過程で6月初め頃に2度目の「合」
順行に戻った土星は
昨年末のクリスマス時期に3たびめの「合」
別居後の二人の今後について、見通しを立てた頃のようです。
「試練」というワードに相応しい状況は、実はそれ以前にあり、昨年故郷へ戻ってからの生活は、むしろ落ち着きと安心を得ております。
しかし、この人生における転機が、土星回帰の時期と重なったのはやはり星回りによるものなのでしょうか?
高校卒業後、札幌で暮らし始めた娘でしたが、仕事は続かず、体調は安定せずで苦戦の連続でした。
それでも彼女は故郷に戻ってこようとはしませんてした。
「ここは嫌」
の一点張りだったのです。(最近の記事にも貼った過去記事で恐縮です。スルーして下さいね。)
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しかし、疲弊の極みとなった彼女が羽を休める場所として選んだのは「ここ」故郷だったのです。
私の手元に松村潔氏の著書『土星』があります。
”山羊座の土星”について書かれてあることが、娘の状況と符合するように感じられました。
もちろん、松村氏の言葉は、比喩的な表現であり、「山羊座に土星を持つ人がサターン・リターン時期に故郷に帰ってくる」という話でないのは承知しております。
その上で、抜き書きさせていただきます。
土星はもともと山羊座の支配星ですので、土星は山羊座にあるときに、もっとも典型的な働きをします。
山羊座、あるいは土星は均衡感覚というものを意味しています。空間の支配者として自分の立ち位置がはっきりしており、まっすぐ立っています。
(中略)
都会でいろいろチャレンジした人が、故郷に戻ると、目的もはっきりした上で制限を受け入れることができます。それと似て、山羊座の土星は「故郷に戻った土星」というわけなのです。
未発達の土星は閉鎖的でタブー意識だらけですが、発達した土星は締め付けず、加減のいいところで自分の領分の線引きをします。
そもそも土星は輪郭を作るので、この範囲の中ては安定し、多くを望まず、出過ぎずに節度をもちます。
(後略)
目的を定め、
制限を受け入れ、
多くを望まず
・・・という言葉が、娘の転居後の生活態度とマッチしているように感じます。